SUP(39回目)/ Standup Paddle Surfing

怪我負傷からの復帰レッスン。にしては、風速10m/sは大きな試練だった。辛かった~。波乗り4本。

先回38回目は、2週間くらい前。

波で飛んできたボードが顔面に当たり鼻血15分くらい間止まらず、2日後に整形外科で顔、首、腰のレントゲン10枚を撮った。

鼻は骨折はしていないだろうという曖昧な判断で、むち打ちはやむを得ないと言われ、腰はちょっと気になる程度だったのでヘルニアではなく骨間の軟骨は十分あるとのことで、一応コルセットを勧められ購入することになった。

首と腰の骨の状態から、「体の骨の湾曲、悪くはないけど、もう少し体柔らかくしたほうがいいね。」と言われ、診察室で、先生から普段先生がやっているストレッチの手ほどきを頂いた。

足首と、ふくらはぎ、ハムストリングを伸ばすストレッチです。「ここのストレッチをやるとSUPうまくなるよ、エサぶら下げないとやらないでしょ。」と言われた(笑)。「そうですね、これからストレッチがんばります。」と体よく回答。

先生からは「そういった(SUPのような)激しい、体幹に良い運動は、良い趣味だからこれからもずっとつ付けると良いよ」との推しも頂いた。

と言うことで、約2週間、ジョギングや散歩で体を動かしストレス解消して臨んだ今回のSUP、むー、うまく行かないな~。

逗子海岸 東浜から江ノ島望む / Enoshima from Zushi Beach (2020 Nov 20th)

ここ連日夏日(24、25度)で穏やかな晴天が続いていたが、この日は、朝方雨が降りその後は薄曇り。気温も22度、南西風速10m/s、うねり0.5m。静養明けにには最高のコンディションになりました(泣)。

いつものようにスクール前に逗子海岸に立ち寄ると、ビーチブレイクは良いことなのですが、風速10m/sの風は強烈です。一瞬、休もうかと思ったくらいです。

スクールは、私一人でした。つまり、「ツーメン ツー マン」。2人のインストラクター独占です。ボードは、9.6の緑のビルフット。いつもより少し短め。風の煽りを意識して選択してくれたそうです。

ビーチにもSUPの人はほぼ見当たらず、ウィンドサーフィンの人たちが数名いるくらいで、やはりコンディションとしては良くないようです。

ボードを持つと、飛ばされそうな感じです。「今日は、ビーチのこの辺で波乗りしましょう」と言われたので、精々80mくらいの沖です。

波の高さは、膝~腰の高さ。時折、腹の高さもあった。無風だったらビーチブレイクなので最高だったんですけどね。

逗子海岸 / Zushi Beach (2020 Nov 20th)

が、目標物を指定されているのにも関わらず、そこに居られない。ただ、ボードを膝立で漕いでいるだけなのに、気づいたら西に流されて、目標物から7,80mは流され、向かい風で目標物のところに行くだけで体力を使います。

この日は、基本座って移動していたのですが、立って漕ぐと、風で吹っ飛ばされたり、波で足元すくわれたり、ノーズが勝手にビーチに向いたり、向きを戻そうとすると波の力で、パドルを支え切らなく沈したり。なかなか立って漕いだり、波をまったりできない状況でした。

インストラクターの若いKTさんも、時々、ひっくり返っていたほどで、かなりハードな状況でした。オーナーのKBさんは、後半1時間はボードで海に出てこられましたが、流石、転覆無しですね。よくあの波と風で、ボードの上に立っていられるか不思議でたまりません。質問したら、「体幹をめちゃめちゃ鍛えているからだよ」という回答。んーすぐには届きそうにありません。

途中、風が少し弱まった時に、ずーっと立って波越えの練習したりしましたが、またすぐ酷くなって煽られまくりです。

KBさんのタイミングの指導で2本。それから自分で2本、合計4本乗れましたが、自分にとってはまずまずでしょう。

それにしても、沈したとき、ボードがほぼ確実に上下逆様になったり、しかも、自分の上に飛んできたりで、結構、前回の負傷のデジャブが何回もありましたが、この日のスクールの前に、「ボード飛んで来たらとにかく頭を守って」と言われていたので、負傷には至らなかったのですが、かなり危険なシーンはありました。フィン向かって来たら怖いですよね。

今回のレッスン内容。

  • 体力をすべて使い切らないように余裕を持って楽しむ。
  • 怪我をしないように、とにかく頭を守る。
  • 選んだ波に対して、早くアプローチする。(いつも遅いと言われます)
  • 波に取り残された時につんのめるのは、ボードに対してきちんと乗れていなくて前傾姿勢のため。
  • 大きな波を立って越えていくときには、サーフスタンスで、前後のバランスを取りながら、波のてっぺんをパドルで挿して、「えいっ」と越える。
  • 波が強い時、風が強くバランスが崩れやすい時は、足首をしっかり曲げて、ボードに真っすぐ立つようにする。(前傾姿勢にならない)
  • また、コンディションが悪い時は、パドルでしっかり水を掴んでバランスを取ることが非常に重要。
  • クロスターンの時も、前傾姿勢にならないように、しっかり腰を沈めて水を掴んで回転する。
  • 波、風が強い時は、ボードと体の間にパドルを挟んで、サーファーのように、腹ばいになってバドリングをすることが結構重要になってくる。これもおいおい練習しないといけない、と言われました。

今回は、面倒をみる人が、私か居なかったので、写真を色々撮ってもらったのですが、そもそも良いところが無かったので、格好いい写真は有りませんでした。でも、客観的に自分のフォームの悪いところが見えて、良いですね。

KTさんと仲良く沖に繰り出す(2020 Nov. 20))
一生懸命アプローチしているところ(2020 Nov. 20th)
一応波乗っているのかな、微妙(2020 Nov. 20th)

写真見て気づいたのは、視線が遠くではないということかな。普通に漕ぐときには、随分、手元を見なくなったのですが、アプローチの時は、まだパドルの挿す場所をみたり、足元の波を見たりしている時がある。今後の課題です。

KBさんからは、「前よりは上達している」という上げの言葉を頂いたので信じましょう。 

久しぶりで、過酷な環境でしたが、いい練習になりました。いやー何より、連続負傷したら家族から何言われることか。。。。良かった。暖かかったもの良かった。

私がSUPスクールで実際に学んだ内容をまとめています。ご参考になれば幸いです。

SUP スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その1)

SUP スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その2)

Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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