CAVTVの「J:COM」(ジェイコム)から「NURO光」に7月24日乗り換えました。その乗り換え時の情報を2回に分けてレポートします。
このレポートを発信している時点で、私は、すでに「NURO光」に切り替えています。が、正直、どのサービスが相応しいのかは、生活が多様化してきているので判断が難しいです。
上記などによって選択する回線、キャリアが変わります。私自身、「NURO光」がベストだったのかも正直自身がないです。
今回の、「NURO光への乗り換え(サービス比較編)」では、一般的な数字回りなどに終始し、最後にプロバイダーへのコンタクト先のリンクを付けました。
次回の「NURO光への乗り換え(工事とスピード、使用感編)」では、申し込み後の工事や設定、通信スピード、途中で気づいたことなどをレポートします。
「J:COM」(ジェイコム)から「NURO光」に契約を切り替えたのは、以下のサービス回線です。
「J:COM」と契約したのは、現在住んでいる家に引っ越したタイミング(2012年7月末)なので、ほぼ8年が経過している。
当時、2011年3月の東日本大震災の1年半後だった。
その東日本震災で、TVアンテナが使えなくなったりする問題が巷で発生していた。
また、住む家から見て、2012年5月に開業した電波塔スカイツリーがある方角に山があること、更に、近隣に3階建ての家があることから、通信環境があまり良くないだろうという理由もあって、アンテナを屋根に立てることは断念しケーブルテレビの「J:COM」(ジェイコム)と契約した。
現在の家に引っ越す前(「J:COM」と契約するまで)は、電話回線を使った「Yahoo! BB ADSL」(ADSL(Wiki))だった。
これは、固定電話としてのNTTの回線利用料の他に、Yahoo!とADSL契約し、3,000円/月で、下り回線速度が、8Mbpsから12Mbps。50Mbpsへと、少しずつステップアップしていった。この「Yahoo! BB ADSL」は、日本にブローバンドを急速に普及させたサービスで無料でモデムを街角で配布するなど非常に安価で、高速な通信速度だった。
一方で、更に高速通信を必要とする人は、光ファイバーによる光通信(FTTH)を使っていた。8,000~10,000円/月で、下り速度が、100Mbpsで、夢のスピード環境を手に入れていた。
そういう中で、ケーブルテレビ通信は、下り320Mbpsというまさに夢の通信速度をテレビサービスと電話回線を含め手に入れられるというメリットもあった。しかも、価格は約8000円。
8年が経過した2020年の今、日本では、海外に少々遅れを取り、スマホへの5G通信がまさに始動した地点にいる。
ひと昔前までの、文字中心、画像中心のコンテンツから、今ではYoutube、Tiktokなど動画中心のコンテンツに変わってきており、どうしても大容量を高速で受けられる環境でないと、パソコンにしてもスマホにしても、表示するスピードが遅くストレスを感じる状況になってきている。
2020年2月ごろから世界中で、拡散した新型コロナウィルスの対策として、学校もオンライン授業に一斉に切り替わり、仕事もテレワーク(リモートワーク)に切り替わり、インターネットを家族全員で同じ時間帯に使う環境が起きた。
すると、ますます通信事情が厳しくなってきて、家族から、通信状態についてクレームが出るようになってきた。
今までは、ちょっと通信状態が悪くても、我慢する、で乗り切れたが、授業、仕事となると、我慢では済まされない状況になったわけである。
8年前は、夢の320Mbpsの通信速度だったが、今では、それでさえも辛くストレスを感じる通信速度になってきた。
そこで、今回候補として挙がってきたのが、8年前にもあった光通信(FTTH)の進化版である。当時は、100Mbpsだったが、今では、最高10Gbpsの通信速度まで向上している。
と言いつつも、毎月掛かる通信費を極力下げたいので、今回、光通信の普及帯である下り1~2Gbpsを狙うことにした。
そこで、ちょっと以前から色々なメディアで目にするようになり気になっていた「NURO光」を候補に挙げてみました。「NURO光」は、最近ではTV CMでも目にするようになり光通信へ時代は加速しているのだと思います。
更に、光通信は、現在拡大中なので、顧客獲得のために、NURO光だけでなく、様々なプロバイダーが新規加入のキャンペーンを展開しています。キャンペーンは、契約する際に非常に気になる項目ですが、その時々で、内容が変わりますので、そこは、実際のプロバイダーのサイトで確認されることが良いと思います。
特に、スマホとの連携や、RAKUTENのように、スマホだけでなく「楽天市場」などEコマース一体でのメリットも打ち出しているプロバイダーもあるので、しっかり検討されるのが良いと思います。
今回乗り換えた「NURO光」の通信速度に対するメリットは、大きく2つあります。
