バースデーと結婚25周年と教訓 / Good lesson by 25-year Marriage


あっと言う間の25年間。未だに、相手のことが完全に理解できず。だから楽しいのかも。

5月4日は、誕生日兼、結婚記念日です。1995年5月4日に結婚し、早25年が経ちます。本来、自分のそういうイベントは、ブログで扱うのはどうかな、と思っていたのですが、気持ちに正直に触れることにします。

1995年って、結婚した年であると同時に、日本にとっても非常に大きな出来事が2つありました。

1つ目は、1月17日に起きた「阪神・淡路大震災」(Wiki)。2つ目は、3月20日のオウム真理教「地下鉄サリン事件」(Wiki)です。

5月の挙式に向けて、1月15日結納のため、私の両親が、地元島根から神奈川に来ていました。結納が終わって、17日の新幹線で戻る予定で、朝7時くらいに新横浜に両親と共に行ったときに、新横浜の状況が異常な雰囲気になっていました。そこで、事態を知った私は、新幹線は使えないと判断し、JR払い戻しの手続きをして、両親と、羽田空港にすぐ向かいました。そして、飛行機のチケットを無事に購入し、両親とフライトの時間までロビーで過ごしました。そこで、「阪神・淡路大震災」の詳細を知ることになりました。非常に心が痛み、数日テレビにくぎ付けだったのを思い出します。

「地下鉄サリン事件」当時は、厚木が勤務先だったので、直接、自分の生活に影響はなかったのですが、大変痛ましい事件で、今なお、当時の影響を受けている人もいると思います。

そういう中、5月4日、地元の縁結びの神様、神あり月で有名な「出雲大社」(Wiki)で親戚中心の挙式、披露宴は、大社の「竹野屋旅館」という歌手の「竹内まりや」の実家で行いました。余談ですが、竹内まりやや山下達郎の曲をカラオケで歌うと、ボールペンのサービスがありました。

その後、横浜のみなとみらいの「FLO YOKOHAMA」(2007年頃閉店)で、会社の方中心の披露宴を執り行いました。大勢の方に祝福され、感謝のしようがないくらいだったのを覚えております。

当時、妻と一緒になれることを、この上なくうれしく思ったものです。

その後、子供を授かり、会社は忙しくなるで、なかなかコミュニケーションがしっかりと取れなくなり、子供の面倒は見るものの、家の事は妻に任せっきり、何度も喧嘩をし、危機を幾度か越えて、子供も無事2人とも成人して、ようやく、平穏な生活に戻ってきた感じです。

もちろん、当時のような甘い関係ではなく、ここまで、紆余曲折乗り越えてきたという仲間みたいな感じなのだと思います。最近、「今までの選択肢で大きな後悔はないね」と双方確認ができました。ほどんどの方が、そういうものなのだと思います。

私たちの夫婦は、客観的には分かりませんが、私自身の自覚として、決して仲がいいとは思っていないです。悪くもないです。非常に、微妙な距離感を保ちながら、お互いの時間を楽しんでいる感じです。若い時には、外見と優しさに惹かれていましたが、今は、私より真面目で、真っすぐで信頼感が高いことが魅力だと思います。ただ、未だに、彼女の行動をきちんと読むことが難しいです。本日も気が利かないと文句を言われています(汗)。

私の経験上、結婚生活で重要なことは、主には以下かな。

  • 相手の話をきちんと聞いてあげる。男性は、ここに判断、意見、結果、ロジックは持ち込まない方が良いです。聞いて、同感することが重要です。
  • 家事は、恩着せがましくするのではなく、普通にやる必要があります。可能なら、妻(夫)より家事をやっていると言えるくらいでないと、「家事やっている」とは言っては駄目です。特に男性、皿洗いとゴミ捨てだけでは家事とは言えませんよ。
  • 仕事の後の飲み会は極力控えましょう。家での食事を中心にし、感謝を伝えることです。お金も余計な出費が無くなります。子供を育てるには、お金は非常に掛かりますので、きちんと貯蓄することも、余計な夫婦間の喧嘩を減らすには重要です。
  • 子供の事もそうですが、家、車などをどうしていていくのか、の展望をきちんとレベル合わせをしておく必要があります。これが、結構難しいです。男は、結構見栄で、家、車を求めます。所得にあった選択肢をしないと将来苦しい状況に追い込まれますから。
  • 話がこじれたら、自分が折れましょう。先に折れたほうが大人だと思って、相手に譲ります。相手への尊重です。ここで、お互いが、意地を張りすぎると、大きな亀裂を生んで、修復不可能になります。私も、直前まで何度かいきました(汗)。

多分、このブログを見られる方は、同じ世代、先輩が多いとは思いますので、経験済と思います。が、若い人も居らっしゃるかもしれません。折角結婚するのなら、最高な幸せが続くとはいかないまでも、お互いの平和が続き、無駄に心を苦しめない生活が送れるように相手の気持ちを思いやる生活をして欲しいです。

私たちは、子供の社会への巣立ちを見送ったのち、微妙な距離感を保ちながら、ストレスない平和な生活を送れるよう、相手に配慮しながら、自分の趣味、地域社会に多少なりとも貢献しなから人生を楽しんでいけたらいいな、と思います。

結婚25周年が、ちょうど、このコロナ騒動の中での出来事であったことも、思い出になるでしょう。

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