今回は、私のアクティブティではなく、妻のアクティブティになる。「確定申告(Wiki)」「青色申告(Wiki)」の話である。
サラリーマンである自分にとっては余り縁のない世界なのだが、3回税務署に確定申告をやりに行ったことがある。
1回目は、20年以上前の長男が誕生した年。(次男の時は、ごめん、覚えていない。。。行ったかも。。。)2回目は、8年前に自宅購入し、住宅ローンを組んだ年。(2年目以降は、会社に、税務署でもらった申告書と銀行残高証明書を出すだけ)3回目は、2,3年前の歯のインプラント(40万円強)や諸々の医療費が掛かった年。
つまり、サラリーマンである私は、2000万円以上の収入がないので上記以外確定申告する必要がないとも言える。(苦笑)
3回目のときは、政府のe-Taxサイトでひな形(Excel)をダウンロード。パソコンでひたすら領収書とにらめっこし、日付、項目、支払先、カテゴリー(用途)、金額を入力し印刷。そして、されらの領収書をぺたぺたと貼り付けた紙と申告書を持って行った記憶がある。
先日、妻が、確定申告するとのことで、妻は自力でe-Taxを完了させた。
昨年から、にわかにパソコンを触り始め、エクセルの本をにらめっこしていた妻が、e-Tax完了とのこと、結構、「へー、やるじゃん」と思ってしまった。
話によると、はじめ管轄の税務署に、受付時間を過ぎて行ったらしい。やっと辿り着いた感満載で受付にいくと、事務的には受付できないが、自宅に「パソコンを持っている」ということで、その場でe-Taxを紹介されたらしい。マイナンバーの通知書と免許証を提示し、e-Taxに必要なログインIDとパスワードを受け取って、この週末、国のe-Taxサイトで申告をしたらしい。
どうやら、この仕組み、「平成31年度税制改正等において、国税関係手続の簡素化」ができているようで、「所得税申告」などいくつかの手続きに、従来必要だった「住民票の写し等の各種書類の添付が不要」になったようです。
つまり、サラリーマンも、数年前に会社にマイナンバー関連の情報を提供したのと同様に、アルバイトの方たちも、自分のマイナンバー情報をアルバイト先に提供している。株投資信託も同様。よって税の申告を受ける側としては、主だった収入について把握しているので、複数の収入先がある場合、それらを紐づけさえできれば良いということのようです。だから、源泉徴収票などは不要とのこと。
妻は、「e-Taxで提出 ID・パスワード方式」を利用したようである。これには、事前に税務署で受け取った「ID・パスワード方式の届出完了通知」でログイン。その後、マイナンバー関係の番号と、勤務先についての情報をインプットすると、その場で納税額が表示されるとのこと。後は税務署でもらってきた「振込用紙」に、納税金額を記載して振り込めば所得税の対応は終わり。別途、住民税の支払い請求が来るらしいので、それに対応すれば完了のようである。
他の2つの方式。1つ目は、マイナンバーカードと「ICカードリーダー/ライター」PaSoRiなど(2200円~3000円くらい)があれば簡単にできるようですね。もう一つは、印刷して郵送する方法。
マイナンバー導入で、私自身は恩恵をまだ感じたことはないですが、便利になっているのですね。でも、主だった国は、当たり前にやっている仕組みのような気もします。日本国、やっとここまで来ました。ところで、e-Taxのサイト、賑やか過ぎて、入り口がいっぱいあってすごく分かりにくい。が、行った先は結局同じようなところに繋がっているので問題はないのだが。。。
今後、10年来の株投資、ふるさと納税もやっていこうと思うので、自分にも恩恵が出てくるかもしれない。