SUP(27回目)/ Standup Paddle Surfing
台風の影響で、ビーチにも胸サイズが時折入るコンディション。胸サイズに初めて乗ったときは、最高でした。
恒例の金曜午前中のSUP(Standup Paddle)は、火曜の時点で既に業務優先で見送ることにした。また、結構忙しい週だったので、ランニングもいつものように時間が取れなかったので、結構運動したいストレスが溜まっている状況でした。
その代わり、週末には、ストレス発散で、是非SUPと考えていたのですが、過去に例のない猛烈な台風10号が発生したので、その進路を確認しつつ、金曜夜に、日曜午後の予約を入れた。
逗子海岸に、どのくらいの規模の波やうねりが来ているかはアプリWindyで時々チェックを入れていた。風は、2~4m/s、波は1.2mくらいなので、高い波が入ってきそうで、これならビーチでの波乗りが出来る算段でいた。
当日、晴れ27℃、南東3m/s、うねり1.2mでした。
逗子海岸は、流石に台風ということで、ビーチに大勢いることはなかったけれど、逆に、波で遊ぶサーファー、SUP、波打ち際で遊ぶ人たちで結構な人が海にいる状態だった。
スクールも、上手なメンバーの方は10人近くいたのですが、レッスンを受けるのは私一人で、インストラクターの小林さんを久しぶりに独占状況でした。
波は、ビーチでも、時折胸くらいのセットが入る感じで、私にとってはちょうどいい大きさ、あるいは、ちょっとチャレンジなレベルで、かつ大きめのセットが数分ごとに入ってくる感じで、腰レベル含めると、タイミングによっては、休む暇なく波に挑戦している感じでした。
今回のボードは、細くて短いタイプで、「(不安定なので)乗りにくいけどいい?」と言われ、周り見ても、いつものボードは無いし、難しいのに挑戦するのも楽しいので、指定のものを選択。
やはり、うねり、波が結構入って来ていたので、バランスとるのに、初めのうちは、ふらふらする感じでした。まあ慣れてくるとコントロールしやすく、結構気に入りました。
そのボードを使っての波乗りは、最初の1本目は、タイミングとバランスが悪く落水してしまったのですが、2本目、3本目は、結構ロングライド(30m)できました。
ただ、多くの人が、ビーチで遊んでいるので、(特に、コントロールがうまくできない私としては)非常に危なく、それを見た小林さんからは、緊急停止の指導を受けました。
小さい波なら、バドルを海中に挿し込んでいれば波から抜けるのですが、大きな力強い波になってくると、とてもパドルを挿し込んだ力だけでは、波から脱出することができないので、教わった方法をすることはやむを得ないし、今後、他人への危害もさることながら、自分自身の危険からも回避する術となると思います。どうして今まで教わっていなかったのかが不思議なことでした。車もそうですが、制動が非常に重要な技術です。
5,6回、その緊急停止を繰り返し、さて、また波乗り続行です。
それでも、事前に、緊急停止することを意識すれば考えながら出来ても、いざ、突然人が入ってきたとき、バランスを崩した時に、同じ動作は、数回のトレーニングでは非常に難しく、その後、何回も、ボードをすっ飛ばす転倒をしてしまいました。(危うく、サーフィンの練習している子供に当たるところでした。当たらなくて良かった。。。)
波乗りは、結局、ショート、ロングライド合わせると数えきれない15回以上は乗れた気がします。その中でも、一番印象に残ているのは、胸サイズに乗れた時。2階席から海を見下ろす感じを受け、ロングに乗っていたのですが、ビーチが近づくにつれて「やば、このままだとビーチでクラッシュする」と思い、慌てて、緊急停止をし、上手く?波から脱出することができました。
小林さんからも、「ナイス判断!」と言われました。今までの波乗りで、一番高い位置で乗った感触です。結構爽快でした。
また、波まで、30mもないタイミング、恐らく10mくらいのタイミングで、「漕いで!」と言われて、しっかり方向転換し、漕いで乗れた時にも「乗れると思わなかった、結構やるね」とのお褒めの言葉。
緊急停止の厳しいお叱り指導の後の、フォローは欠かさないですね。
今回は、ビーチに波が入っていたので、いつもの場所と違い、ウニを気にすることなく積極的に波に乗ることができたことは非常に練習になり良かったです。
沖の方では、頭をかなりオーバーしている波が、幾重にも入っていました。「大谷さんには、まだまだ連れていかれないね」としっかり最後は落とされました(笑)。分かっているよ。
今回のレッスン内容は以下の通りです。
- 波へのアプローチは、30mくらいから開始する。
- アプローチしながら、パドルを波の進行方向にぴったり合わせるように、時々クロスハンドを入れノーズの方向調整をする。
- 加速は、パドルを出来るだけ、前に入れ、しっかり深く漕ぐようにする。
- サーフスタンスで前傾姿勢を崩さない。しっかり足首、膝を曲げる。
- 緊急停止は、ボード上でまずしゃがんで、手を、レール(側面の端)の中央付近、あるいは、後方付近を摑んで座ってノーズを上にあげる。あるいは、両方のレールを摑んだまま、後方か横からボードから降りる。(ウニがあっても、人に怪我をさせるより良い)
スクール前には、個人的に色々上達の方法を教えてくれるTRさんとちょっとお話をしました。先日、伊豆の方で、良い体験をされたようでした。最近は、シュノーケリングに凝っているそうです。
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