記事一覧
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うつろ屋軍師(蓑輪諒著)
若い歴史小説家、蓑輪諒が描く丹羽家の軍師江口正吉を描く「うつろ屋軍師」、注目の作家。 歴史小説を気ままに読んでいるが、好きな作家さんがお亡くなりになり新刊が出ないので非常に寂しい感じである。 山本兼一氏が2014年享年5 […]
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すごい心理学(内藤誼人著)
内藤誼人氏の「すごい心理学」は、身近な出来事を、どこかの研究者が統計、検証をした裏付けて紹介。 心理学の本は、結構とっつきにくいものが多いが、この本は、有名な主にアメリカの大学の研究を基に、普段私たちの身の周りで起きる心 […]
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シンク・クリアリー/Think Clearly(ロルフ・ドベリ著)
ほどんど抵抗感を感じず、すーっと入ってくる良書。若い人には違和感あるかもしれないが、困った時には楽になる。 2017年にドイツでベストセラーになり、今年(2019年)4月に日本で発行され、注目されている本である。電車広告 […]
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WWシリーズ(森博嗣著)
数百年後のAIテクノロジー、ロボティックステクノロジーをベースに展開するミステリーの新シリーズ 森博嗣氏のミステリー「Wシリーズ」の最終巻「人間のように泣いたのか?」を読んで、10か月が過ぎ、森ワールドの禁断症状になって […]
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孫子の兵法 勝つために何をすべきか(渡部昇一/谷沢永一著)
孫子の兵法は、人の命を守りつつ、無駄なく戦いに勝つ術が詰まっている 「勝つために何をすべきか」、帯には「情報、戦略、リーダーシップのすべてがここにある!」と書かれている。 孫子は、WiKiによると、紀元前500年ごろ中国 […]
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生物と無生物のあいだ(福岡伸一著)
生物と無生物(鉱物)の間の存在って?生命の定義って何?を教えてくれる本。 ビジネス書と小説とは違う分野の本を探していると、ちょっと変わったタイトルが目に飛び込んできた。「生物と無生物のあいだ」って、何??。2007年初版 […]
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小説上杉鷹山(童門冬二著)
江戸時代中期の名君 米沢藩主上杉鷹山。理想的な経営、イノベーションを実践した人物の一生を、童門冬二が丁寧に描く。 歴史小説には、戦国時代、江戸末期~明治維新の武将、人物が扱われることが多い。私のペースで、様々な歴史小説を […]
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できるリーダーは、「これ」しかやらない(伊庭正康著)
新しいチームを成功させるために、伊庭正康氏の「できるリーダーは、「これ」しかやらない」を読んだ。客観的に認識でき非常にためになる。 この本は、週末時々行くイオンにある本屋で手に取った。 最近の組織で、今まで交流があまり無 […]
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村上海賊の娘(和田竜著)
南蛮の美貌を持つ村上海賊の姫が、信念を持ち無謀にも織田軍に立ち向かう。 この本に出会ったのは、2,3年前、会社近くの本屋に、ぶらっと立ち寄った際に、目に留まったことである。作者和田氏のことは存じ上げていなかったが、手に取 […]
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約束の海(山崎豊子)
社会問題に真剣に向き合った読み応え十分な小説 山崎豊子は、社会風俗の作品から始まり、社会問題にテーマを移し晩年を閉じた日本の正統派の小説家の一人であると私は思います。彼女の作品は、本当に面白く、読み始めると止まらない作品 […]