Categories: イノベーション

新規ビジネス(1-10)New Business

実データとプログラムの出力の細かな部分を見ていくと精度を更に高める必要がある、

約2か月ぶりのレポートです。

新規ビジネスの審査発表があったのが、昨年の7月末だったので、11か月が経過した。(手続き上、実質活動が出来たのが9月からだったのですが。。。)

本来、約1年で、ビジネスの可能性を方向付けなければならないという暗黙の了解がある。

ところが、私と仲間2人で進めている本案件は、まだ、志半ばと言っても半分も来ていないのが実態です。

5月のGW明けに、外部委託会社からの納品物である、プログラムとレポートを受け取った。

最初は、検出したい箇所を検出している確率が、かなり高かったため、「これは行けるかも。」と思ったものの、プログラムが検出した理由と、実際の対象データを5時間以上掛けて細かく比較していくと、一致している箇所が非常に限定的で、プログラム内の、検出アルゴリズム(どうしてその情報を検出したとはんだんしたのか?)の精度がかなり低いことが分かって来た。

その細かな情報を、外部委託会社に対して質問事項として投げかけた所、その場では、明確な回答は得られなかったが、うれしいことに、彼らも1つ1つ指摘した項目(30項目以上)に対して、実際のデータを確認してくれて、出来ていない理由を1つ1つ回答して来てくれた。

彼らも、このビジネスが立ち上がった際に、インセンティブがあると大きな利益があることに期待しているらしい。そのため、私たちと難しいことにきちんと対峙してくれている。

検討してくれた回答の中には、1)外部委託会社で持っている技術では全く対応できない案件、2)対応施策をある程度道筋を持てる案件、3)原因は分かったが、買いが見つかるか分からない案件など様々な内容だった。

1)については、検出フローを明確にすることで、別の会社あるいは、自社の開発部署での対応について検討することが出来る。

2)3)については、外部委託会社が、次回2回目の契約のスタート前に、契約後に何をやるべきかをクリアにして、そこまで万全の準備を両社で行っておく必要がある。これからの1か月は、そこに労力を注いでいただく必要がある。

一方、コロナの影響で、3か月間全く動けなかったデータの収集が、ようやく動き始めたことがNPOの方に確認して分かった。こちらも1か月でどういったレベルのどのくらい数のデータが揃うかが肝になる。

とにかく、世の中で、今私たちが行っている検討を、ここまで真面目にやっているところはないのではないかとほぼ確信しているが、かなり不可能なことに挑戦しているのも事実である。

通り一辺倒の検討や思考では、きっととん挫してしまうので、これからが非常に重要になってくる。

幸いにも、このプロジェクトを見ている方も、私たちには無理を強いてこなく、期待の目で見てくれている。次の契約の途中で、予算が無くなる可能性もあるので、そこは、再バジェットを取りに説明をしていかなくてはならない。

多分競争相手はいないので、焦ることはないが、開発費用がなくなるとヤバいのでそれが心配かな。コロナで、利益も削られて来るしね。

引き続き、頑張ってまいります。

Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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