SUP(278回目)/ Standup Paddle Surfing
強風、うねり無しで、ノーサーフ。が、ビーチ上でマンツーマンの波乗りノウハウレクチャーを受けたのは財産だな。次が楽しみ。サンキュ。
「行政書士」の試験を先週10日に受けたので、1日以来、SUPには行かず週末缶詰していました。試験の感想は、絶対に受からない!です。通常1000時間必要な勉強時間が、100時間足りていないから、1/10の勉強時間では、雰囲気分かったけど、覚えられていない状況でした。舐めたらあかんね。(3週間前10/20まで宅建試験の勉強していたからね)
そして、16、17日は、妻からSUP禁止令が出て(汗)、ここ最近の勉強で先送りしていた家庭の案件を片付けるよう指示が出て、家中の窓のサンや照明、玄関扉、外の壁拭き、風呂場喚起口と排水口、エアコン洗浄、冬の植物買ってきて植え替えたり、灯油を買って来たり、食事の買い物したりと色々やっておりました。結構疲れました。
もう、耐えられなくなり、コンディションは最悪と思いながらも海が恋しく、前日の夜に申し込みをして、やって来ました。
予報通り、コンディションは最悪に近いもので、曇り、気温14度、北東の風7~15m/s、うねり0.3m南東、干潮11:30 90cm。
寒さは、ウェットスーツで何とかなるのですが、風が厳しい。GTくんから「今日は、KBさん不在で、救助艇出せないからできだけ手前でやりましょう」と言われ、一番手前のポイントで、風を少し避けながらすることに。GTくんより20分くらい早めに海に出る。とにかく風が強く、それだけで、落ちそうな突風もあり、まあ何とかポイントに着くも、波がない。うねり0.3mとなっているが、このポイントでは波が割れない。若干うねりはあるが、乗れないです。
そうこうしてるうちに、GTくんが参上し、「ここが良いですかね」と言ってくれるものの、やっぱり乗るほどの波は来ない。GTくんは、最高の唯一の波をうまく捕えて乗っていた。
彼が来て、30分くらい経過した時、GTくんが、「大谷さん、この後、どうします?3つ選択肢がります。1つめは、このままここで波待ち続ける。2つめ、逗子湾の中をクルージングする。3つめ、ビーチで波乗りのレクチャーを受ける。どれがいいですか?」このままこのポイントに居ても1本乗れるか否かで、クルージングは、強風の中、確かにいい運動にはなるけど、せっかくのマンツーマンなら課題克服でレッスンでしょ、と考え、「教えて」と依頼。
じゃあということで、約1㎞、向かい風の中、西浜海岸に向けて2人でGO。戻るだけでも結構体力使い、いい運動です。私は、強風と小波に翻弄されバランス崩し2回落ちました~。でもいいスピードで漕げていたかも。
ビーチに上がると、GTから様々なレッスンを受けました。「最近、波間に行くことも少なく、大谷さんのライディングを見たのも大分前なので、その時見たイメージで話をさせていただきますね。」と前置きしたうえで、「大谷さん、波待ちのポイントは良くなっています。そして、波に乗ったら、フロントサイド、バックサイドの横滑りは出来ていますよね。でも、波待ち結構落ちていますね。」
「よく見てるね、その通り」
「まず波待ちですが、(砂浜に波と風の線を書く)大谷さん(他の多くの人も含めて)は、波に向かって立って待っています。大谷さんは、背が高く、重心が高く、ボードの幅が狭くボードが短いので、人より非常に不安定で、風や波の影響を受けやすいです。なので、波と風を両方見通せるように、波に向かって(砂浜に線を書く)この向きに立って、(人が乗る波で自分が乗らない)大きな波が来たときは、その瞬間だけ、向きを波の方向に向けます。そして、すぐ戻す。風が強く吹いてきたら、出来るだけ影響を受けないように姿勢を低くしたり向きを調整します。」
「あと、波待ちの時も、プライベートで小さいボードに乗るときはそうなのですが、足幅をちょっと取って、(足1つ分)前後に置くと、バランスが良くなります。大谷さん、頭が左右にぶれるので、頭の位置を動かさず、下半身のみで、バランスとるようにすると良いです。結構つらいですが、頑張ってください。」
