SUP(44回目)/ Standup Paddle Surfing


今までの波乗りで一番充実していたかもしれない。腰~腹サイズのロングライド5本。

冬休みに入っての最初のSUPです。この日の天候は、晴れ、富士山は若干霞んでいますが、山の形がきちんと分かります。やはり冬は富士山が拝める確率が高くていいですね。気温11度、北東2m/s、うねり0.7m、アプリWindyでしっかりタイミングを見てのスクール申し込みをしました。

逗子海岸 東浜から江ノ島望む / Enoshima and Mt.Fuji from Zushi Beach (2020 Dec 25th)
逗子海岸 東浜から江ノ島望む / Enoshima and Mt.Fuji from Zushi Beach (2020 Dec 25th)
逗子海岸 東浜から富士山望む / Mt. Fuji from Zushi Beach (2020 Dec 25th)
逗子海岸 東浜から富士山望む / Mt. Fuji from Zushi Beach (2020 Dec 25th)

期待としては、ビーチブレイクだったのですが、スクール前の海岸に来てみると、ビーチブレイクは有りませんでした。昨日の投稿だと、結構な波高のビーチブレイクだった(北風強く苦戦で難しかったようですが)ので、ちょっと期待していました。ですが、沖を見ると、白波が時々見えたので、波はありそうだなと思い、スクールに到着。

逗子海岸/ Zushi Beach (2020 Dec 25th)
逗子海岸/ Zushi Beach (2020 Dec 25th)

ボード代を支払ったところで、以前差し上げたコミュニケーションギア「NYSNO-100」を試してみようということになりました。

本体の音導管の白い部分に、眼鏡やサングラスのリーシュ用のスポンジ状の浮き輪を取り付けて頂いていました。これで、外れたときにも浮かせることができます。KTさんと、バケツに水を張って浮くことを確認しました。

その後、耳に巻き付けるイヤーハンガーに、サーハットの一部に通して、簡単に外れないようにし、耳に装着しました。後は、インストラクターの方と通信するのみです。

マイウエットスーツを着て、パドルを持ってレッスン開始です。

この日は、体験者2名と、メンバーが7,8名とインストラクター2名です。サンタクロースウエアが2名、KTさんとNMさん。写真撮影のためボードに2人乗りし、小波の波に乗ろうとしていましたが乗り切れなかったですが、写真撮影は終了。NMさんは、1年に1回のマイウェアのようで、「また来年まで」と言っていました。楽しませてもらいました。

皆が海上に出た後、インストラクターと私は、通信の確認に手間取り(私が手間取っていた。。。)スタートが遅れました。でも何とか通信できることを確認したので、海上に乗り出します。

途中、先回指導された通り足幅拳1個分でボード上に立ち、練習のため目的地まで漕ぐことにしました。Windyのように、ビーチブレイクとはいかないまでも、うねりは結構入っていて非常に不安定な漕ぎになりました。実際、2回も沈してしまい、「NYSNO-100」から、インストラクターの声が、「めずらしいじゃん、どうしたの?(NYSNO-100装着しているので)三半規管マヒした?」という心配ともとれる声掛けが。。。。「先週言われたように足幅狭くして漕いでいます、うねりちょっと大きいですね。」「なるほどね」という会話。その他、ちょっと会話しながら目的地に到着。ちょっとした動作で、ガサゴソ音を拾ってしまったり、ボリュームをいっぱい上げたのですが、耳穴にイヤピース部がきちんと嵌っていないのか声がクリアには聞こえなく、周囲の音にかき消される感じで、ちょっと会話としては辛かったです。

目的地では、腰の波は普通に来て、時々胸の高さの波が入っていました。それも、それなりにWideに入ってくるので、先回みたいにピンポイントではないため合わせやすい気がしてきました。

波のあるところでも、一応、足幅は狭く取って、サーフスタンスに切り替えやすいようにし、波を待ちました。それなりの波をやり過ごすには、結構スタンスが狭いと大変です。早速落水。ですが、すぐにボードに乗り、次の波に狙いを付けて、アプローチ。

先回インストラクターとTRさん言われたように、ボードの中心ラインに前後の足を置き、腰をしっかり下げて、お臍を前に向けること、内腿を意識することを頭にイメージしながらのトライです。

