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チャーチ・アイランド(わたせせいぞう)

わたせせいぞう氏の「チャーチ・アイランド」とイシヤママリオ氏の「岸辺の春」を購入。

鎌倉に神社仏閣巡りのために久しぶりに訪れた。

ところが、帰り路、小町通りの絵画店をいったん通り過ぎたのだけれど、以前から部屋に絵が欲しいなと思っていたので、もし気に入る絵があればと思って入店。

最近、テレワークで、平日、休日ともに自分の部屋にいることがめっきり多くなってしまったので、部屋の雰囲気を爽やかにしたいなという思いがあった。

そういう理由もあって、悩んだ挙句だったが「特別給付金」の一部使い道として、作品を購入して気分転換、気持ちを豊かにするもの良いかと思い購入しました。

作品は、2点。

  • チャーチ・アイランド(わたせせいぞう) 版画シルクスクリーン
  • 岸辺の春(イシヤママリオ) 版画シルクスクリーン
チャーチ・アイランド(わたせせいぞう)
岸辺の春(イシヤママリオ)

美術館には、コロナ禍以前は、時々足を運んでいたので、今まで何度か購入しよういう気持ちはあったのだけれど、展示室後にある絵画販売コーナーでは、展示していた絵の精巧な複製を数万円~数十万円で販売している。人それぞれ価値観があると思うが、本物のコピーは、所詮コピーという思いがあるので、やはり、1点もので手の届くものが欲しい。

しかし、著名な方の作品で1点もので手の届くものはないので、せめて、数量限定の作品(リトグラフ、シルクスクリーンの版画作品)なら手が届くなとは思っていた。今回の購入は、その版画シルクスクリーンの作品です。

もちろん、絵画は自分が気に入ることが大切なので、落札ニュースになるような画家の作品でなくても、すばらしい作品は沢山ある。その作品を見たときに世界観が好きな作品なら作品の価格と相談して購入を決めればよいと思っている。

わたせせいぞう」氏の作品を選んだのは、昔20代の頃、わたせせいぞう氏の「菜」というカラーコミックを集めて、妻と楽しく読んでいたという思い出があり、その頃の時を思い出すこともあるが、わたせ氏の爽やかな絵のスタイルには当時も惹かれるものがあるので、ちょっと高いけど購入を決断した。

イシヤママリオ」氏は、今まで全く存じ上げなかったが、店内をぶらぶらする中で、メルヘン的な作風で、気持ちを穏やかにしてくれる不思議な感じがしたので候補として考えた。イシヤママリオ氏の作品は、いくつかのサイズ、作品数も10点くらい揃っていて、4,5点購入して、家の廊下や階段に飾ると素敵だな、と思ったが、家族がどう思うか分からないので、小さいサイズの1点購入を考えた。

感じのいい店主でした。最近のコロナ禍で、売り上げが厳しいようで、とにかくお金を回さないといけないようで、購入してほしいという気持ちが強く、ある程度安くするから出来るだけ点数買っていってほしいというスタンスでした。一瞬そうしようかと思ったのですが、必要以上に買っても後悔しそうで「わたせせいぞう」氏の作品と「イシヤママリオ」氏の作品1点としました。

■わたせせいぞう

わたせせいぞう氏は、北九州市出身の漫画家、イラストレーター。

Wikiによると、生まれは神戸市とのこと。早稲田大学法学部卒業後、保険会社に就職し、イラスト描きの二股をこなし、トップの営業成績を出していたとか。

公式HP「SEIZO STATION」、「APPLE FARM

主な作品は、以下の通り。

  • ハートカクテル
  • リーズン・シリーズ(ハッピーなリーズンたち、8ビートのリーズンたち、恋するリーズンたち)
  • 東京エデン
  • TOKYO BLUE
  • 北のライオン
  • あの頃ボクらは若かった
  • Dr.愛助(あいすけ)の孤独
  • telephone
  • なつのの京

■イシヤマ マリオ(石山鞠緒)

石山鞠緒氏は福島県喜多方市出身、1963年に東映動画に入社し、数多くのTVアニメーションを手掛け、1992年に退社。その後、画家として活動し、花にあふれ、鳥のさえずり、動物が戯れる夢ある情景を描き、自然の共生をテーマとした作品を作っていきました。

アニメの代表作品としては、以下がある。

  • 太陽の王子 ホルスの大冒険
  • 海底3万マイル
  • アリババと40匹の盗賊
  • ながぐつ三銃士
  • 長靴をはいた猫 80日間世界一周
  • グレンタイザー
  • ゲッターロボ
  • グレートマジンガー
  • 世界名作童話 白鳥の王子
  • 少年ケニア

私が、店内の品定めをしている時、小町通りから、若者が「絵のある生活をしたいなあ」という声が、2回くらい聞こえてきた。そう、私もそこに憧れているのですが、気軽にという訳にはいかないですよね。

絵画を購入するのは、普通人にとって良い趣味ではありますが、ハマると結構危ない領域なので、しばらく今までの作品と今回の作品で抑えておこうと思います。

2枚の絵を部屋に飾ると、部屋の他のところの雑然さが気になり始めました。これはこれで困ったな。

Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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