SUP(22回目)/ Standup Paddle Surfing

いやー、予想外の荒波でした。今までの水を摑む、体の使い方の特訓の成果か、結構頑張れました。

7日午前中、SUP(Standup Paddle Surfing)22回目のスクールに参加しました。8月最初なのでまず会費の支払い。

天候は、晴れ、気温30℃、南風7m、うねり40㎝のコンディションでした。富士山は、残念ながらこの日も拝むことができませんでした。

逗子海岸 東浜から江ノ島望む / Enoshima from Zushi Beach (2020 Aug 7th)

日焼け止めオイルを2重、3重に塗って、サーフハット(首元の日焼けがほとんどありません)を被り、ペットボトルに砂糖と塩を混ぜた水をウェストポーチに入れ、海に出ました。

スクール参加者は、皆さんメンバーの人で、生徒が4人、インストラクターが2人でした。メインインストラクターは、女性の方でした。(名前失念)

非常に暑い気温で、ボードを持って海に入ると、水が温く感じました。先回は、まだ少し冷たい感じでしたが、ここ1週間で随分と変わっています。

上記の天候のように、オンショアの風が7mで、結構海上は、うねりの数字以上にかなり荒れていて、インストラクターの人にも「こんなに荒れた海に出たことありますか?」と聞かれたくらいです。数回前に、風が今日よりきつい中、ひたすら「パドルで水を摑む」特訓を受けたので、ある程度大きくうねっていてもしっかり進むことができました。

はじめ森戸海岸の方に向かい始め、葉山マリーナの外洋に出た所は、更に凄いことになっていて、見た目 1m以上のうねりではないかと思うくらいの時もありました。しかも、規則性のないバラバラに荒れた波で、バランス取るのが精いっぱいで、前に漕ぐことが結構大変になりました。

周りの人たちも、何回も落水し、座って漕ぎ始めたりするくらいで、我ながら、落水せずによく立っていられるものだと自画自賛したくなるくらいの荒れ具合にでした。ついに、インストラクターから、「引き返しましょう」と声が掛かりました。引き返すターンの際に、1回落水してしまいました。でも、火照った体には、落水は最高に気持ちのいい瞬間です。

向かった先は鐙摺の浜。波がほどんどなく休憩です。(SUP 2回目のときに来た以来です)

そこでは、各自やりたい練習をしていました。私は、サーフスタンスでのターンや、ピボットターンの練習をひたすら行いました。

ピボットターンの際、サーフスタンスの正面側を漕ぐのは大分慣れてきました。が、バック側を漕ぐときにバランスを崩すことが多く、インストラクターの方に相談すると、「(ボードを見ずに)目線を上げて、曲がって進みたい方向を見続けてください」と言われました。そう、確かに目線が下に落ちていたので、重心がずれてバランスを崩しやすかったです。そこを補正して、繰り返し練習をしました。

まだ、ピボットターンは不安定な要素が多いですが、今まで出来ていなかったことが、出来るようになったことは非常にうれしい気持ちになれます。

次に「ポイントに向かいましょう」との指示が出たので、皆で、また荒波の中、ポイントに向かって2km強の距離をひたすら漕ぐ練習です。

足幅のスタンスは拳1個半で、内腿に意識を持っていき、姿勢は真っすぐ(前傾姿勢にしない)、そして出来るだけ足首と膝の曲げを柔軟にする。視線を広く保ち、大きなうねりを事前にキャッチし、そのうねりに合わせて足首、膝で吸収していくコツが少しづつ分かってきました。スキーのコブを滑る感じかもしれません。

TRさんに教えてもらったことも意識し、足の親指の根元でボードを捻って押し出すこと、目標に向かって意識し、片側のパドル漕ぎで真っすぐ漕ぐことも試みてみました。なかなか難しい。

ポイントに着くと、腿サイズの波が頻繁に入ってきます。

「じゃあちょっと」と思い、波に乗ったところ、また真っすぐに入れず、横のあおりで落水しました。落水直前に、海の底とウニがボードの50cmくらい下に見えたので、「やばい!」と思いましたが、極力岩やウニにやられないようにしましたが、右脛を岩で擦り、出血してしまいました。足裏にもウニを幾度も踏む感触はありましたが、幸い痛みが走らなかったので、靴底止まりだったようです。

それから、波に乗るのを止めて、波とうねりをやり過ごす練習に切り替えました。

スクール終了30分前、「風が強いので早めに戻りましょう!」と声が掛かったので、海岸に向かってひたすら漕ぎました。

ビーチには、終了10分前に着いたので、脛サイズのビーチブレイクの波乗りをしました。そこで、ショートながら4、5本乗れたので良かったです。岩もないしウニもないので、安心して海に落ちることができます。

逗子海岸には、遊泳エイリアと、マリーンスポーツのエリアがロープで仕切られています。マリーンスポーツは、SUPとウィンドサーフィンで場所を譲りながら利用しているのですが、波打ち際で遊ぶ人たち、泳いでいる人たちがマリーンスポーツのエリアに居るので、結構ヒヤヒヤものです。

今回の指導は、以下の1点だと思います。

  • ターンをする時は、曲がって進んでいきたい方向を目線を上げて見て行う。目線を高くすることで重心をずらさない。曲がる方向を見続けることで、体全体でボードを回転させようという力が働く。

暑い中海上は、比較的気温が低く、風もあって快適でした。荒波は、そうとうでしたが、良い練習になりました。波乗りも少しできたので、総合的には良い一日だったと思います。

次回は、12日午前に会社の友達とスクールに参加する予定です。1年以上前に、クラウドファンディングで購入した「Wearable Communication Gear NYSNO-100」が先日2個届いたので、それが使ってみたいと思います。楽しみです。(後日レポート予定)

Wearable Communication Gear NYSNO-100
Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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