光月 桃(山形県)
桃シーズン最後の品種、黄桃の光月。完熟を待てばマンゴーのような香りと味が楽しめるそうですが、完熟を待たずカリカリで食べちゃいました。1個のみ待って甘味しっかり。
8月終わり、固い桃「おどろき」を昨年に引き続き箱買いして、その時のチラシが以下のものです。
この時に気になった桃「光月」。小玉で柔らかい、マンゴーのような風味ということで、購入タイミングとしてはまだ間に合いそう。ということで、ネットで予約購入。桃のシーズンの締め括りの品種なので、10月上旬到着のなので2か月半も先に来ることになります。
そして、10月初めについに「光月」が届きました。
箱を開けると、合計8個が入っています。
それぞれの重さは、
- 332g
- 316g
- 318g
- 320g
- 291g
- 335g
- 299g
- 303g
合計 2.514kg
2.5kgの品物で、この精度はちょっとおどろきです(笑)。
「光月」は、黄桃なので、表面が黄色と赤です。かといって、ネクタリンのような表面の手触りではなくて明らかに桃の感触です。小玉と言われていますが、300g前後を小玉というのか、結構ずっしりとしています。
普通に食後に軽く食べるくらいだったら、1個で4人分になります。
■食してみました
カットしてみると、中は黄色というかオレンジ色。パンフレットでは、「やわらかく、マンゴーの風味」とありますが、到着時に食した所、まったくそうではなく、固い桃「おどろき」よりも固く、カリカリとした食感で、ほんのり甘くといった感じです。
1日1個食べて7個消費した時点で、パンフレットを改めて読むと、「日持ちが良い」とか書いているし、これはひょっとして到着からしばらく放置して完熟させないと 「やわらかく、マンゴーの風味」 を体験できないのではないかと思い、急遽、冷蔵庫から出してしばらく様子を見ることにしました。
7個を食べた後、4日後に最後の1個を食べてみました。まだちょっと早かったけど、今までの7個と全く違う味と香りでした!「甘い!」もしこれが、完熟になったら「すごく甘い!」になっていたと思います。香りもマンゴーに少し近づきました。完熟は、また来年の楽しみにします。
■桃の生産量と品種順
桃の作付面積は、2008年がピークで12000ha、2019年で8000haで下がっています。収穫量は、14万トン弱から13万トンに年々減少しているようです。生産地は、山梨県33%、福島県25%、長野県11.4%、山形県8.6%の順番です。
品種順位(2017年)は、「あかつき」15.4%、「白鳳」12.5%、「川中島白桃」11.4%、 「日川白鳳」 7.9%、「なつっこ」3.5%、その他49.2%。光月は10位の「黄金桃」1.25%に含まれているのかもしれないです。いずれにしても希少品種の様です。