FACTFULNESS/ ファクトフルネス(ハンス・ロスリング)
国連の統計情報では、世の中は確実に良くなっている
この本は、会社近くのTSUTAYAで、ランキングが高かったのと、ファクトという言葉に惹かれて手に取ってみた。
イントロダクションで、国連から出されている数字をベースとした13問の質問がある。
立ち読みで、この部分を目を通したら、3問しか正解しなかった。
もう読むしかない。と思い、早速購入。
例えば、
[質問1] 現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょう?
A 20%、B 40%、C 60%
[質問4] 世界の平均寿命は現在およそ何歳でしょう?
A 50歳、B 60歳、C 70歳
[質問9] 世界中の1歳児の中で、なんらかの病気に対して予防接種を受けている子供はどのくらいいるでしょう?
A 20%、B 50%、C 80%
勘ではなく、情報としてしっかり答えわかりますか?
本の内容は、著者の医者として世界を回った体験や、国連の数字の事実を整理して、様々な講演の場で、知識人へ質問した結果などを盛り込んだファクトに基づいた内容です。
世の中の物事を見るときの心構えが示されている。
「世界は分断されているという思い込みの本能」「世の中悪くなっているというネガティブ本能」「目の前の数字が重要と思う過大視本能」などによる9つの視点で考察がなされている。
非常に為になる本と思います。
是非、手に取って読んでみてください。知らないこといっぱいです。
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