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NURO光への乗り換え(サービス比較編)

ネットワーク回線のスピードアップのために今のCATVから光回線に変更してみました。

CAVTVの「J:COM」(ジェイコム)から「NURO光」に7月24日乗り換えました。その乗り換え時の情報を2回に分けてレポートします。

■目次

  1. 多様化するネットワーク利用環境
  2. 今回、「J:COM」から切り替えた回線
  3. 無料のテレビアンテナを諦めた経緯
  4. 「J:COM」と契約当時の通信環境
  5. 大容量、高速通信時代への変遷
  6. 新型コロナによる学校の授業スタイル、会社のワークスタイル変化
  7. 通信速度に対する不満への解決
  8. 「NURO光」ダントツに早い下り通信速度2Gbps
  9. 「NURO光」と「J:COM」の通信サービス比較
  10. 「NURO光」と「J:COM」のテレビサービス比較
  11. 「NURO光」と「J:COM」の電話サービス比較
  12. 「NURO光」と「J:COM」の光通信比較
  13. それぞれのサービスの詳細サイト

■多様化するネットワーク利用環境

このレポートを発信している時点で、私は、すでに「NURO光」に切り替えています。が、正直、どのサービスが相応しいのかは、生活が多様化してきているので判断が難しいです。

  • ライフスタイル(屋内、屋外の利用比率、好みコンテンツ)
  • 家の構造(マンション、戸建て、回線設置個所と利用する人の居る場所の間取り、壁の障壁)
  • スマホ環境、キャリア(スマホ利用、キャリア連携)
  • 連携したいオーディオ機器(テレビ、ブルーレイディスクレコーダー)
  • 電気、ガスとのサービスパック

上記などによって選択する回線、キャリアが変わります。私自身、「NURO光」がベストだったのかも正直自身がないです。

今回の、「NURO光への乗り換え(サービス比較編)」では、一般的な数字回りなどに終始し、最後にプロバイダーへのコンタクト先のリンクを付けました。

次回の「NURO光への乗り換え(工事とスピード、使用感編)」では、申し込み後の工事や設定、通信スピード、途中で気づいたことなどをレポートします。

■今回、「J:COM」から切り替えた回線

J:COM」(ジェイコム)から「NURO光」に契約を切り替えたのは、以下のサービス回線です。

  • インターネット回線
  • TV回線
  • 固定電話回線

■無料のテレビアンテナを諦めた経緯

J:COM」と契約したのは、現在住んでいる家に引っ越したタイミング(2012年7月末)なので、ほぼ8年が経過している。

当時、2011年3月東日本大震災の1年半後だった。

その東日本震災で、TVアンテナが使えなくなったりする問題が巷で発生していた。

また、住む家から見て、2012年5月に開業した電波塔スカイツリーがある方角に山があること、更に、近隣に3階建ての家があることから、通信環境があまり良くないだろうという理由もあって、アンテナを屋根に立てることは断念しケーブルテレビの「J:COM」(ジェイコム)と契約した。

■「J:COM」と契約当時の通信環境

現在の家に引っ越す前(「J:COM」と契約するまで)は、電話回線を使った「Yahoo! BB ADSL」(ADSL(Wiki))だった。

これは、固定電話としてのNTTの回線利用料の他に、Yahoo!とADSL契約し、3,000円/月で、下り回線速度が、8Mbpsから12Mbps。50Mbpsへと、少しずつステップアップしていった。この「Yahoo! BB ADSL」は、日本にブローバンドを急速に普及させたサービスで無料でモデムを街角で配布するなど非常に安価で、高速な通信速度だった。

一方で、更に高速通信を必要とする人は、光ファイバーによる光通信(FTTH)を使っていた。8,000~10,000円/月で、下り速度が、100Mbpsで、夢のスピード環境を手に入れていた。

そういう中で、ケーブルテレビ通信は、下り320Mbpsというまさに夢の通信速度をテレビサービスと電話回線を含め手に入れられるというメリットもあった。しかも、価格は約8000円。

