仕事ができる社員、出来ない社員(吉越浩一郎著)
仕事ができる人に近づくために日ごろからマインドセットを変えて取り組むことが必要
何ともドキッとするタイトルである。自分はどっちだろうか?とにかく、少しでも役に立つ仕事をするためには、一読の価値があると思い、手に取った。
冒頭、「仕事のできる社員は、「早く失敗に気づく」ことの重要性を分かっている」としています。途中で、軌道修正をすれば良いということです。また、デッドラインの明確化、ハングリー精神に満ちていることが条件に上がっています。
- あなたに何ができますか?
- どの会社でも通用する普遍的な技術を何か持っていますか?
- 資格はありますか?
- 英語はできますか?
- ITの知識はありますか?
- 会計の知識はありますか?
- マーケティングに関してはどうでしょうか?
競争社会をいかに勝ち上がっていくか、を過去トリンプ・インターナショナル・ジャパンの経営者として19年間務められた経験が語られています。いくつかピックアップします。
- 一流は「努力」より「結果」に満足する。
- 逆境に身を置ける人、「損な役回り」を買って出る人
- いつか独立したいと考えている人
- バカになれる人(やると決めたらやり通す)
- 最大限の努力をしたうえで楽観的になる人
- 運動、就寝で体力を維持し、いざという時に使う人
- 本をよく読む人
- 一歩先を見て仕事をする人
- アイディアを形にできる人
- 敵を敵のままにしておかない人
- 指示された以上のことができる人
- 自分にも他人にも厳しい人
- 私心なく会社を利用しようとする人
- 仕事のオン、オフがはっきりできる人
まだまだ条件が書かれています。1つでも2つでも自分の身として備えることでより高い成果を出せるように、また、他の会社でも通用できる人になれるということなるのでしょう。為になります。