日本国中、いや世界中で、可能な人はテレワーク中心の業務になってきた。そういう中、仕事だけでなく、ちょっとした息抜きのイベントとして「オンライン飲み会」に脚光が当たっている。ZOOM飲みという言葉でバズっていたりする。
テレワークでは、会社によっては、ビデオがOnだったりOffだったりするのだが、この「オンライン飲み会」では、ビデオをOnにして、相手、場合により複数人と、お酒片手に近況報告、雑談をしたりし、外出自粛のストレスを解消するのに役立っている。
確かに、テレワークの業務中、少人数の会議では多少開始時間まで雑談はすることもあるが、うちの会社は、ビデオはOffなので、相手の顔、表情は分からない。声の張り、話す内容で、「元気そうだな」と判断して、「良かったよかった」と思う。
出社規制、外出自粛の中で、家族以外の人と話すこと自体、非常にストレス解消になるのだけども、相手の顔が見えない中で会話をすることは、まさに電話で、色々相手の状況を想像しながら話すのでストレスがついて回る。
先週金曜日24日に、17時過ぎに、昔の職場の後輩YBさんからネット上で声を掛けられビデオをOnにして、20分くらい近況を話し合った。数か月振りに声が聴け、姿が見えたので非常に楽しく会話が出来た。ビデオだと、相手の視線、全体の雰囲気がはっきり分からない上に、動作も滑らかではないので違和感があるものの、ビデオOffの電話より安心感がある。「GW中に1回オンライン飲み会やろうな」と言って通信を切った。
続いて月曜日27日、19時過ぎまで仕事をして、Web打刻で「業務終了」をし、「さてと、晩御飯でも作ろうか」と思っているところに、LINEで、「逗子飲み」のグループ(鎌倉、逗子、金沢付近に住んでいる会社の飲み仲間)に、「グループビデオ通話が開始されました。」のメッセージがIWさんから発信されているのに気づいた。「参加」ボタンを押したところ、IWさん、直後に、MYさんの顔が写り何かワーワーしているうちに、IWさんの通信が切れた。どうやらIWさんは、街中を歩いているようで、通信状態が良くなかったようです。MYには、これから晩御飯を作る旨を伝えて、「後程」ということで通信を切った。
食後片付けも完璧にし、ビール缶と辛子明太子、ウニせんべいを持って、自室に戻る。スマホのLINEを起動し、「逗子飲み」グループで、ビデオ音声通話を試みるも、なかなかどなたも出ず。2,3回やっているうちに、IWさんと繋がり、人生初の「オンライン飲み会」が開始された。
IWさんは、今、中国に居るので、お部屋の事、会社の環境、街の状況、食事環境、世の中の事などだらだらと1時間強話続けた。グループには、5人登録されているので、その内誰かが入ってくると思っていたのだけども、誰も入って来ず、2人で話し続けました。IWさんとは、中国がコロナ騒ぎの頃に、日本で飲んでいて、中国が収束し始めたときに、中国に戻られたので、2月初め以来の会話となる。Facebookでは、何となくお互いの状況が分かっているとは思うが、こうして顔をみて話すと、元気そうな姿が見えて良かったと思った。異国での単身赴任なので、結構話し相手に苦労しているのではないかと、勝手に気にしていたり。やはり、画面で相手を見ると、カメラはズレた所にあるので目線はピタッと合わないけども、ほっとしますね。
中国では、LINE、Facebookは通常のネットワークでは使えないので、VPNでないと駄目らしく、街中、自宅でも不安定らしい。中国では、もっぱらWeChatらしく、支払いも、電子のみで、現金は使わないらしい。
実は、IWさんも「オンライン飲み会」は、初めてだったらしい。初めて同士ですがうまくできました!
ただ、「オンライン飲み会」は、Offの気分で会話が長々とできる環境があるのかが重要だなとは思いました。一人生活、自分の部屋がある、家族が気に掛けない、あるいは、歓迎してくれるなど。
このGW中に、あと2回くらいは、「オンライン飲み会」あるかな?楽しみです。