Categories: 美術鑑賞

美術鑑賞(2016年)

ルノワール、ダリ、ゴッホ、ゴーギャン他

  • ルノワール展(ピエール・ オーギュスト・ ルノワール/新国立美術館)
    2016年4月27日〜2016年8月22日

美術館通いが始まった最初の作品展。今までは、新婚旅行先での美術館巡り以外は、美術の教科書や雑誌や本のトピックくらいで、定期的に美術作品をみようとは思っていなかった。しかし、ふと、昔の人が様々な思いを持って描き、またそれを守り続けて、世界中のあらゆるところに偏在する作品が、ある人の思いで、ある期間その場所に集結し見られることって非常に恵まれていることなのだと思ったのだ。決して自分のものにはならないし、触れることさえできない、ただ離れたところから眺めるだけで、自分の人生にどう役立つ、幸せにするのか分からないが、学生時代好きだった絵描きを思い出しつつ、眺めてみたいと思った。この展示会では、ルノアールの超大作「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」、非常に圧倒され、しばらくその場で、色々な角度、距離から眺めていた。ルノワールの作品は、非常に繊細なタッチで、人物、物が非常に柔らかく感じられる。好きな画家である。<ARTADENDA>

  • ポンピドゥー・センター傑作展(東京都美術館)
    2016年6月11日〜2016年9月22日

フランスのポンピドゥー・センター建設にまつわる展示物や、その施設にあるアンリ・マティス、ピエール・ボナール、パブロ・ピカソ、マルク・シャガールなど著名な作品が1906年~1977年1年1作家1作品で取り上げられいた。<ARTAGENDA>

  • ダリ展(サルバドール・ダリ/新国立美術館)
    2016年9月14日〜2016年12月12日

シュールレアリスムのダリの名前は知っていたが、こうして間近に多くの作品をみると非常に不思議な気持ちになってきた。すべての作品の構図が奇抜で特徴的で、どうしてこういう絵を描くのだろうと感じさせるのである。どの作品も非常に緻密で、まるで写真を見ているような気になるので、非現実的(シュールリアリスム)なのだが、現実であるかのような錯覚に陥るのである。すっかり魅了されてしまった。また出会いたい作品群である。<ARTADENDA>

  • ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち(新国立美術館)
    2016年10月22日〜2017年1月15日

ルネッサンスの時期、ヴェネツィアの絵画も独自の進化を遂げ、鮮明な色を使う特徴があったようです。4m以上のサン・サルヴァドール聖堂にあるティツアーノ・ヴェチェッリオ作「受胎告知」は、きれいな色使いで非常に丁寧に作られていて、しばらく飽きずに色々位置を変えながら見上げてました。<ARTADENDA>

  • デトロイト美術館展(上野の森美術館)
    2016年10月7日〜2017年1月21日

クロード・モネ、パブロ・ピカソ、フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ、ヘンリ・マチス、エドガー・ドガ、ピエール・オーギュスト・ルノワール 、ポール・セザンヌ、ポール・ゴーギャンなど非常に豪華な作品が多数あり、楽しむことができた。特に、ピカソの抽象画前の「Woman seated in a armchair」、抽象画「Girl Reading」を見比べることができたのがうれしかった。<ARTADENDA>

  • ゴッホとゴーギャン展(フィンセント・ファン・ゴッホ、ポール・ゴーギャン/東京都美術館)
    2016年10月8日〜2016年12月18日

フィンセント・ファン・ゴッホとポール・ゴーギャンは、きっと気が合ったのだろう、約2か月間、南仏アルルで共同生活を送ったことがある。全く異なる作風の2人は、お互いに刺激しあって影響しあって自分の作風を模索する。ゴーギャンのタヒチを描いた作品が有名ですが、ひまわりも共同生活時に描いていることは知らなかった。<ARTADENDA>

  • マリー・アントワネット展(森アーツセンターギャラリー)
    2016年10月25日〜2017年2月26日

オーストリアで生を受け、フランスのルイ16世に嫁ぎ、37歳で公衆前で断頭台に上る。良くも悪くも、女性なら誰もが知っている、意識している女性である。展示会には、幅広い年齢層の女性が7、8割は占めていたように思う。アントワネットが、日ごろ使用した数多くの現物の食器から寝室や浴室の復元など、非常に興味深いものばかりだ。子供を大切にし、匿われている際の、親族との手紙。日本への関心も強かったとのこと。贅を尽くして市民の反感を買ったことが処刑に導かれる原因と言われているが、本当の彼女はどういう人だったのだろう、非常にきになった。<ARTADENDA>

Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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