いやー、最高です!いきなりロングライド、しかも2階建てから海面を見ているあの感覚。これがあるからやめられないです。ボードの前半分は、完全に浮いていて、自分が乗っているところだけ波の上に乗っている状態。後ろから波のリップが近づいて来て轟音が耳に迫ってきます。ターンをしようと思ったのですが、勇気がなく、ひたすら直進です。正面の崖がみるみる近づいてきます。そろそろ身の危険を感じたので、しゃがんでパドルでブレーキ。波のパワーで結構止まらなく、そうこうしているうちに何とか波から抜け出して、座って、元居た場所に戻ろうとします。ですが、次から次へと波が寄せてくるので、以前の「鼻血事件」が頭をかすめました。が、何とか脱出して戻ることができました。

一本目から乗れたのでまずはほっと。先回の教えが効いています。感謝。

それからは、時々ショートライドを混ぜながら、4本(合計5本)のロングライドが出来ました。インストラクターにも褒められたのでいい感じで乗れていたのかもしれません。写真も撮ってもらえていた気がします。

2020 Dec 25th
2020 Dec 25th

でも、何本かは乗り損なったりしています。ターゲットの波の前のうねりで落水したり、波の向きにうまく合っていなかったり、そもそも波の選択を間違えて、アプローチしても波がボードの下を抜けて行ったりと、まだまだです。

2020 Dec 25th -2
2020 Dec 25th -2
2020 Dec 25th -3
2020 Dec 25th -3

[2020/12/26更新]撮ってもらった写真(恐らく、3本、4本目くらい)を見ると、もう少しボードに対して、テール側に立って、足のスタンスを広く取り、足首をもっと曲げて体を起こすことをした方が良さそうです。写真は為になります。

また、ぼーっと休んでいるときに、沈したりもして、幸い陽が出ているから体が温まるから助かっているものの、天候が悪いと、震えてくる可能性はたかいです。出来るだけ落ちないようにするのもテクニックとして重要です。

この日は、姿勢を低くすることを心がけていたので、結構、スクールが終わるときには、腿と尻がバキバキに疲労蓄積されていました。よって、満足で切り上げです。

ビーチに戻る際、向かい風が思ったより強く、立って漕ぐと足が疲れていることやうねりがあり進みが悪く、沈をしたので、無理せず座って漕ぐことにしました。それはそれで、腕が疲れるのですが、戻るためには選択肢はありません。ビーチから200~300mくらいのところまできて、また立漕ぎを足幅狭いスタンスでやりましたが、やはり相当疲労が溜まっているようです。最後、立っているのが辛くなって、漕いで暑くなったので、海に落ちていきました。

スクールに戻って着替え、シャワーを浴びる時になって、「NYSNO-100」の本体部分が無くなっていることに気づきました。途中から、通信を止めて耳から外していたので、気づきませんでしたが、後半の波脱出時に、分解しどこかに流れて行ったのかもしれません。浮きついていたので、漂っていると思われます。インストラクターに、「すみません、本体無くなってしまいました」と報告したら、インストラクターも途中から外してウェットスーツ内に入れていたらしいのですが「イヤーハンガー無くしました」ということになり、今後、通信ができない状態になったので、インストラクターからは、「返していい?」と聞かれ、快く受け取りました。

サーフィンでも使用可能になっていますが、上級者なら良いが、私のような波に揉まれる場合は、装着が外れてしまうので心もとなくなってしまいます。後は、ノイズが大きいのと、周囲の音が聞きづらいので、ちょっと辛かったです。インストラクターは他の人にも指導するので、そこの指導内容が耳に入って来たり、その逆で、インストラクターの耳に、私からの雑音が入ってきた入りと、離れた所でレッスンしていると、音声がノイズになってしまう。SUPのツーリングなら最適かもしれません。まあ、ようやく装着して実体験できたので、良し悪しが分かりました。製作者にフィードバックしておきます。

インストラクターからのアドバイスは、1つありました。

  • 波の向きに合わせるとき、クロスターンで一気に向き変えなさい。(以降、クロスターンで対応)

とにかく、大満足の回でした。まだまだ修正するところはありますが、腹胸サイズの波に、5本以上乗れたことは非常に気持ち良かったし、もうこれ以上ボードに立ちたくないと思うくらい足が疲れてしまったので十分です。

次は、ターンに挑戦です。Youtubeでイメージ作り。

初回~最新のSUPスクールで実際に私が学んだ内容をまとめています。ご参考になれば幸いです。

SUP スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その1)

SUP スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その2)

SUP(Standup Paddle)スクール日記

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