ナインイレブン 運命を分けた日(2017年)
アメリカ合衆国の同時多発テロ(9.11)時、たまたま同じエレベーターに居合わせた5人が体験した実話。
映画タイトル「ナインイレブン」9.11、アメリカ合衆国の同時多発テロを扱った実話に基づく映画です。
旅客機がワールドトレードセンターに突っ込んだ時に、たまたま、1つのエレベーターに居合わせた男女5人の出来事。離婚協議の詰めの会議がこのビルにやってきて交渉平行線の2人。ジェフリー(チャーリー・シーン)夫婦。ビルのトイレ修理のために乗り込んだビル管理会社の人。荷物を運ぶために乗り込んだ自転車配達人。不倫相手に文句を言いに行く最中の人。
エレベータの中で爆発音の衝撃を感じ、その後、エレベーターは階の途中で止まり、その後何が起きているか分からない。漸く、非常通信で、ビル管理センターの人と通信ができ、状況が見えてくるが、どうにも逃げ出すことができない。その間、5人は、色々な会話を試みるが、不安、恐怖でかみ合わない。当然です。管理センターの人が、エレベーターのメンテナンス本を探し出し、扉のエマージェンシー開閉の方法を何となくで口頭で伝える。
2機目も隣のセンタービルに衝突し、崩落する。刻一刻自分たちのビルの崩壊が迫ってくる。最後、皆で力を合わせ、エマージェンシーロックを解放し、壁に穴をあけ、ジェフリーの妻イヴだけ、すれすれ脱出成功する。そして残された4人は、エレベーターの落下に遭遇する。
結末は、見て頂きたいが、(映画自体の製作費は掛かっていないと思うが)事実と分かっているだけに、緊迫感があります。