SUP(9回目)
波乗り3本、うち2本は、立ったままの満足のいくロングライド。
いよいよ2019年ゴールデンウィークから始めたSUP(Stand Up Paddle Surfing)も9回目になった。本当は、もっとのめり込んで毎週のようにやりたい気持ちと格闘しながら、家族、自分の都合と相談しながら結果的に月1回ペースでやってきた。
21日(金)、会社で重要な会議設定もなく、コロナ新型肺炎の話もあり、天気予報では、21日最高のコンディション(晴れ、風なし)なので、これは、フレックスホリデー(休暇)を取っていくしかないと思い、Zushi Oceans Clubに予約をした。2月1日以来である。
当日、日差しが強く、冬とは思えない天候。逗子海岸は、やはり平日の冬なのでこのように閑散としている。波は、フラット、ポイントは、時々白波が立っているように遠目では見える。沖には、ヨットが10艇以上浮遊している。江ノ島は見えるが、富士山は生憎雲などに隠れてクリアではない。風は、予想よりちょっと強い感じ。
前回、座ってから波に乗って立ち上がることが出来たので、これからは立ったまま波乗りが目標になる。
メンバーの方が男女3名と、ビジターでは私一人。担当は、前回同様RYさん。彼は、非常に記憶力がよく、お客さんと、以前どういうことをしたかをよく覚えているのです。今回も、前回の風、波の状況ともちろん私が出来たこと、出来なかったことを思い出しながら話しかけてきます。素晴らしいです。
今日は、もっと軽いボードに挑戦。波乗りしやすい分、バランスがとりにくくなるそうです。RYさんと2人で、ポイントに向かいます。途中、ボード上のスタンスを真横ではなく多少前後にした方が、もっと効率よく漕げるとのアドバイスをもらいました。基本的に、真っすぐ漕げているとのことでしたが、明確に目標を決めてパドルの漕ぎ方で微調整をしながら進むことのヒントもくれた。
さて、ポイント手前から、結構うねりがあり、ボードがフワフワっと浮遊する感じで、最初の頃なら、確実に落水していたこと間違いなしです。確かに、この軽いボード進みやすい分、横波などの影響も受けやすいことが分かります。何とかクリアし、ポイントで立ったまま良い波を待ちます。
1kmくらい漕いでここまで来たこと、また日差しがあるので、ボード上で波を待つ間は、体がポカポカする。しかし、良い波を待つ間も、膝くらいの良くない波が、ふわっと来るので、その波をやり過ごす必要があり気を抜くと簡単に落水します。っと思っていると、みごとまた落水。波以外の風景や他の人の波乗りを見ていると、突然の波に対処できないです。メンバーの方は、それをうまくやり過ごすので、まだまだ初心者なので体を張るしかないです。
落ちると、やはり、冷たい海水。1回目は、火照った体温を冷やすので「気持ちイー」と思ったのですが、3回くらい落水すると、もう膝が震えるくらいになってきました。合計6回落水したのですが、最後は、足先の感覚がなくなっていました。ウェットスーツが自前ではないのも要因の一つだと思います。
落水しながらも、3本波に乗れました。1本目は、まず波に乗る感覚を思い出すため、座って波に乗り、そこから立つ。そうそうこれこれ、この海の上を何の抵抗もなく浮遊する感覚、波に乗ると、ボードが推進力で安定するので立ち上げるのも比較的簡単に立ち上がれます。結構長い距離乗れました。
繰り返しの落水で寒さで、足が震えながらも、これからは立って乗る決意。立つポジションや重心の掛け方を、波の状況によって変える必要があると習うのですが、どうしても、ヘッドが、海面に刺さり、転覆します。こういったRYさんのアドバイスと掛け声と共に、新たな波が来るとパドルを漕ぎ始めます。すると、「あれ?乗っている?」乗ったまま、(気持ちでは)100m弱は移動していました。最後は、転覆せず波を越えて元居た場所に戻ることが出来ました。
3本目は、RYさんが、ちょっと小さい波の時に、「漕いでください」というので、1,2回しっかり深く漕ぐと、また、すーっと運ばれる。いやーこの感覚病みつきになりますよ。「大谷さんの推進力なら小さい波でも行けるかなと思って声かけました」とのこと。冬の冷たい海でなければ、落水を恐れることなく、何本もチャレンジできるのに!まず、次回が記念すべき10回目になります。これから、段々温かくなり、1年目になるゴールデンウィークに向かいます。1年後の成長が楽しみに。RYさん、今回のほぼマンツーマン指導ありがとうございました。平日に来たメリット絶大でした。
- 移動時真っすぐ漕ぐためのパドルの漕ぎ方。右に流される、寄っていく場合、左側に重心を掛け、左斜め前方にパドルを差し込み引き寄せる感じで、後方浅く掻く。
- 乗りたい波を決めたら、10数メールのところで波の進行方向にボードの向きを変えひと掻き、ふた掻き加速し、斜め後ろを見て波に状況を見ながら、しっかり深く(早く浅く漕ぐとスピードにならない)漕ぎ、波に乗る。
- 波のブレイクする場所を見極める。自分のところでない場合は、人に譲って無理をしない。特に、初心者なので、周囲の人に迷惑を掛けないように心がける。
- 波に乗る場合は、クルーズするよりも後ろ気味に立ち、重心を後方に下げヘッドが海面に刺さらないようにする。
- ただし、重心を低く前傾姿勢を保ち、スタンスは、斜め45度で正面を見るようにした方が安定する。
レッスン前後で、見知らないメンバーの方とのSUPについてのちょっとした会話も気分転換に良かったです。(波乗りの写真はありませんでした)
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