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テレワーク勤務(1週間経過)

1週間経つと、良いところ、悪いところ、慣れるところが明確に出てくる。

3月2日(月)~6日(金)の1週間テレワークでの勤務を行ってきた。

同じ会社の方がFacebookやテレワーク会議の空いた時間で言っていることだが、1週間行ってきて気になったことをメモしておく。

■良いこと。

  • 睡眠時間がしっかりとれる。

今までは、1時前に寝て、6時20分に起きる生活で、5時間半くらいの睡眠時間。朝の通勤時間に30分目をつぶることで日々こなしてきた。昼ご飯を食べると睡魔が襲ってくる。この1週間は、12時頃寝て、7時頃起きる生活なので、理想的な7時間睡眠が出来ている。もちろん、夜まで眠くない。

  • 通勤時間のストレスやコロナ、インフルエンザに掛かるリスクが減る。

まあ、このためのテレワークなのだからそうなのだが、会社にいくために電車の時間に間に合うように1つ1つこなしていかなければいけない緊張感はない。通勤時間に付けているマスクも家では不要なので、息苦しさやマスク消費の不安も払拭される。

  • 会議の設定が楽

「準備」のところでも書いたが、会議設定時に、会議室などの場所の空き具合を考える手間がなくなり、随分と設定が楽になった。また、緊急案件がない場合、会議が中止になり自分の時間が確保しやすい。メールで済ませる物は済ませられる。

  • 過度な身だしなみに割く時間が不要

そうそう、テレ会議では、動画を写さない。(WebEXでは相手のイニシャル表示)よって、相手が見えない。そのメリットとして、身だしなみを気にしなくても良い。これは、特に女性は、化粧やヘアスタイルの手入れが不要になるので非常に楽だと思う。男性も髭剃り、ヘアスタイルが無くても仕事ができる。でも家だからと言って、最低限の服装(宅急便の受け取りに出ても恥ずかしくない部屋着)は整えておきたいですね。

■悪いこと。

  • ネットワークでの各種システムへのアクセス性が悪い。

これは、かなりストレスになる。RAS(Remote Access System)を使うと、9時~19時の間は、非常に動きが悪く、しばらく作業が止まることがあった。サーバー内のデータ取得、部品表や費用処理のシステムは、さっぱりできないので、時間外(深夜や早朝)の対応で逃げるしかない。2日、3日は、このRAS経由でテレ会議(WebEX)をしたが、共有画面の切り替えでハングったりした。4日以降、ブラウザの設定における問題と分かり、RASをOFFしての会議が出来、大きな問題は回避できた。ただ、会議に参加する人で、音声が聞けない、話せないなどの問題や、会議自体に参加できない人も居て、5日時点でも徐々に解決している状況。RASを使わないOffice365でOutlookを使うとストレスが減るが、状況によって、RASのオン、オフを都度切り替え、複数認証でスマホSMSに通知される暗号でログインするなど手間もある。慣れていくしかないのかもしれない。

  • 運動不足になる

家に居ての仕事なので、基本、朝8時~夜18時、パソコンのある机にほぼほぼ座って、食事の時間のみリビングに降りていく。かと言って折角の睡眠時間を削ってまで朝からジョギングして疲れるのも嫌なので、5日の昼は、45分の休みのうち、25分走ってから食事をして午後の仕事に臨んだ。随分と気分的に良くなりましたが、まだまだ物足りない感じが残ります。週一日のジムでのトレーニングは、効果的なのですが感染回避のため行かない方がよいので他にリスクの低い対応が必要。そこで6日の午前は会議が無いので半休を宣言し、天気が良かったので、SUP(関連ブログ)をやりに海に行き平日の半日を満喫し午後の仕事に取り掛かりました。普段、階段や道路の歩行だけでもいい運動だったと思うと、こういう風に、時間を作って体力や精神的なストレスを発散していかないと辛くなります。

  • 仕事と家事の両立が必須になる

テレワーク勤務がなくても、朝ごはんは、家族の分をつくることが多い。昼ごはんは、妻が、週4日アルバイトなので、半日以上居ない。自分だけなら、適当に作って済ませられるのだが、春休み、大学生の2人の子供もいる。彼らの分も作るとなると結構大変。夜ご飯は、妻が早く帰るときには、作ってくれることもあるが、私が18時過ぎから作り始めることも多い。掃除機や洗濯も担当することになる。仕事の合間の息抜きも家事担当で、休む暇がない。良い主夫をしている。

  • スイッチのオンオフが難しい

数十分の通勤時間(私の場合は、電車1時間+徒歩5分)は、家にいるオフモードから会社で勤務するオンモードへ移行するのに、本を読んだり、英語を聞いたり、目をつぶったりでメリハリをつけやすかったが、テレワークになると、その時間がないので、本読むのも、英語聞くのも、仕事後食事作り、食べて、洗って、妻と話して、お風呂に入っての後の21時以降の3時間の中での調整になる。このようにブログを書いていると、すぐ1時間、2時間掛かるので、結局中途半端になってしまう。なかなか切り替えが難しい。

  • 相手の見えない会議での雰囲気分からない

会議主催者を週いくつか行っているが、動画での会議ではないため、相手の顔が見えない。会議進行上、「何か質問はないですか」「よろしいでしょうか」と問うシーンがある。通常相手の顔が見えれば、何か言いたそうだな、考えているのでもう少し待とうかな、と思うが、それが全く分からない。結局、質問を投げかけて5秒待ち、「いいですか」と再度振り、更に5秒くらい待って「次進みます」とやっている。特に、大きな問題は今のところなさそう。

■まとめ

今、日本中、いや世界中でコロナ感染拡大を抑える必要があるので踏ん張り時である。この1週間で、感染状況は大きく変わっていないので、5日に来週も継続テレワーク勤務を強く推奨との判断が行われたので、来週もネットワークのストレスは継続あるものの、この1週間で体験したことを振り返りつつ自分をコントロールしながらストレス発散をきちんとやっていく必要があるな、と思う。仕事によっては、テレワークが出来ないものもあるが、ある別の会社(一部上場)の人と話したところ、「社員の勤務時間、態度が管理できないのでテレワークに移行できない」とのことらしい。ちょっと隔世の感、時代に遅れている感じがしました。きちんとした人事制度があり社員を信頼することをすれば、ほとんどの人は真面目に時間管理して仕事しますよ。日本の大企業も、まだまだというところが多いですね。

エルゴヒューマンの椅子

こんなに長時間机の上でパソコン業務したことが無かった気がする。この1週間続けてきて思うのは、10年前に購入した「エルゴヒューマン」の椅子(ちょっと高いのですが)で、随分と快適です。腰、お尻などが痛くならないのは、ストレスをかなり下げてくれています。感謝ですね。

Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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