■大容量、高速通信時代への変遷

8年が経過した2020年の今、日本では、海外に少々遅れを取り、スマホへの5G通信がまさに始動した地点にいる。

ひと昔前までの、文字中心、画像中心のコンテンツから、今ではYoutube、Tiktokなど動画中心のコンテンツに変わってきており、どうしても大容量を高速で受けられる環境でないと、パソコンにしてもスマホにしても、表示するスピードが遅くストレスを感じる状況になってきている。

■新型コロナによる学校の授業スタイル、会社のワークスタイル変化

2020年2月ごろから世界中で、拡散した新型コロナウィルスの対策として、学校もオンライン授業に一斉に切り替わり、仕事もテレワーク(リモートワーク)に切り替わり、インターネットを家族全員で同じ時間帯に使う環境が起きた。

すると、ますます通信事情が厳しくなってきて、家族から、通信状態についてクレームが出るようになってきた。

今までは、ちょっと通信状態が悪くても、我慢する、で乗り切れたが、授業、仕事となると、我慢では済まされない状況になったわけである。

■通信速度に対する不満への解決

8年前は、夢の320Mbpsの通信速度だったが、今では、それでさえも辛くストレスを感じる通信速度になってきた。

そこで、今回候補として挙がってきたのが、8年前にもあった光通信(FTTH)の進化版である。当時は、100Mbpsだったが、今では、最高10Gbpsの通信速度まで向上している。

と言いつつも、毎月掛かる通信費を極力下げたいので、今回、光通信の普及帯である下り1~2Gbpsを狙うことにした。

■ダントツに早い「NURO光」下り通信速度2Gbps

そこで、ちょっと以前から色々なメディアで目にするようになり気になっていた「NURO光」を候補に挙げてみました。「NURO光」は、最近ではTV CMでも目にするようになり光通信へ時代は加速しているのだと思います。

更に、光通信は、現在拡大中なので、顧客獲得のために、NURO光だけでなく、様々なプロバイダーが新規加入のキャンペーンを展開しています。キャンペーンは、契約する際に非常に気になる項目ですが、その時々で、内容が変わりますので、そこは、実際のプロバイダーのサイトで確認されることが良いと思います。

特に、スマホとの連携や、RAKUTENのように、スマホだけでなく「楽天市場」などEコマース一体でのメリットも打ち出しているプロバイダーもあるので、しっかり検討されるのが良いと思います。

今回乗り換えた「NURO光」の通信速度に対するメリットは、大きく2つあります。

  1. 何といっても他の光通信プロバイダとは異なる回線を使っているので、独自の高速な通信速度が提供できている。他が一律1Gbpsに対して、2Gbps、6Gbps、10Gbpsがある。
  2. IPv6採用を採用しているため回線混雑の時間帯でも混雑を回避してくれます。(後発のBIGLOBE、RAKUTENもIPv6に対応しています)
プロバイダー回線網下り最大通信速度IPv6対応
NURO光NTT東日本・西日本の余剰の光通信回線2Gbps、6Gbps、10Gbps
ソフトバンク光NTT東日本・西日本のフレッツ回線1Gbpsna
NTTフレッツ光NTT東日本・西日本のフレッツ回線1Gbpsna
Sonet光NTT東日本・西日本のフレッツ回線1Gbpsna
BIGLOBE光NTT東日本・西日本のフレッツ回線1Gbps
Rakuten光NTT東日本・西日本のフレッツ回線1Gbps
主な光通信プロバイダの通信速度

■「NURO光」と「J:COM」の通信サービス比較

気になる料金は、どのサービスプロバイダーも、2年間のキャンペーンを都度都度行っているので、一概に比較することは難しいです。

また、前に利用していたサービスの解約費用を負担したりしなかったり、WiFiルーターを無償提供したり、500円/月のレンタルにしたりも都度状況が変わってしまいます。

