まだ私が青年の時見た映画で、5本の指に入る今でも強い印象が残っている名作の1つである。
戦争映画は、常に何か考えさせるテーマがあるが、これほどインパクトを与えてくる作品は他にないのではないかと思う。スティーブン・スピルバーグ氏の作品である。
ナチス党員だったオスカー・シンドラーは、ドイツ軍占領下のポーランドで不慣れな軍事工場経営に挑戦するがうまくいかない、そこで有能なユダヤ人を雇い入れて経営に成功する。一方、ユダヤ人移動計画が進行してきて、シンドラーは自分の使命を見出す。少しでも多くのユダヤ人を自分の工場で雇うことで命を救うことを。自軍を騙してまで一生懸命助けるためのリストを書き続けます。
やがて終戦を迎えますが、シンドラーは、もっとユダヤ人を救えたのではないかと苦悩します。彼が救った人命は、1200に上ると言われている。
是非、見て頂きたい作品です。