一昨年の8月(実質9月)から正式にスタートした新規ビジネスへのチャレンジ。プロジェクトとしては既に1年半経過。前回7月ブログ更新してから半年ぶりの更新になります。
この半年間、進捗が止まっていたわけではなく、外部の会社に数百万円のアルゴリズム開発を依頼していました。この数百万円も、本来は、エンジニア開発工数だと1千万円は必要としていたところが、依頼先の会社も、自分たちの事業計画に沿った開発事案だということで、破格の価格提示をしてもらった。
そして、年末に、契約した開発に対して成果物として納品してもらい第一フェーズとして、1つの区切りを持たせることができた。
結果は、この新規ビジネスを始めたとき思っていた感触と比べると、また世の中に出せるレベルではないが、もう少しでモノになるかもというレベルまで来ている気がする。
このビジネスで解決したいことは「社会問題」です。そのターゲットカスタマーが、少なく見積もって61万人、1つ機能を入れると、そもそものコンセプトが少しぶれてしまうので判断が難しいところだが、少なくとも160万人の市場があると見込んでいる。
恐らく世界に例を見ない技術を使ったサービスになり、それをリカーリングの仕組みで、その困っている方に問題の解決の一助になればという思いなのだが、コンセプトとマーケット規模の狭間で揺れ動いている自分がいる。
また、当初の予算も使い果たしたので、次の予算獲得に向けて、現在の状況と次に向けての課題と、事業化に向けて、それを解決必要なお金を工面するために、マネージメントへの説明を経る必要がある。そのための資料作りをしている最中なのです。
会社のプログラムで、外部のコンサルタント会社に、こういう新規ビジネスの説明資料のブラシュアップをしてもらう仕組みがあり、12月初めから約1か月強でキックオフを含めて4回話を聞いてもらった。
内部のプロジェクトメンバーとも再度ベクトルを合わし、資料の内容も整理して都度外部会社に説明し、フィードバックをもらい、を繰り返した。もちろん、通常のメイン業務の傍らです(このために結構時間確保が出来なくてつらい)。
1月15日の説明で、先方から流れと必要な情報が盛り込まれていることでOKが出て、あとは、必要な数字を集めて計算させ、資料に盛り込めは終わりとなる。コンサルタントの方からも「個人的にも本事業の社会的な意義を感じております」「社会的な意義、画期的なイノベーションに繋がるビジネス」と励ましのコメントもありました。
マネージメントへの説明のキーは、
になります。
3は、OKだと考えています。マーケット規模の件も状況によっては相談しようかと思っている。
1については、メンバーが全員エンジニアなので拘り過ぎているのか?実は、もっと気軽なレベルでも世の中として受け入れられるのではないかという懸念があります。そこを時間をかけて話し合いたいと考えています。
2は、時間をお金で買うか?お金の出費を減らすために時間をかけて1つ1つ課題、やることをこなしていくのか??次のフェーズでは、発生費用、工数を含めて数千年万円の投資の要望になります。少しでも早く、「社会問題」で困っている人を一人でも救いたい思いはあるが、こればかりは、お財布を持っている人たちの判断なのでこちらでは熱意しか伝えることができない。
とまあ、こんな状況で一歩一歩進ませていますが、次の予算獲得の説明会まで約1か月。もう少し情報、頭を整理して仕上げていこうと思います。
会社の事なので、詳細は触れられません。