LIFE SHIFT / ライフ・シフト 100年時代の人生戦略(リンダ・グラットン/アンドリュー・スコット著)


長い人生、何して楽しもうがテーマ

週に1回くらい書店をぶらぶらする習慣がある。
このタイトルが飛び込んできて、今後の人生の役に立つかな、と思い購入した。
その後、話題の著になり、小泉議員も、人生100年の話をするようになった。

付箋を何か所かつけていたので、いくつかピックアップしてみる。
・人生が長くなると余暇は、新しいステージに向けての自分を再創造するための投資の時間にもなる。従来の消費、レクレーション(映画鑑賞、ゲーム、海でのレジャーなど)を減らし、投資(スキル、健康、人間関係など)とリ・クリエーション(再投資)を増やせる恩恵の1つがある。
・教育→仕事→引退という3ステージ人生を今まで一様に送ってきた(一斉行進)、今後のマルチステージでは、新しい人生の節目と転機が出現し、どのステージをどの順番で経験するかという選択肢が大きく広がる。これは、一人ひとりの嗜好と状況によって決まるのだ。
・テクノロジーの進歩で消滅しない職に就きたいのなら、人間が「絶対優位」(創造性、共感、問題解決、身体的作業)を持っている仕事と人間が「比較優位」を持っている仕事である。
・お金が重要ではないが、無形の資産(ジム入会、家族との休暇、愛する人との余暇など)を支えるために経済的安定を実感しておく必要がある。この相互関係は非常に重要だ。
など、うなずける内容ばかりである。

自分の寿命は現時点わからないが、世界の平均寿命が70歳、日本は、更に10歳長いので、事故、予期せぬ大病がなければ、退職後、10年、20年は生きている可能性は高い。
その時に備えて、何かしておく必要があると思う。
そのきっかけとして、本書を読むことは重要だと思う。

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