銭洗弁財天 宇賀福神社(鎌倉)/ Zeniarai Benzaiten and Ugafuku Shrine in Kamakura
鎌倉でも人気の高い源頼朝が建てた「銭洗弁財天」。お金を洗って少しでも増えると良いね。
「銭洗弁財天 宇賀福神社」(HP)(Wiki)は、じゃらんの12月鎌倉観光人気スポットトップ10でも5番目にランクされる、誰でも知っている観光地です。
銭洗弁財天で、「お金を洗うとお金が増える」。増える金額規模は人それぞれでしょうが、誰でもお金は常に気になる項目だし、あるに越したことがないので、ちょっと夢に掛けてみたくなりますよね。株、宝くじと違って、先行投資はいらないから。
- 1位 長谷寺
- 2位 鶴岡八幡宮
- 3位 高徳院(鎌倉大仏)
- 4位 円覚寺
- 5位 銭洗弁財天宇賀福神社
- 6位 報国寺の竹林
- 7位 大船観音
- 8位 建長寺
- 9位 明月院(あじさい寺)
- 10位 大本山光明寺
私も、「銭洗弁財天 宇賀福神社」には、7,8回は来ていると思います。洗う金額は特に決めていないのですが、1,000~10,000円。今回は、1,000円、先回は10,000円。残念ながら先回から特別臨時収入は入って来ていないです。
今回は、混んでいないので、ゆっくりぐるっと境内を回ってみました。
■目次
- 銭洗弁財天 宇賀福神社 とは
- 銭洗弁財天 宇賀福神社の鳥居
- 常香炉と宇賀福神社 本宮
- 七福神社と上之水神宮、下之水神宮
- 宇賀福神社 銭洗弁財天 奥宮(洞窟)
- お土産屋と飲食店
■銭洗弁財天 宇賀福神社 とは
「銭洗弁財天 宇賀福神社」は、天下安泰を願う源頼朝の命で建てられたことに始まります。
源氏が平家を壇ノ浦の戦いで滅ぼした1185年、巳の月巳の日の夜、源頼朝が、苦しい生活を強いられていた民衆のために心を痛めていたところ、宇賀神から「この水で神仏を供養すれば天下は太平に治まる」という夢のお告げを受け、頼朝は佐助ヶ谷の岩壁に湧く霊水を見つけ、そこに洞を穿ち社を建てて宇賀神を祀ったと伝えられる。その後、国の平安がもたらされたそうです。
人々が銭を洗って幸福利益を願うようになったのは、5代執権北条時頼が、1257年、銭をここの霊水で洗って一家繁栄を祈ったことにならったのが始まりと言われています。
霊水とされている銭洗水は鎌倉五名水の一つに今でも数えられています。
当時、宇賀神と弁財天が神仏習合して弁財天と呼ばれ、相馬天王(扇ヶ谷)の末社だった。その後、明治時代の神仏分離により、相馬天王は八坂大神と改称、「銭洗弁財天 宇賀福神社」も祭神を市杵島姫命(イチキシマヒメ)とし、1970年には末社から独立して今に至ります。
■銭洗弁財天 宇賀福神社の鳥居
実は、今、皆が通る隧道(トンネル)は、第二次世界大戦の頃まで無かったようです。現在「裏参道」と呼ばれる南側の細い参道が本来の入口とのことです。
鳥居を潜ると、隧道になっています。写真でも出口が見えていますが、20mくらいの長さです。
隧道を抜けると右手に手水舎がありますが、現在は、使用禁止になっています。
洞窟を抜けて、手水舎の後には、鳥居が幾重にもあります。振り返ると以下の写真のように見えます。
こちら(下写真)が、第二次世界大戦前の表参道です。今は、裏参道から見た鳥居です。ここの鳥居は、手前の鳥居をくぐると、左右二手に鳥居が分かれます。
裏参道の手水舎です。
■常香炉と宇賀福神社 本宮
本宮には一杵島姫命(イチキシマヒメ)が祀られています。
常香炉(じょうこうろ)から出るお線香の煙を、清めたいところに掛けます。お線香なので、元々は仏具の1つだと思いますが、ここも以前、神仏一体だった名残なのでしょうか?
「清めたいところ」から「体の悪いところ」にかけると治りが良くなると転じたようですが、実際の参拝客は、よく頭に煙を掛けるので、「頭を良くしたい」のでしょうね。頭が少しでも良くなることに損はないですよね。それか、悪いところがないのかもしれないです。それは、それでいいことですね。
■七福神社と上之水神宮、下之水神宮
上之水神宮と下之水神宮にはそれぞれ水波売神が祀られています、弁財天と同様女性の神様で秘められたパワーがあるそうです。
「七福神社」。七福ということですから、「七福神」である恵比寿(えびす) ・大黒天(だいこくてん)・毘沙門天(びしゃもんてん)・弁財天(べんざいてん)・福禄寿(ふくろくじゅ)・寿老人(じゅろうじん)・布袋(ほてい)」の七福神を祀っているのでしょうか?ちょっと情報が集まりませんでした。
「上之水神宮」の鳥居を抜けると、神社と五輪塔が見えます。
この神社の横から水が流れ出ています。そこには、小さな池が出来ており、金魚が泳いでおりました。(動画参考)
「下之水神宮」は、「上之水神宮」より大きな池が出来ています。そのため、鳥居を抜けてその池を橋で渡ってお祈りです。
水源は、左手にある滝です。(動画参照)
■宇賀福神社 銭洗弁財天 奥宮(洞窟)
洞窟内の奥宮には宇賀神と弁財天が祀られているのでまず参拝します。
奥宮の湧き出る清水は銭洗水(ぜにあらいみず)と呼ばれ、鎌倉五名水に数えられています。銭洗い用のザルと柄杓が用意されており、参拝者はザルに硬貨や紙幣を入れて銭洗水で洗うとお金が増えると言われています。
一応、洞窟内のザルは無料で利用できますが(多くの方は、その無料のザルを使っています、私もそうです)、御利益をしっかり頂く場合は、正しくは、以下の手順を踏んだ方がよいです。
- 本宮の右隣にある社務所にてろうそくと線香のセット(100円)を購入する。購入すると、ザルも一緒に受け取れます。
- 次に、本宮横にあるろうそく台の種火がありますので、そこから火を頂き、自分のろうそくを灯し、ろうそく台に立てます。そして、線香に火を移す。
- 「常香炉」などに線香を立て、その煙で、ザルを清めます。
- 本宮をお参りする。
- 奥宮内に入り、清めたザルに清めたいお金を入れ、柄杓で銭洗水を3杯ほど掛ける。
■お土産屋と飲食店
恐らくコロナ禍で、お店は閉じているのだと思いますが、賑やかなときは、この2件の建物(奥はお手洗い)で、お土産や少しお腹を満たす食べ物が売られています。
また、「銭洗弁財天 宇賀福神社」の名物の1つとして「願いかなう茄子守」として、ナスの御守りが売られているそうです。古来より茄子は縁起物とされ、物事を成す(成就する)といわれています。
■鎌倉の商品
随分昔に食べたことがあります。
私には、ドストライクのレーズンサンド。
江島で子供と製造を見ながら食べたことがあります。
江の島、大佛(黒ビール)は飲んだことがあります。