SUP(20回目)/ Standup Paddle Surfing

うねりも波もまあまあのサイズ。初めは、パドル操作練習でうねりと波対策。その後に、2本波乗り。

この4連休のうち半日2日間、中一日空けてのレッスンを受けました。今月5回中4回目になります。

夜中は、嵐のような雨風がずーっと続き、目が覚め、その後、寝たり起きたりが繰り返したので、すっきりとした目覚めにはなりませんでした。朝9時頃も、大粒の雨が降っては止む状況でした。(午後からも、警戒レベル3になりました)

幸い、出かけるときには、雨が上がっていたので、影響はありませんでした。

風は、アプリによると、南風8m/秒(まあまあ)、波80㎝(まあまあ)、晴れと曇りが混在している感じで、富士山は、裾野がそこそこクリアに見える感じでしたが、頂上は雲に覆われ拝めませんでした。

逗子海岸 東浜から江ノ島、富士山望む / Mt.Fuji and Enoshima from Zushi Beach (2020 July 26th)

この日は、スタッフの方4名含めて20名くらいでした。

先回、終了前にクロスボーターン(Cross Bow Turn)のコツを教えてくださったTRさんから、レッスン前に更なるレクチャーを頂きました。

  • クロスボーターン(Youtube: How to teach paddleboarding: Cross Nose Draw)は、出来るだけ遠くの水をキャッチするために、パドルの手の間隔を狭めて、足首、膝を曲げて低い姿勢にする。
  • 曲がりたい方向に足首から体全体をねじり視線を向け、パドルを曲がりたい方向の海中に差し込み、パドルで水をキャッチして、そのままの視線の状態で、体を回転させ、ねじれを解放するイメージ。(体、足でボードを回転させるイメージ)
  • 前方へのパドルで漕いで進むときは、斜め前にパドルを差し込み、膝、足首を曲げて、パドルに体重をかけ、そして水をキャッチする。その時、足は内腿に意識し、パドルを差し込んだ反対側の膝をパドル側にねじるように、ボードを押し出すイメージが良い。
  • また、バスケットボールのドリブルのような手首の使い方(柔軟性)をするイメージが良い。
逗子海岸 東浜 朝10時前 / Zushi Beach (2020 July 26th)

トレーナーの小林さんからは、サーフスタンスで漕ぐ、曲がる際の説明が、海上に出る前にあった。

  • サーフスタンスは、非常に不安定な乗り方で、足を前後に位置し、重心の位置をボードの後ろに移動させることでノーズを上げる。(ノーズが上がることで、波に刺さらない。)この際、ボードのノーズが上がってボードが斜めの状態になってもボードに真っすぐ立っていると、後ろにひっくり返るので、体自体は、前に残したようにする
  • 小林さん自身は、パラレルスタンスのまま、ノーズを上げるコントロールがしやすい、ボード中央より少し後ろに立ち位置をとり、重心を少し後ろに掛けるようにしているそうです。(サーフスタンスより左右の揺れに強い)
  • サーフスタンスで、向きをコントロールする際には、パドルの差し込む位置は、前後、左右4か所ある。それを、パドルの持ち手を変えると8か所ある、これをうまく使うことで対応していく。(ん~、理屈は分かるが、消化しきれなかったです。)

海上に出ると、TRさんが、実践で教示してくれたお掛けで、理解が高まりました。

その後、小林さんに連なって沖に向かいます。

先回と違って、結構うねりが大きかったです。油断をすると落水する感じでしたが、今までに習った目線を遠くにし、パドル操作と体重の掛け方、足腰の使い方、水のキャッチを心がけることで、何とか問題なくポイントまで辿り着きました。

途中、皆を待っている時も、パドルを海中に入れ、コントロールすることで、大きなうねりでも、バランス良く立てることを実践しました。(動いていないと不安定になる、自転車やバイクと同じ)

ポイントに着くと、SUPの人やサーファーが、最も大きく良い波が来るベストなポジションで、順番待ちをしながら波乗りを楽しんでいます。

私たちは、初心者なので、ポイントからずれたところで波越えの練習です。それでも、6、7秒置きに、腿腰の波が来て、時折、腰胸の大きな波が来たりで、結構スリルがありました。

小林さんから、波乗りのポジションを指定され、そこで波乗りです。しかし、風で流され、その位置を守れないため、「ちゃんと首を回して位置を見て!視野が狭いよ!」と何度もご指摘を頂く(汗)。

1回目は、ノーズが刺さり失敗。揉みクチャになります。本来なら、すぐに横に逃げないといけないのですが、次来る波で、なかなかボード上に登れない。

2本目は、ロングライドができました。初めは、ノーズが刺さりそうだったので、後ろに重心を掛けて回避。その後、ボードの進行方向が斜めになりクラッシュしそうだったところに「落ちないで!」と小林さんの激が飛び、踏ん張ったところ、長く乗れました。ただ、乗り終えたところで、落水したので、その時に、腰を海底の岩に打ち付けた。

海底には、ウニがうじゃうじゃいますでの、それが結構気になりました。立ち上がろうにも、初めのうちは足に力が入らなくて、次から次へと打ち寄せる波で、翻弄され、立ち上がろうとすると、足の裏に、何かぐさって、ウニが何本か刺さる感触がある。このためにシューズ履いているが、1,2本は、貫通して、足の裏に何か感じるものがある。(刺さった時のあの痛さはコリゴリ)

ボードに立つと、やはり、足の裏に何か感じる物がある。激痛ではないので、とりあえず、ボードに座って水の補給(FITKICKSに入れたペットボトル)。

そこから、また、我々のポジションに戻って、次の波に挑戦。それほど大きな波ではなかったのですが、乗れました。これは、それほど長くは乗れませんでした。でも、戻るときに、大波に揉みクチャにされ、ボードはひっくり返り、元に戻すが大変。海底を歩くと、やはり、足裏が気になる。

で、ようやく、波の来ないところに退避して、シューズを脱ぎ底を見ると、見ただけで、10本近く刺さっている。ソウルに手を入れていくと、2本貫通している。それを、波に揺れながら、一本一本抜いていく作業。

やっとウニを抜き終わり、シューズを履いたころ、沖の方から、いかにも雨が降っている怪しい雲が寄せてきます。

小林さんが、(他の人の波乗りを邪魔しないように)「沖から回って帰るぞ」、との号令。雷に打たれたらとんでもないので、2kmの海上をひたすら、教えを意識しながらビーチに戻る。途中から雨が降ってきて、ほぼビーチ着くころには、土砂降り。海水浴客は、橋の下に退避していました。

私は、時間が5分少々あるのと、小林さん含め、仲間がまだ戻って来ていないので、サーフスタンスのピボットターンの練習を始めました。

初めは、要領を得ず、ひっくり返りましたが、少しずつ踏ん張りどころが分かってきました。まだまだですが、少しは感覚が分かっただけでも良かったです。

仲間が戻ってきたので、私もビーチに上がり終了。

うれしいことに、TRさんは、私の為に?レッスン前に教えてくれたことを自撮りしてくれたそうで、後で動画を頂けるとのこと。こういう繋がりうれしいです。(先ほど、動画頂いたので、これから勉強させて頂きます)

レッスン後、小林さんからは、「漕ぐのはだいぶ上達したね、今度は、もっと視野を広くするために、首を回すこと意識して!」とのありがたいコメントを頂きました。焦らずに、基礎を固めます。

Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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