プロバイダー | 回線網 | 下り最大通信速度 | IPv6対応 |
NURO光 | NTT東日本・西日本の余剰の光通信回線 | 2Gbps、6Gbps、10Gbps | ✔ |
ソフトバンク光 | NTT東日本・西日本のフレッツ回線 | 1Gbps | na |
NTTフレッツ光 | NTT東日本・西日本のフレッツ回線 | 1Gbps | na |
Sonet光 | NTT東日本・西日本のフレッツ回線 | 1Gbps | na |
BIGLOBE光 | NTT東日本・西日本のフレッツ回線 | 1Gbps | ✔ |
Rakuten光 | NTT東日本・西日本のフレッツ回線 | 1Gbps | ✔ |
気になる料金は、どのサービスプロバイダーも、2年間のキャンペーンを都度都度行っているので、一概に比較することは難しいです。
また、前に利用していたサービスの解約費用を負担したりしなかったり、WiFiルーターを無償提供したり、500円/月のレンタルにしたりも都度状況が変わってしまいます。
ざっとまとめてみました。
NURO光 | ソフトバンク光 NTTフレッツ光 Sonet光 BIGLOBE光 Rakuten光 | J:COM(TVサービスもセット) | |
通信方式 | FTTH(光回線) | FTTH(光回線) | FTTN回線(光回線→同軸ケーブル) |
インターネット通信速度(上り) | 最大1Gbps | 最大1Gbps | 最大10Mbps |
インターネット通信速度(下り) | 最大2Gbps | 最大1Gbps | 最大320Mbps |
基本料金 開通~1年/2年 | サービスキャンペーン依存 | サービスキャンペーン依存 | サービスキャンペーン依存 |
基本料金 | 4,743円/月 | 4980円/月 ~5700円 | 7,080円/月 |
WiFiルーター提供 | ✔ | サービス依存 | ✔ |
テレビサービスは、光を使っているNURO光、NTT東日本・西日本のフレッツ回線(ソフトバンク光、NTTフレッツ光、Sonet光、BIGLOBE光、Rakuten光)は、「ひかりTV」というサービスに入れます。
尚、「J:COM」の場合、元々がケーブルテレビ(CATV)なので、料金の方はテレビサービスが中心となるので、単純に比較は難しいです。
ひかりTV | J:COM | |
NURO光 および NTT東日本・西日本のフレッツ回線 | ||
専門チャンネル | 80ch | 36ch |
ビデオオンデマンド本数 | 2.6万(パック見放題) 個別有料コンテンツ含め11.4万 | 1万(パック見放題) 個別有料コンテンツ含まず |
4Kデジタル対応 | ✔ | 疑似対応 |
チューナーレンタル | 500円/月 | 込 |
基本料金 開通~2か月 | 0円/月 | 4,420円/月 (ネット込み) |
基本料金 開通~12か月 (2年継続契約の場合) | 1,500円~2,500円 | 4,420円/月 (ネット込み) |
基本料金 13か月~24か月 (2年継続契約の場合) | 1,500円~2,500円 | 7,080円/月 (ネット込み) |
基本料金 25か月~ | 2,500円~3,500円 | 7,080円/月 (ネット込み) |
以下の表は、ひかりTVのテレビサービスプランです。
「J:COM」の無料で楽しめるコンテンツは、イマイチ見たいものがなかったのが正直なところでした。ですので、映画などは、「Amazon」でみていました。
「ひかりTV」は、「J:COM」より魅力的なコンテンツがあることは分かったのですが、わたしの場合は、今まで同様今後も「Amazon」を利用し続けることになると思います。ということで、私は、「ひかりTV」の「基本放送プラン」に入り、「基本サービス+地デジ+BS」のみの契約です。月々1000円です。もちろん、どうしても「ひかりTV」にしかないコンテンツを見たい場合は、有料でコンテンツを楽しむことはできます。
基本サービス+地デジ+BS | テレビベーシックチャンネル | ビデオベーシック見放題 | 月額料金 | |
基本放送プラン | ✔ | na | na | 1000円 |
テレビおすすめプラン | ✔ | ✔ | na | 1500円 |
ビデオざんまいプラン | ✔ | na | ✔ | 1500 円 |
お値うちプラン | ✔ | ✔ | ✔ | 2500円 |
ニュース、エンタメ、テレビショッピングなどの専門チャンネルや、ひかりTVオリジナルチャンネル | 80ch以上の多彩な専門チャンネル。追加料金で「プレミアムチャンネルもある。」 | 約26,000本のビデオ作品が見放題。追加料金で「オプションビデオ」、「プレミアムビデオ」もある。約11.4万本(Nuro光:約73,000本) |
