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シャインマスカット ぶどう(長野県)

長野県、山梨県での生産数は多いが、実は広島県生まれの「シャインマスカット」。香り、糖度、種無し、皮ごと食べられる魅力は最強のフルーツ。

すっかり秋の味覚のぶどうとして定着した「シャインマスカット」。

実は、この 「シャインマスカット」 は、広島県生まれなのです。1988年から交配選抜され、1999年から試験提供され、2003年に「ぶどう農林21号」「シャインマスカット」として命名登録され、2006年に品種登録されたようです。(wiki) 国の認可が下りてまだ15年なのですが、認知度、人気度も非常に高いぶどうになっています。

淡い緑のぶどうである欧州産「マスカット」とアメリカ産「スチューベン」のかけ合わせです。

研究を経て、「マスカット」の香りを引き立たせ、大粒で、糖度が高く、酸味が少ない、しかもジベレリン処理をすることで種無しになり、しかも皮のまま食べられるため、人気になるのは当然の品種です。

ただ、ニュースでも話題になっているように、この最高な品種であるがために中国、韓国が違法に栽培し、当たり前のように海外に輸出して利益を得ているのは、何とも心の痛む話です。苦労して育て、付加価値を付けてブランド自体を育てていきたい中、研究者や農家にとっては大打撃です。なんとか政治で解決して欲しいものです。

さて、価格は一房2000円くらいするために、ぶどうとしては高級品ですが、おいしさ、食べやすさからその価格には納得させられる果物です。

今回は、9月中旬にネットで注文をし、10月12日に到着しました。

シャインマスカット ぶどう(長野県)
  • 628g
  • 586g
  • 合計1.214kg

通常一房400~500gなので、これら2房はかなり大きめの房でした。

一粒も、ほぼ長さ4cm、幅3cmの大きさで一口では食べられないサイズです。

もちろん、収穫して翌日に手元に届いているので鮮度抜群、上述の特徴をそのままに、皮は薄皮でパリッと弾ける食感で、非常に高い糖度の果肉が口いっぱいに広がり、マスカットの若々しい香りが皮の僅かな酸味と共に次第に甘さを追いかけるように表に出てきます。うん、やはり、研究しつくされ高価な品種だけあり、満足度の高い品種だと思います。

これら2房、4人家族で4回に分けて分けましたが、1回で5~6粒でも満足度高いです。

シャインマスカット ぶどう ハーフ(長野県)

ぶどうの収穫量は、1位 山梨県21%、2位長野県20%、3位山形県9%、4位岡山県9%、5位北海道4%。しかし収穫量は年々下がってきています。令和2年で163.4千トン、2年前の平成30年からも11千トン減少。日本では60種類以上のぶどうが生産されており、1位 巨峰22%、2位 ピオーネ12.5%、3位 デラウエア12%、4位 シャインマスカット 7.7%。

マスカットの香りが好きで、昔から大好きでしたが、その特徴に、更に高い糖度を持たせているので非のつけどころがない味です。個人的にはもう少し酸味があっても、とは思いますが、現代は甘さが大きな売りになるので世の中にあった味なのだと思います。種無しもスマートに食べられるのでよいですね。

子供がこれを食べると、他のぶどうは食べられなくなってしまうかもしれませんね。

高価なフルーツですが、やっぱり1シーズンに1,2回は口にしたい果物ですね。

■商品紹介


Ohtani Hisao

1967年生まれ。高校卒業まで大阪→名古屋→福岡→島根で生活。今は、神奈川県逗子市に在中。都内の会社に勤め、同居は、妻と子供2人(2020年時点 大学生)。無理をしない程度に、読書、映画、美術鑑賞、スポーツを楽しんでいます。特に2019年春からSUP(Standup Paddle Surfin)に奮闘中です。ブログで奮闘ぶり更新中です。

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Ohtani Hisao

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