寝台特急サンライズ出雲
久しぶりの寝台特急。進化していました。
親の介護手伝いで帰省。普段は飛行機を使うが、今回は、寝台特急サンライズ出雲号を使った。かつて、ブルートレイン出雲号(2005年廃止)には、3回乗車したことがあったが、それ以来の寝台利用である。きっと出雲号より進化していると期待。
21:35 東京駅9番線にサンライズ出雲号、瀬戸号が入線。岡山まで、瀬戸号先頭に7号車ずつ計14両で連結されて走る。22:00ジャスト静かに走り出す。
サンライズ号は、A個室寝台(シングルデラックス)、B個室寝台(シングル、シングルツイン、ソロ、サンライズツイン)、ノビノビ座席がある。普通乗車券の他に、特急券、寝台券が必要になる。東京駅~出雲市駅まで、シングルで特急券+寝台券=10800円。ノビノビ座席だと、ベッドではないですが、横になることができます。特急券+寝台券=3740円。海外の方や学生の利用が多いようです。
トイレ、洗面所、ラウンジ(展望スペース)、シャワー室、飲料の自動販売機がありますが、食堂車は無いです。部屋のセキュリティーは、窓の外側に暗証番号入力機(ホテルの金庫みたい)で、ばっちりです。暗号番号忘れたと車掌さん読んでいた人がいました。
肝心な乗り心地ですが、以前の出雲号よりは、身長183㎝の私でも、上下方向は大丈夫でした。隣の声なども、通路に出るときの戸を閉める音、暗号キー入力時の音以外は、ほとんど聞こえませんでした。まあ、夜ですから、騒ぐ人もいないでしょう。ただ、いざ眠るとなると、ビール、ハイボールを一缶ずつ飲んだにも関わらず、揺れと、走る音がランダムにあるため、また、翌朝の岡山駅(6:27着)での駅弁を予約したため、受取が気になったためか、眠った気がせずに起床となってしまいました。途中、静岡駅を見たので、やはり眠れていないです。ですが、横になって足を伸ばせることは最低限の疲れはとれます。
旅のモチベーション駅弁。三好野本店のホームページから予約し、メールで確認があり、駅で、現金つり銭なしでの受け渡しです。5組(15人前)くらいが、出雲行の車両傍で受け渡しをしていました。岡山駅での連結解除プラスアルファの5分くらいの出来事です。岡山から発車する時、連結解除作業をされた作業の方が、ずっと列車に手を振っていたのが印象的でした。こういうのが「いいね」。
お弁当を食べながら、車窓を見て、倉敷から伯備線で、山陰米子に抜け、松江、テニス錦織君の故郷乃木駅で、ウインブルドンでの勝利を祈念しながら、終着駅出雲市駅に9:58到着です。約12時間の旅でした。
サンライズ瀬戸号は、高松終点です。四国、山陰に旅行の際は、利用してみるのも良いかもしれません。