久しぶりに、妻とお出かけです。気分転換が出来て、混んでいなさそうなところということで「葉山しおさい公園」(HP)に行ってきました。
この「葉山しおさい公園」は、2回目です。子供が小さい時に連れてきたことがあります。今回は、予想通り混んでいないので、「一景庵」の横のベンチで、約1時間ぼーっと庭園を見ながら時々会話をしながら過ごしました。
まず、駐車場がどこにあるのか分からず、近くのコインパーキングと思い、「葉山しおさい公園」の前を2往復してしまいました。妻から「門の中にあるんじゃない」と言われ、結局はその通り、「葉山しおさい公園」の門に入っていって、左側に20台くらいの規模の無料駐車場がありました。先回もここに停めたのをすっかり忘れていました(汗)。コロナの影響か、「紫陽花 / あじさい」の時期がこれからなのか、2時前でまだ6台しか埋まっていない状況でした。
入館料は、300円。コロナ対策で、住所、氏名、電話番号、熱、具合、マスク着用の記載を紙に書いての入場です。
「葉山しおさい公園」は、「葉山御用邸」の横にあり、以前は、その御用邸の庭の一部だったようです。昔、天皇家の方が葉山でお過ごしになった際に、この敷地を散策されていたのでしょう。
紅葉の横を抜けると、「葉山しおさい博物館」が左手に見えてきます。そこには、平成天皇(現在の上皇)から寄贈されたヨットが展示されたり、研究された生き物の資料が展示されています。昔の三浦半島から鎌倉の名所の写真も非常に興味深いです。屋根瓦の平屋や、自然が多く残っているころです。
その「葉山しおさい博物館」から、日本庭園がみえます。非常に手入れの行き届いた庭園です。その日も、庭園の手入れをされていました。この池には、立派な鯉がかなりいます。私の両手では回しきれない、手3つちょうど回るくらいの胴回りの太い錦鯉も居ました。圧巻です。鯉は人が近づくと、エサを求めて近づいてきます。
更に、進むと、右手に「噴井の滝」が見えてきます。高さ3mの滝です。小さい滝です。滝のしぶき、音、マイナスイオンを感じながら涼を楽しむことができます。しばらく、その横のベンチで休憩です。ショート動画を撮ったので、滝の音をお楽しみください。
そこから、紫陽花の道、松林を通り、一色海岸に出ていきます。紫陽花は生憎まだ早いようでした。咲き誇っていません。海岸からは、子供たちの楽しそうな声が響き渡っています。夏日なので、最高の海水浴だと思います。海上では、ヨット、SUP、ボートを楽しんでいる人が多くいました。(SUPやりたくなってしまいます。)
そこから、御用邸の方に向かうと、右手に、綺麗に整備された芝生の広場があります。何故か井戸もありますが、滑車は錆て使えないようです。昔は、ここで水を飲まれたのかな。その広場からも、一色海岸が見えます。見晴らしの良い日は、富士山が見えるようですが、この日は見えませんでした。
その広場から入り口の方に向かうと「潮見亭」という休憩所があります。途中、「紫陽花」だけでなく「くちなし」の花も咲いており、良い香りを漂わせています。その「潮見亭」は、ただ休憩をするだけの場所です。そこから、更に、入り口の方に向かうと、菖蒲と紫陽花が咲いたエリアがあり、そこから駐車場が見えます。もう少しのんびりしたく、再び、「葉山しおさい博物館」に戻り、飲み物を買って、庭園を回って、冒頭描いた「一景庵」の横で1時間休みました。
真っ青な空の下で、緑に囲まれ、滝の音を聴きながら、飲み物を飲みながらの会話で、時間がゆっくり流れている感じで、良い時間が過ごせました。他のお客さんは、10組ちょい出会ったかな~くらいでした。静かでよかったですよ。
コロナ騒動が治まったら、京急の葉山女子旅切符(男性も利用可)などで訪れてはいかがですか。お土産付きで随分とお徳のようです。