最近、職種の関係で海外出張はめっきり減った。20~30代は、海外で日本と違う文化、景色、食事に触れることを非常に楽しんでいた。しかし、最近は、現地に着くとわくわくするのだが、道中の移動が面倒で、海外出張に強いモチベーションは湧かなくなった。(歳なんだろうなあ)
今まで、出張、旅行で色々な国を体験した。中でもヨーロッパは、いつ行っても心が湧きたつものがある。歴史的な文化、街並みが成熟していて、街のどのシーンを切り取っても絵になると思うからである。
昨年2018年6月のウィンブルドン、Wサッカーの頃、イギリスに出張することがあった。それも突然1週間前に話があり、初めは、部署の他の人に、「どうぞ」と言って譲ったのだが、正式に断られたので自分が行くことに。Mustの仕事は、月、火、プラス上長の計らいでディーラーコール1日が追加された。
当初日曜の夜に現地入りを考えていたが、出張を断った人から「折角なら日曜の朝から入ったら観光できるのに」と言われ、「それもそうか」と思い、日曜現地入りで調整した。
苦痛の移動を経て、ヒュースロー空港に7時くらいに着き入国審査。溢れんばかり人人人。約1時間掛かりイミグレーションをパス。セントラルロンドンに向けて列車に乗ったが、どうやら私が購入したチケットと乗った列車は会社が違うみたいで、チケットチェック時に判明。事情を話し、再購入の意思を伝えたが、カードしか受け付けられない、また、また私が持っているカードでは彼の持っている精算機では支払えないという事態になり、放免して頂き、イギリスの不便さと大らかさをいきなり感じた次第です。
パディントン駅に着き、歩いてホテルまで移動。20分くらいでホテルに着く。そこは、マーブルアーチのすぐ傍で非常に賑やかな場所だった。角にマクドナルドがあり、同じ匂いがしている。世界中どこに行ってもある。滞在中購入しないことを決意。チェックイン後早速観光に乗り出す。地下鉄(正式名はUnderground、愛称はTube)に乗ろうとすると、チケット券売機が、オイスター(Oyster card)というプリペイド交通カードと特定(ヨーロッパ内で流通している)のクレジットカードしか受け付けないため購入ができない。しょうがないので、1つ先のチューブ駅まで歩くことにした。幸い、隣駅では、キャッシュが使えたので一日券を購入した。
日曜は、大英博物館→ロンドン塔→タワーブリッジ→セント・ポール大聖堂→ホテル近くのイタリアンレストランで一人晩御飯。
月、火曜の朝は、7時からホテルに近いハイド・パークとケンジントン・ガーデン約8キロを走り、シャワー、ホテルで朝食を取って仕事場に行き、月曜夜は、フィッシュアンドチップスを一人で食べた。その後、ディーラーコールでJohn LewisとCurr’sに行く。火曜は、仕事相手のベルギーの方と二人でイタリアンレストランでお話ししながらお食事。話し相手がいると楽しいね。
水曜は、ビック・ベン→ロンドンアイ→ウェストミンスター寺院→ウェストミンスター大聖堂→バッキンガム宮殿(衛兵交代式)→ハロッズ→ホテルの傍のオーガニックコーヒーショップでテイクアウト。
木曜は、早朝5時過ぎに、タクシーで空港へ。非常に忙しい密度の濃い、あっという間のロンドン出張だった。
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