SUP(28回目)/ Standup Paddle Surfing

サーフスタンスのピボットターンの繰り返し。目線を回転後、行きたい方向の遠方を見るのがコツなんだけど。もう少しかな。

すでに夏は過ぎ秋にはなっていますが、日差しが出ると暑さが残っている時期、日曜の午後のスクールともなると、結構体験者が多い(インストラクター合わせ20名くらい)ため、希望の「波乗り」を都合よくさせてもらえるとは限らないです。(インストラクターも2人~3人のため)

今回も、そういう回でした。

天候は、曇り時々雨、南7m/sの風、うねりは0.4mだったので、ビーチは結構穏やかなコンディションでした。

逗子海岸 東浜から江ノ島望む / Enoshima from Zushi Beach (2020 Sep 13th)

逗子ビーチには、冒頭のように暑いので、真夏ほどではないにしても、それなりにビーチで楽しんでいる方が見受けられました。海を見て楽しんでいる方、波打ち際で子供たちと遊んでいる家族、もちろん、ウィンドサーフィンや、個人的なSUP(Standup Paddle)をされている方、ヨットも何艘も出ていたし、水上バイクでスピード出して飛ばしている方も見受けられた。

逗子海岸 / Zushi Beach (2020 Sep 13th)

スクール開始直前から、怪しい雲が空を覆い始め、小雨、本降り、曇りのコンディションでのレッスンだった。

海上に出る前に、浜で、ブレーキのかけ方、クロスターン、サーフスタンスでのピボットターンの手ほどきがあり、それから海に出ました。ビーチから50mくらいのところで、各自、上記の内容を反復練習です。

私は、前々からコツを摑みそうでつかめないでいる、サーフスタンスのピボットターンを中心に反復です。

途中、20分くらい、1.5km離れた地点までの往復があったくらいで、後は、ひたすら反復練習です。1.5km(往復3km)のクルージングは、沖に出る程、うねりは出てきましたが、許容範囲です。インストラクターの小林さんに離されないように、20mくらい後を追尾です。結構、うねりの上をスピード出して漕ぐのは楽しいですね。昔ほど疲れなくなりました。以前の特訓のお陰ですね。

ピボットターンは、1時間半近く練習したのですが、やっぱりコツを摑めそうで完全につかめないまま終了してしまいました。終わりに近くなってメンバーのTRさんがクルーズから戻って来て少し見てもらい、私の欠点を指摘してもらいました。

やはり、いつも言われているように、視線が手前に、パドルを海面に挿す位置に来ているとのこと。回転したい方向の遠くに視線を置くと、多少ふらついても体自身が補正してくれて安定してくれます。

それを残り10分くらい繰り返して行くと、少しはマシになってきたところに、インストラクターの小林さんが近くを通りかかり、「大谷さん、大分掴めたんじゃない?」との有難い言葉を頂いた。これもTRさんのお陰です。

それにしても、上達について、なかなか壁を感じますね~。

スクール前に、TRさんとお話する機会があり、先週の台風の時、私のライディングを見ていてくれたとのことで、「リラックスして乗れていたね」とのこと。その時、後ろにひっくり返って終わってたので、「波乗りのブレーキ教えてもらった?」と聞かれ、「緊急停止で、ボードにまたがる方法は先週教えてもらいました」と回答。他の方法で「サーフスタンスで立ったまま、更に後ろに重心を掛け、ノーズを上げると、波がボードの上を通り過ぎて行き、ブレーキが掛かるよ」と教えてくれた。

今回は、波が無いところだったので試すことはできなかったのですが、サーフスタンスのピボットターンもそれに大きく通じるので、少しは為になったと思われます。

今回のレッスンの内容。

  • 通常のクルージングで、ブレーキを掛ける方法は、前に進む際に、右にパドルを入れる場合、横ではなくて、右の出来るだけ後方(パドルのシャフトを持つ手を、グリップの30㎝くらいの位置まで狭める)に挿し入れる。
  • あるいは、右を漕ぐ持ち手で、ボードの左側に挿し入れる。(クロスハンド)これも、出来るだけ左後方が好ましい。
  • 上の2つの方法を、交互に切り替えて止める。持ち手を変えないので慣れれば早くできる。
  • ボードの左を漕ぐ持ち手の場合は、上記の逆をやる。
  • ブレーキと共に、方向を変える場合は、このクロスハンド(右を漕ぐ持ち方で、ボード左の真横、あるいはそれより後方にパドルを挿し入れ、出来るだけ深く入れ、体の回転を使ってパドルを前に廻し(正しくは、パドルの挿し込んでいる位置に、ボードを回すイメージ)、ボードを越えて、右前も漕ぐ)を使って小回りの回転をする。
  • ボードの左を漕ぐ持ち手の場合は、その逆をやる。
  • パラレルスタンスでのブレーキは、重心を後方に移動させ、ノーズを上げるようにする。ノーズの上げ方で、ブレーキの度合いをコントロールする。
  • パラレルスタンスでの回転、ピボットターンは、ボードの長手方向中心線に両足を置く。前足をキャリーハンドル付近に置き、つま先を斜め前に向け、体は、正面を向かせる。後方の位置は、ノーズを上げる量で調整する。足先の向きは、人それぞれだが、真横か少し、少し前に向ける。前足の膝を曲げ、体重を前に残すようにする。そして、ボードの左右のいずれかの斜め方にパドルを挿し入れるが、その時、視線は、曲がりたい方向の遠くを見るようにすると頭が下がらない。出来るだけ、遠くにパドルを入れるためにシャフトを持つ手は、グリップ側に狭く取る。

帰り際、20代の男の子が声を掛けてくれた。「クルージングのとき、早かったですね」と。「小林さんに負けちゃいけないと思ってね(笑)」こちらからも「大分上手にできていましたね」と声を掛けたところ「今回2回目なんです」との回答。「2回目にしてはすごく上手だよ」と。「SUP思ったより難しいですが、楽しいです」とのことだったので、「楽しいよね」。「波乗らせてもらった?」と聞いたら、「一緒に来ている友達と一回目の時やろうとしたのですが、まったく駄目でした」と。「座って波に乗って、それから立ってみると、波乗りの魅力が分かるよ」という会話をしばらくしていました。若い子から声を掛けてもらえると嬉しいものですね。

そういえば、昨年、始めたSUPの2回目の時は、マリーナ手前の浜で、初めてTRさんに会ったな。クロスハンドターンをやっていたことを思い出しました。いやー懐かしいな。それから、どのくらい上達したのか分からないですが、ついに28回目になりました。

来年の今頃は、冬の荒波を経験し、中級者(私の中では、波乗り直進でこけずにこなせる)レベルに慣れるといいな。ちなみに上級者は、大きな波も乗りこなし、方向も自由自在に変えられるレベルです。

クラゲに刺された。左膝付近がひりひりする。ピボットターンと落水とボードに這い上がることの繰り返しだったので腿も結構疲れました。

Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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