ざっとまとめてみました。

NURO光ソフトバンク光
NTTフレッツ光
Sonet光
BIGLOBE光
Rakuten光
J:COM(TVサービスもセット)
通信方式FTTH(光回線)FTTH(光回線)FTTN回線(光回線→同軸ケーブル)
インターネット通信速度(上り)最大1Gbps最大1Gbps最大10Mbps
インターネット通信速度(下り)最大2Gbps最大1Gbps最大320Mbps
基本料金 開通~1年/2年サービスキャンペーン依存サービスキャンペーン依存サービスキャンペーン依存
基本料金4,743円/月4980円/月
~5700円
7,080円/月
WiFiルーター提供サービス依存
主なキャリアの転送速度と料金

■「NURO光」と「J:COM」のテレビサービス比較

テレビサービスは、光を使っているNURO光、NTT東日本・西日本のフレッツ回線(ソフトバンク光、NTTフレッツ光、Sonet光、BIGLOBE光、Rakuten光)は、「ひかりTV」というサービスに入れます。

尚、「J:COM」の場合、元々がケーブルテレビ(CATV)なので、料金の方はテレビサービスが中心となるので、単純に比較は難しいです。

ひかりTVJ:COM
NURO光 および NTT東日本・西日本のフレッツ回線
専門チャンネル80ch36ch
ビデオオンデマンド本数2.6万(パック見放題)
個別有料コンテンツ含め11.4万
1万(パック見放題)
個別有料コンテンツ含まず
4Kデジタル対応疑似対応
チューナーレンタル500円/月
基本料金 開通~2か月 0円/月4,420円/月
(ネット込み)
基本料金 開通~12か月
(2年継続契約の場合)
1,500円~2,500円4,420円/月
(ネット込み)
基本料金 13か月~24か月
(2年継続契約の場合)
1,500円~2,500円7,080円/月
(ネット込み)
基本料金 25か月~2,500円~3,500円7,080円/月
(ネット込み)
「NURO光」と「J:COM」のテレビサービス比較

以下の表は、ひかりTVのテレビサービスプランです。

J:COM」の無料で楽しめるコンテンツは、イマイチ見たいものがなかったのが正直なところでした。ですので、映画などは、「Amazon」でみていました。

ひかりTV」は、「J:COM」より魅力的なコンテンツがあることは分かったのですが、わたしの場合は、今まで同様今後も「Amazon」を利用し続けることになると思います。ということで、私は、「ひかりTV」の「基本放送プラン」に入り、「基本サービス+地デジ+BS」のみの契約です。月々1000円です。もちろん、どうしても「ひかりTV」にしかないコンテンツを見たい場合は、有料でコンテンツを楽しむことはできます。

基本サービス+地デジ+BSテレビベーシックチャンネルビデオベーシック見放題月額料金
基本放送プランnana1000円
テレビおすすめプランna1500円
ビデオざんまいプランna1500 円
お値うちプラン2500円
ニュース、エンタメ、テレビショッピングなどの専門チャンネルや、ひかりTVオリジナルチャンネル80ch以上の多彩な専門チャンネル。追加料金で「プレミアムチャンネルもある。」約26,000本のビデオ作品が見放題。追加料金で「オプションビデオ」、「プレミアムビデオ」もある。約11.4万本(Nuro光:約73,000本)
ひかりTVのテレビサービスプラン

■「NURO光」と「J:COM」の電話サービス比較

電話も、インターネットのプロバイダーを変えるならこの際NTTから変更した方が断然良いです。NTTだと1700円なので1330円、500円になるので工事手数料を考えても断然お得です。音質は、特に気になることはありません。

光電話J:COM PHONEプラス
NURO光 および NTT東日本・西日本のフレッツ回線
ナンバーポータビリティと設置工事3000円
(新規の場合は2000円)
3000円
(新規の場合は2000円)
基本料金500円/月(北海道・関東)
300円/月(東海・関西・九州)
1,330円/月
ユニバーサル料金2円/月2円/月
電話利用料(対 固定電話) 3分当たりの料金約国内8円 県内8.8円、県外16.5円
電話利用料(対 携帯電話) 3分当たりの料金携帯スマホとの連携あり15.5~16円
(auとの連携あり)
主なキャリアの電話回線サービス