「波に乗るアプローチでは、皆さん、漕ぎすぎています。10個漕げば行けるものの、皆さん15漕ぐので、スピードオーバーになってしまい、勢いがついてしまう。私の場合、2、3で済ませるようにします、出来るだけ漕がずに楽して波に乗るようにします。」
「大谷さんや、横滑りできる人のほとんどの人が、波に乗ったら、いったんまっすぐボトムまで降りてしまってから、どっちに横流しするのか考えてから行動に移す。これだと、波の勢いがうまく使えないし、さっき言った勢いがついているので、ホレたタイミングで波を受けるので、突っ込みすぎてノーズが刺さったりもします。私の場合、波に乗ってテールが上がって滑り始めたと思ったら、すぐ、行きたい方向を見て、そこから肩を入れ、上半身をそちらに向けます。すると下半身(ボード)も、自然とそちらに向きます。パドルは、真横。こうすることで、波がホレていても、ノーズが刺さることはないですし、波の力を使って効率的に横滑りが出来ます」
「トップス&ボトムス(波の側面を登ったり降りたり繰り返す)やりたいでしょ。あれ、皆さんやろうとしているけど、気持ちだけで、まったく出来ていないんです。コツは、フロントサイドの場合、まず、前足に重心を乗せ、突っ込む感じで、そして、お尻をボトム側にずらす、そして、前足を横にずらしてすぐに戻す感じです。(砂の上で)やってみてください。そうじゃないいです。こう。」これ、何度も繰り返しやりました。初め、ぎこちなかったのですが、若干イメージが分かるようになったのですが、何せ砂の上なので、波の上でのイメージが分からない。が、重心の上下だけでなく、お尻(腰)と、足をうまくリズムを取ってなめらかにやる感じだということは分かりました。単に、上下だけではない。
「バックサイドは、僕はあまり得意ではないですが、こんな感じですかね」と、イメージの共有。
「次に、ターンです。ターンは、波の側面からボトム付近でするターンは、すごく難しい。バケツを回したときのように遠心力を感じながら回る必要があって、結構怖い感じです。(私もうなずく。思いっきりエッジを波に潜り込ませられないんだ。)私の場合は、波のトップで、ターンを入れる方が楽で、トップに上がって、瞬間的に後ろ足を蹴って、こんな感じで、向きを変える。(ピボットターンのような感じ)向きを変えると自然とノーズが下に向き、向きが変わっていく。ただ、これを短時間で繰り返すことは僕にはできないのですが。。。あと、波の側面に居ると、ボードの横すべてのエッジで波を受けている感じですが、後ろを入れるとそちらに曲がります。」
ここで、そろそろ上がろうかな、ということになり、再び海に出て、ビーチに沿って、東浜に向かう。その際、「よく大谷さんは、スタンスが狭いと言われるけど、どのくらい開いたら良い?」と聞くと「後ろ足の膝がボードに付くくらいですかね。波に乗っている時は、後ろ足も必ず内股です。大谷さんのボードなら、ステップバックしなくても、後ろ足がそのくらい下がっていればいいです。」
「皆さん、波を優雅に乗るために、直立して乗っていますが、ボードコントロールするとき、加速するには、前足を曲げて、その前足より前に頭を持って行く感じです。人がいるときは、前に突っ込む練習は避けた方がいいのですが、いないときは、頭から突っ込む練習をした方がいいです。ブレーキを掛ける後傾はやらない方がいい。」
ということで、後ろ足の感覚を得るために、後ろ足の膝をつきながら漕ぐ練習をして目的の場所まで。
ちょうど、体験組もビーチに上がる感じで、私の場合、いつもより20分くらいは早めに終了です。
GTくんに、「次に色々試してみるよ、楽しみだな。」「全部はいきなり難しいので、1つ1つこなしていくといいです」いい子だな~。教えている時の、優しい眼差しが魅力的だね。
おじさん、次、頑張るよ~。
初回~最新のSUPスクールで実際に私が学んだ内容をまとめています。ご参考になれば幸いです。