私が好きな俳優さん、ショーン・コネリー、ロバート・デ・ニーロ、ケビン・コスナー目白押し。どうして今まで見ていなかったのだろう、という作品。もちろん映画のタイトルは知っていたが、今回見て良かった。
ケビン・コスナー演じるエリオット・ネスの自叙伝なので、一応事実に基づいている作品だが、かなり演出的に格好良くできてる感じがする。
禁酒時代のアメリカで、社会の裏と表を牛耳っていた、アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)を召捕り、裁判で有罪にするまでの作品。
ネス氏は、連邦財務官。警察と組みカポネの尻尾を捕まえたいのだが、社会はカポネに繋がっている。うまくいかないとき、真面目に警官の職務をこなしてきたジム・マーロン(ショーン・コネリー)を信じ組む。他に、財務官と射撃が一流の警官、計4人チームで社会悪と真っ向から立ち向かう。
カポネのBook keeperを確保する打ち合いシーンも、乳母車を絡め印象的。(有名なシーン)
家族の大切さ、最後まで諦めない、正義が勝つ、そういうテーマの作品。裁判でカポネの有罪が確定した際に、ネスは、カポネに歩み寄り、「Never stop fighting till the fighting ‘s done.」と言い放ち、「The end of lesson.」と締める。また、一連の職務が終わり警察署を立ち去る際に、新聞記者に、「禁酒制度が終わるらしい、あなたは、どうする?」と聞かれ「I have gotta drink.」というところがいい感じ。
途中、ちょっと行けてない(お粗末な)シーンもあるが、名作の1つなので見ることをお勧めします。