電話も、インターネットのプロバイダーを変えるならこの際NTTから変更した方が断然良いです。NTTだと1700円なので1330円、500円になるので工事手数料を考えても断然お得です。音質は、特に気になることはありません。
光電話 | J:COM PHONEプラス | |
NURO光 および NTT東日本・西日本のフレッツ回線 | ||
ナンバーポータビリティと設置工事 | 3000円 (新規の場合は2000円) | 3000円 (新規の場合は2000円) |
基本料金 | 500円/月(北海道・関東) 300円/月(東海・関西・九州) | 1,330円/月 |
ユニバーサル料金 | 2円/月 | 2円/月 |
電話利用料(対 固定電話) 3分当たりの料金 | 約国内8円 | 県内8.8円、県外16.5円 |
電話利用料(対 携帯電話) 3分当たりの料金 | 携帯スマホとの連携あり | 15.5~16円 (auとの連携あり) |
「光コンピネーション」と言われますが、インターネット+TVサービス+電話サービス がセットになっているプランです。
私は、この「光コンビネーション」のプランで検討しました。2020年7月時点のサービス比較なので、検討されるタイミングで、そこは自ら調べて頂いた方が良いのです。
光フレッツ回線を幅広く扱っているWizとやり取りした際には、その時の一番良い契約条件を教えてくれます。通常電話代は(0120なので)無料だと思います。こちらから電話かけるのはなかなかつながらない場合が多いのですが、申し込み相談なら先方から掛けて来てくれます。その際に遠慮なく自分の条件を言われるのが良いかと思います。
Wizに電話を掛けたきっかけはちょっと事情があり、既にNuro光の工事がが終わっていたので、彼らの提案はあくまでも参考情報にしかならなかったのですが、初めから掛けていたら判断が変わっていたかもしれません。(次回のレポートに記載します)
コース名(組み合わせ含む) | NURO光+ひかりTV for NURO(基本放送プラン)+NURO光電話 | スマートお得セレクト NET320M + PHONE |
TV ch | 40 | 36 |
インターネット通信速度(上り) | 最大1Gbps | 最大10M |
インターネット通信速度(下り) | 最大2Gbps | 最大320Mbps |
Wifiルーター | ✔ | ✔ |
電話(3分当たり) | ✔(国内7.99円) | ✔(県内8円、県外15円) |
TVチューナーレンタル月額料金(3か月~) | 500円 | 基本料金に含む |
月額料金(開通~2か月) | 980円 | 5,032円 |
月額料金(3か月~12か月)※2年継続契約の場合 | 2480円 | 5,032円 |
月額料金(13か月~24か月)※2年継続契約の場合 | 6242円 | 5,032円 |
月額料金(25か月~31か月) | 7242円 | 8043円 |
月額料金(32か月~) | 7243円 | 8043円 |
実は、「J:COM」にも、光通信サービスがあります。
今回、切り替えのタイミングで初めて知ったのですが、調べた範囲だと、「J:COM」の光通信は、インターネットを使うだけのサービスで、テレビサービスや電話サービスと一緒のパックで効率的に統合することはできないと思われます。
つまり、テレビサービスと電話サービスは、FTTN回線(光回線→同軸ケーブル)を利用し、インタネットのみFTTH(光回線)を利用することになる。
単純に、同じ通信速度で比較しても2千円くらい「J:COM」の方が高いので費用的に不利になります。
NURO光(詳細) | |
6Gbps 光通信 | 5,243円/月 |
10Gbps 光通信 | 5,743円/月 |
J:COM(詳細) | |
1Gbps 光通信 | 6,680円/月 |
5Gbps 光通信 | 7,180円/月 |
10Gbps 光通信 | 7,960円/月 |
サービス確認先を、1つあるいは2つ以下に掲載します。その時々で、キャンペーンが変わりますので、興味のあるサービスサイトで確認してください。
1)J:COMの詳細はこちら
2)NURO光の詳細はこちら
3)ソフトバンク光の詳細はこちら
4)NTTフレッツ光の詳細はこちら
下の会社は、Wizという会社で、光フレッツ関係なら多面的にサービスを扱って、その時点で一番お得なサービスを紹介してくれると思います。(やり取りしたことがあります)
5)BIGLOBE光
6)Sonet光の詳細はこちら
7)Rekuten光の詳細はこちら
8)ひかりTVの詳細はこちら
次回、NURO光への乗り換え(屋内外工事、転送スピードと使用感編)」で、切り替えた後の状況(ドタバタ含め)報告します。
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