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コーヒーミル(カリタ/Kalita)

コーヒー豆を、手でカリカリゴリゴリ挽くという時間の楽しみ方

ブラウン製の電動コーヒーミルがついに動かなくなった。もう、10年近く使っているので感謝。きっと配線断線の問題なので、ばらしてテスターで調べ、半田をつけすると修理できる気がするが、ブレードも鈍ってきていることもあり、新しいコーヒーミルを購入するきっかけとする。

コーヒーミル(Kalita / カリタ)

さて、電動にするか、ちょっと手間だけど手動でコーヒーを挽くという時間を楽しむか、をちょっと考え、たまに挽くだろう妻の意見も聞いてみた。どうも手動が良いらしい。

よし、挽く時間を楽しむことにした。購入したコーヒーミルは、カリタ製のクラシックミル。

Kalita コーヒーミル(ミル部)
Kalita コーヒーミル(調整ねじ部)

早速、近所の行きつけのコーヒー屋で、コーヒー豆(スマトラ オナンガンジャン)を購入し挽いてみることに。薬缶に水を入れコンロに掛ける。その後、4人分の豆を、蓋を開けたミルの器の中に入れ、蓋を閉める。あまり考えずに、ガリゴリと挽き始めた。今までの電動では、味わえなかったコーヒー豆を砕く感触が手に伝わってくる。豆が次々にミルの刃に掛かっていくのが分かる。ガリゴリガリゴリと挽き終わらないうちに薬缶のお湯が沸騰してきた。今までは、沸騰を待っていたのに逆になった。ガリゴリともう少し続けてようやくハンドルが軽くなってきた。最後の豆がどうやら挽き終わったようである。そうーっと引き出しを挽いてみる。「おっ!挽けてる」が、アイスコーヒー用のようにきめ細かな粒子になっている。

挽いた豆(左から 豆、極粗、ねじ3段、ねじ5段、極細)

そうか、調整ねじで、好みの粒の大きさを探らなければならなかった。電動の時は、挽いては見て、挽いては見てで、欲しい粒の大きさにすることが出来たが、手動の場合は、決め打ちが必要になることが分かった。当たり前だよね。しかし、もっとも細かい粒子になっているので、もう戻せない。これはこれで、コーヒーを淹れて飲むことにする。「んー、ちょっと苦い、酸味や香りが飛んでしまっている」。ちゃんと考えなきゃね。

次は、調整ねじを最上段から少しずつ下げて粒子を細かくした。結局、上からねじ山5段目が適当なサイズのような気がして、これでコーヒーを淹れた。かなり香り酸味がいい感じになった気がするが、お湯の通りがまだ良過ぎるので、次回は、もうちょっと細かい6段目~7段目を狙ってみようと思う。

しばらく、試行錯誤で、好みの味を探すのも、また良いかな。




Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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