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SUP(13回目)

嵐の去ったあとの空気は澄んでいて気持ちがいい。波は、ビーチブレイクの良い状態だが。。。

海の上なので、3密にはならないが、それでも回数控えるために我慢を重ね、3週間ぶりのSUP(Stand Up Paddle Surfing)です。

1週間前に次男から教えてもらった「Windy」というスマホアプリをインストールしていたので、ここ1週間の風、波、潮の満ち引きを確認していた。本当は、平日に行きたかったが、会議が飛び石で入っていたので、休むこともできず、結局週末に行くことに。

風は、2日前の情報とは異なりオフショア5~6m/s、波は、それなり、潮は、午前9時が干潮なので、10時は満ちてくる最初のところ。前々回のように、ウニの居るところだと、結構気を遣うことになりそう。と思いながら、前日の豪雨の中、昼頃予約のメールを入れた。

逗子海岸 富士山、江ノ島(2020年4月19日)

そして当日、何だか、ワクワク感と、不安感というのか程よい緊張感が体を走る。SUPは自然に対峙するため、最悪命が掛かることからきているのかよく分からない。こういう気持ちって、普段なかなか体感しなくなったぁと思う。会社の新規ビジネスのピッチとか、更にその前だと、学会やプロモーションの講演会のスピーチとか、結構緊張したなぁ。日々、緊張感の無い会社生活を送っているということだな。自戒の念あるが、新しいことに挑戦しない限りそういう気持ちは生まれてこないよな。特に、テレワークで1か月半以上過ぎると、通勤という緊張感(On/Offの切り替え)もなくなってきたので、SUPの体験は非常に重要とさえ思い始めた。

逗子海岸 時より胸の高さの波(2020年4月19日)

さて、9時25分過ぎに自転車で10分少々で、まず逗子海岸に着き、海の様子を確認。まず、正面に、富士山がくっきりと飛び込んできました。その手前の江ノ島も昨日の雨のためか、空気が澄んでいるのでしょう。逗子大崎の辺りは、大きな白波がひっきりなしに打ち寄せている。その波がブレイクして、海岸にも私にとっては十分なサイズの波が時々打ち寄せています。ビーチブレイク最高の日になりそうです。

逗子海岸 ひとがそれなりに居る(2020年4月19日)

海岸には、昨晩の時化で、海草や木々の漂流物が多く、また、10時前なのに、人がそれなりに出てきています。公園も色々規制されているので、海に来てしまうのでしょうね。道路もまあまあ車が走っています。どこに行くのだろう。駐車場は使えないところが多いよね。

写真を撮った後、販売機でお水を買って、Zushi OCEANS CLUBへ。

やはり、週末のビーチブレイク、SUPの波乗り屋には絶好の日なので、メンバーの方が10人くらい。ビジターは、私ぐらいかな。女性も3,4人。3密を避けなければいけないので、極力人とは話さないようにし、話しても、屋外で2メートル以上確実に離れて話すことを心がける。

準備運動の後、やはり今日は、ビーチブレイクを楽しむようです。一番人が混んでいるところ(一番大きな良い波が来るところ)は、上手な人でないと、邪魔になるので、私は、そこから外れたところで波乗りを楽しむ。

今日は、波乗りということで、ボード上では練習も兼ねてサーフスタンスで移動と波待ちをする。しばらく来ないときは、サーフスタンスで、ターンの練習。

ところが、良い波が来る前のうねりで、最初の1時間は、ことごとく落水。サーフスタンスなので、うねりに対してバランスはとりにくいものの、今までの練習、コーチが全く生かされていない。かなりショックでした。波に乗ろうとしても、乗り遅れ(推進力がきちんと出ていない)、あるいは、ノーズが突き刺さって転覆。落ちては、ボードの上に上がり、落ちてはボードの上に上がりを繰り返し。そこから、少しずつ慣れてきて、波に乗れるようになってきました。結局きちんと乗れたのは5回でした。

ポイントは、ボードの後方に立って、重心を後方にしノーズを上げつつ、態勢は、しっかり中腰で、前足に体重をかける。これが、きちんとできると長いライドができました。MTさんにも注意されたことです。MTさんにもう一つ強く指導されたのは、パドルの持ち替え方法でした。この持ち替え時に、姿勢が崩れ、落水しているとのこと。多くの人を見ているのに、よく見ているな。

たった5本しか乗れなかったけど(コンディションから10本は乗りたかった)まあまあストレス発散出来ました。最後、浜に上がると、多分私が初めてSUPした以来に近所の方にお会いした。先方から声を掛けて頂いた。ボード、パドル、ウエットスーツを買いそろえたとのこと。全部で、30~40万円以上掛けたらしい。凄いなあ~。買いたいけど、お許しが出ないよなぁ。そこ方とオーナーMTさんからは、メンバーになったらと強く誘いが。。。そろそろ1年になるからな。

帰り支度も、3密を避け、会話もせず、唯一MKさんからは、パドルの持ち替えの宿題を言い渡された(笑)。

  • パドルの持ち替えは、パドルを上にあげる際に、グリップ側の手を外し、シャフトを持つ手を向かい入れる。パドルを外した手は、目の前に位置したまま、シャフトを軽く支えて置く。そこに、シャフト側の手はシャフトを持ったまま目の前まで持ってくる。そして、目の前で手が合わさった時に、上下を変えて、シャフトを持ち手を交代する。そして、シャフトを下に下ろし、グリップが目の前に来たところで、反対の手で握る。そのまま漕ぐ。(変な癖がついていたので、修正です。)
  • 先ほども書きましたが、波に乗る際の姿勢、ボードの後ろにサーフスタンスで乗り、中腰で前足に重心を掛ける。そして、前方を見る。

次回も、良い波があると良いな。

Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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