ずっと気になっていた横浜美術館の「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」。1月13日が最終日ということで、10日(金)に、いつものように夕方早退して芸術に触れにふらっと横浜みなとみらいへ。
上野の森美術館の「ゴッホ展」も行きそびれて気になったが、絵的に、ルノワールの柔らかいタッチの方が好きなのでルノワールを選択した。
タイトルの通り、ルノワールを含めて13人の絵を堪能できた。期待以上に良かったと思う。その13人は以下の通り。
今回の作品群は、日仏130周年友好と横浜美術館開館30周年を記念して、パリ「オランジェリー美術館」の「ジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨーム コレクション」69点です。ポール・ギヨームは、自動車修理工の傍らアフリカ彫刻の仲介業を経て、得たお金で、特にパリで活動する若い画家の美術品の収集に目覚めます。しかし、早くにお亡くなりになり、その遺志を継いだ妻ドメニカが、建築家であるジャン・ヴァルテルと再婚し146点を収集し、「オランジェリー美術館」に収蔵するに至っているそうです。
今回、ルノワール、アンリ・ルソー、パブロ・ピカソの作品を堪能することができたのがうれしかった。ピカソの「青の時代」「バラ色の時代」「キュビズムの時代」「新古典主義時代」「シュールレアリズムの時代」の流れを作品で確認できたことが何よりだった。<ARTAGENDA>
今回の「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」とは別に、横浜開国時の浮世絵作品、開国頃の主に神奈川を中心に全国の景勝地の写真、絵画の作品展は、ついでの割に、結構楽しめた。こちらの展示はいつまであるかは把握していないです。当時の江ノ島、戸塚は、作品のほんの一部ですが今の街並みから想像もできないくらい田舎(当然建物が無い)です。
夕方に、美術館に入って、帰りは夜景を見ることができ、満足な2時間半でした。いつも買い物で横眼には見ていた横浜美術館、実は、今回初めて利用でした。