新規ビジネス提案(審査本番)
新しいことは、多様性をもった視点のメンバーで成し遂げられる
オフィスの傍の贔屓しているお店「ボンジョルミ」を25日夜3人で予約していた。私から見れば一回り以上若いA氏とK氏と。この飲み会が、打ち上げ会になるか、残念反省会になるかは、昨年の9月くらいから少しずつ温め、ここ1か月で一気にブラシュアップした新規ビジネス提案が、会社の新規ビジネス創造を担当するマネージメント層に受け入れられるか、受け入れられないか、にかかっていた。
ちょっと緊張する気持ちよいプレゼンテーションの時間を久しぶりに体験することが出来た。審査委員の方々にも私たちの提案を好意的に受け入れてくれ、無事投資を頂くことになりました。(金額は内緒)これまた久しぶりに、アドバイス頂いたAS氏も含め皆で抱き合う体験もした。(この歳になると少々恥ずかしい)
飲みは、無事、打ち上げ会になりました。飲み会では、この日のプレゼンの状況や、ここまで持ってきたこれまでの出来事、今後の事業化に向けての進め方について気持ちを1つにする非常に有意義な時間だった。やはり、支えあう、刺激しあう、喜び合うという観点からプロジェクトは3人以上いないと難しいと改めて感じた次第です。
ここ1か月で計2回の研修とメールでのプレゼンと資料の見せ方、何より、この問題を思い詰めてきたエンジニアだけだと発想が難しいブレイクスルーのアドバイス含め親身にこの瞬間のために尽力いただいたAS氏との出会いが非常に有難いことだった。社内のA氏も、通常業務の忙しい時間を工面して、ピッチ資料改良とプレゼンの練習をやってくれたし、K氏も新規ビジネス系に向いているのだろうね、そういう鋭い視点の指摘もしてきた。こういったことが今回の結果に結びついたと心底思っている。1つでも欠けると確実に流れていた案件かもしれない。感謝です。
審査においては、大体以下のようなコメントを頂きました。
- 通常「技術」「商品」を世の中に使ってもらう視点の提案が多い中、「社会問題」への取り組みの視点が素晴らしい。
- 今の世の中にありそうでなかったサービス。ちょっとした発想の転換、どうして今までなかったのか不思議。
- 最近の新規ビジネス提案の中では、1,2を争う秀逸。(がんばった甲斐があります)
- まずは、ターゲットにブレず課題解決に取り組んで欲しい。そのターゲット層の先に、更に大きなビジネスが見えているところも良かったのかも。
もちろん、今回の「社会問題」に対して、提案したソリューション以外に、もっと異なるアプローチもあるし、もっと障壁の低い(技術的、安価に達成する)方法もあるが、いずれもメリットデメリットがいずれも存在し、世の中に実際に提案(発売)し、試行錯誤しないと、本当の正解は分からない。そこがビジネスの面白いところでもある。今回は、敢えて「難しい選択」をした。ビジネスのコアは、リカーリングビジネスです。
この先、事業化に向けて、検証フェーズ1、検証フェーズ2をクリアーしていかなくてはならないが、最先端の技術を勉強できる絶好のチャンスでもある。まずは、5か月間の検証フェーズ1で、ビジネスのコアとなる領域のアーキテクトをしっかりやる必要がある。なんとか、新しいイノベーションとして世の中に受け入れられ一人でも困っている人を助けられるよう頑張ります。