シーカヤック初挑戦


マリンスポーツ第2弾。シーカヤックに挑戦してみた。楽そうに見えて、結構ハードだった。

SUP(Stand Up Paddle board/surfing)に続き、今回は、シーカヤック(Sea Kayak)に挑戦してみた。

マリンスポーツでよく目にする、サーフィン、ウィンドサーフィン、カヤック(ボート)、SUPは、歴史的に非常に強いつながりがある。サーフィンにヨットみたいに帆をつけてウィンドサーフィン。サーフィンに、カヤック(ボート)のパドルを使ってみてSUP。ハワイ発祥らしい。

今回、SUPと、パドルスポーツとして括られるカヤック、海の上でのシーカヤック。お世話になったのは、逗子で15年近くお店を出されている「ZUSHI Sea Kayak School」。店長のインストラクター小林さんと、インストラクターのアンドレアさん。小林さんは、非常に気さくな方で、早めに到着した私を飽きさせることなく色々な会話をして楽しい時間を過ごすことができた。アンドレアさんは、このお店で働いて1年だそうで、それまでは、カヤックは未経験で、水泳を得意にしているとのこと。非常に日本語が上手な方で、指導も上手でした。

さて、天気は、午前中曇りを期待していたが、いきなり小雨。2時間コースの最後の40分は、結構な大降りになり、沖(2km)から海岸をみて、「帰れるかなー」とちょっと弱気が出てくる場面もあった。

シーカヤック(斜め前方)
シーカヤック(斜め前方)

シーカヤックって、座ってパドルを漕いでいるので、結構余裕かな、と少々高をくくっていたのですが、結果は、かなりへとへとになりました。SUPの初回よりもかなり疲れました。まず、肩がすっかり疲れてしまいました。また、座っている姿勢が、垂直から少々前かがみを維持するので、股関節の固い私にとって、それを約2時間維持するのは、至難の業。まだ、初心者用のカヤックなので足の姿勢が変えられるが、多分、中上級者で、足をカヤックの中に潜り込ませると、もっと辛くなるのではないかと想像した。

シーカヤック(横)
シーカヤック(横)

体験レッスンは、6500円/2時間。初心者は、私のみなので、ラッキーなことにマンツーマン。準備体操もなく、最初に波際のカヤックへの昇降、パドルの持ち方、漕ぎ方、曲がり方、落ちた場合の乗り方を10分くらい説明を受け、早速初心者カヤックを波打ち際に運び、ライドオン。結構快調に海の上を滑り出しました。海岸の東から西端まで漕いで、そこで、アドバイスを色々もらった。そこからスタート地点に戻り休憩。インストラクターアンドレアさんのカヤックに乗ってみるか?と聞かれたので、乗ってみることに。彼女は、海岸で様子をみる。乗ってみると、全然違う。何が違うかというと、左右の安定性が全く違う。慣れないうちは、転覆するのではないか、とヒヤッとしてしまい、パドルを思いっきり漕げないときもある。ただ、機動性は良く、小回りがしやすいし、漕ぐのが軽い感じがした。20分くらい使わせてもらい、その後、沖2kmくらいまで初心者用で行く。雨は結構降っている。そこで、逆漕ぎ(バック)を教わっていた。思うようにまっすぐ漕げない、もっとしっかり後ろの先を見たほうが良い、ということで、しっかり捻転を繰り返していると、左足裏が吊った。しばらく、限られたスペースで筋を伸ばしたりして何とか落ち着いた。時間も残り20分で、ザーザー降り。そこから、インストラクターにロープで繋がれレッカー車のように、岸に向かって運ばれてました。情けないなーと思いつつも、肩も疲れているし、ちょっと足に力を入れるとまた吊りそうだし、で非常にうれしかったです。残り、200mくらいで、ロープを外され、後は、自力で岸までたどり着くが、岸に上がると、寒さもあり、体中バキバキでした。中級者の方は、別の組で、転覆した際の戻り方の練習をしていたみたいでした。

  • 波打ち際の昇降は、乗るときは、滑らせるようにお尻から乗り、後で足をのせる。降りるときは、足から降りる。浜、波に対して垂直に向ける。横は煽られて非常に危険。
  • 海の上で乗るときは、足を浮かせる感じで延ばし、腹ばいで頭から乗り、お尻が座る位置まで来てから体の向きを変え足を上げる。
  • パドルは、右をしっかり握り、左は軽く持つ。前後、左右を間違えないように。
  • 漕ぐ際のパドルの位置は、肩の高さで、肘を曲げずに、イメージとして、体全体で漕ぐようにし、腕の力で漕がないようにする。体の軸を保ち、左右の安定性を持たせる。
  • 前進は、極力前からパドルをしっかり入水させ、体の横までで上げる感じ。
  • 左右旋回は、曲がる方向と、逆のパドルを深く漕ぐ。急に曲がるときは、曲がりたい方向の後方にパドルを入れて漕ぐ。(SUPと同じ)
  • バックは、真後ろをねじって見るようにして、パドルを極力遠くから入水させ体の横まで漕ぐ。

とにかく、辛いこともありましたが、体験後も、中級者(2年~7年)の方との気さくな会話もあり、非常に楽しい時間を過ごせました。2時間で十分に楽しめます。初心者ボートの座部分にクッションがないのと、私のお尻の肉が少ないので、尾てい骨のところの皮が剥げて、椅子に座るのがちょっと辛いというおまけつきでした。

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