■「NURO光」と「J:COM」の通信、テレビ、電話サービスの比較(光コンビネーション)

光コンピネーション」と言われますが、インターネット+TVサービス+電話サービス がセットになっているプランです。

私は、この「光コンビネーション」のプランで検討しました。2020年7月時点のサービス比較なので、検討されるタイミングで、そこは自ら調べて頂いた方が良いのです。

光フレッツ回線を幅広く扱っているWizとやり取りした際には、その時の一番良い契約条件を教えてくれます。通常電話代は(0120なので)無料だと思います。こちらから電話かけるのはなかなかつながらない場合が多いのですが、申し込み相談なら先方から掛けて来てくれます。その際に遠慮なく自分の条件を言われるのが良いかと思います。

Wizに電話を掛けたきっかけはちょっと事情があり、既にNuro光の工事がが終わっていたので、彼らの提案はあくまでも参考情報にしかならなかったのですが、初めから掛けていたら判断が変わっていたかもしれません。(次回のレポートに記載します)

コース名(組み合わせ含む)NURO光+ひかりTV for NURO(基本放送プラン)+NURO光電話スマートお得セレクト NET320M + PHONE
TV ch4036
インターネット通信速度(上り)最大1Gbps最大10M
インターネット通信速度(下り)最大2Gbps最大320Mbps
Wifiルーター
電話(3分当たり)✔(国内7.99円)✔(県内8円、県外15円)
TVチューナーレンタル月額料金(3か月~)500円基本料金に含む
月額料金(開通~2か月)980円5,032円
月額料金(3か月~12か月)※2年継続契約の場合2480円5,032円
月額料金(13か月~24か月)※2年継続契約の場合6242円5,032円
月額料金(25か月~31か月)7242円8043円
月額料金(32か月~)7243円8043円
NURO光コラボレーションとJ:COMの比較表

■「NURO光」と「J:COM」の光通信比較

実は、「J:COM」にも、光通信サービスがあります。

今回、切り替えのタイミングで初めて知ったのですが、調べた範囲だと、「J:COM」の光通信は、インターネットを使うだけのサービスで、テレビサービスや電話サービスと一緒のパックで効率的に統合することはできないと思われます。

つまり、テレビサービスと電話サービスは、FTTN回線(光回線→同軸ケーブル)を利用し、インタネットのみFTTH(光回線)を利用することになる。

単純に、同じ通信速度で比較しても2千円くらい「J:COM」の方が高いので費用的に不利になります。

NURO光(詳細
6Gbps 光通信5,243円/月
10Gbps 光通信5,743円/月
NURO光の2G以外の高速プラン
J:COM(詳細
1Gbps 光通信6,680円/月
5Gbps 光通信7,180円/月
10Gbps 光通信7,960円/月
J:COMの光通信による高速プラン

■それぞれのサービスの詳細サイト

サービス確認先を、1つあるいは2つ以下に掲載します。その時々で、キャンペーンが変わりますので、興味のあるサービスサイトで確認してください。

1)J:COMの詳細はこちら

2)NURO光の詳細はこちら

ネットのみでも必ず3万円進呈!更に有料オプション不要!NURO光キャンペーン

3)ソフトバンク光の詳細はこちら

4)NTTフレッツ光の詳細はこちら

下の会社は、Wizという会社で、光フレッツ関係なら多面的にサービスを扱って、その時点で一番お得なサービスを紹介してくれると思います。(やり取りしたことがあります)

5)BIGLOBE光

6)Sonet光の詳細はこちら

7)Rekuten光の詳細はこちら

Rakuten光のHP

8)ひかりTVの詳細はこちら

次回、NURO光への乗り換え(屋内外工事、転送スピードと使用感編)」で、切り替えた後の状況(ドタバタ含め)報告します。

Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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