2010年に初版が出た後、10年弱ロングセラーの本である。齋藤氏の知名度と「雑談」という普段の何気ない生活の中で多くの人が気にしていることがテーマのためだろう。私も5年くらい前、つい購入してしまった。
私も、雑談力は低いです。仕事で共通の話題があるのならいいのですが、特に接点がない方に対して、天気の話の次に何話そうかな?と考えてしまう。少しでも雑談力を上げるヒントになればという期待があった。
「雑談というのは、あなた自身の人間性とか人格とか社会性といったものがすべて凝縮されている。そして、その「すべて」をたった30秒の何気ない会話の中で見破られてしまっている」と書かれている。ちょっとドキッとしますね。
テーマは、「周囲の人に安心感や信頼感を与え、より多くの出会いやチャンスをつかむために、社会性とコミュニケーション能力という、人生を豊かにし、仕事はもちろんのと、あらゆる場面で必要とされる最強の能力を自分のものにする」ことです。気になったことを書き留めます。
本には、もっと具体的な例が紹介され、読みやすくなっています。いろいろな場面で自分を支えてくれる「雑談力」を身に付けて、楽しい人間関係を築いてみてはいかがでしょうか?