新規ビジネス提案(研修2)
多様性が生み出すイノベーションを実感
2週間前に、1回目の研修があり、今回が2回目。開催場所は、神谷町にある某投資会社のオープンミーティングスペース。今回は、この提案を一緒に進めているメンバー計3人が揃った。これは、すごくよかった。一体感が生まれる。
帰省と本業の忙しさで、ここ3日間の残業時間、家の時間で、先回のシナリオで資料を作り直し、冒頭の3分ピッチ練習。5分ピッチと思っていたので、途中で終了。終了時に「もっと聞きたかったな」という声を頂きありがたかった。
その後、先回にアドバイス頂いた方と、こちら3人で、2週間後の本番に向けてのストーリー作りを開始。「必要な素材は揃っている」と言われ、本番は、10分なので、ピッチの内容もメリハリをつけ、さらっと流す箇所と、しっかり話す箇所を決める。約1時間半くらい、4人で、あーでもない、こうでもないとブレスト的な要素も踏まえ、ピッチの流れ構成を組み立てた。
3人ともが、そのピッチの流れを理解すること、誰でもピッチできることのために、3人に、その組み立てた流れを3分以内でしゃべれるようにするなど、良い試みをしていただけた。
こちら3人ともエンジニア視点で物事を考えるので、「ここは、技術的に難しいだろうな」とか、「少しでも多くの方に、この商品、サービスを使ってもらうために、すべての要望のORを考える」などするのですが、アドバイスしてくれる方は、あくまでも、ビジネスとしての市場性、特定のセグメントの顧客体験の観点で物事を考え理想形を作る。そこで、明らかに魅力的なビジネスになる可能性があるのなら、今後、出来無いところ、難しいところをお金と時間をかけて調査、ビジネス化し具現化すれば良いという、ある意味、割り切った考えなので、非常に刺激になりました。マインドセットの切り替えですね。
この提案が、事業化した折には、アドバイス頂いた方も、声掛けて欲しいというリップサービスも頂き、ありがたい限りです。以下、2回目研修のポイントで、プレゼンの流れとポイントです。
- カスタマー定義
- カスタマーが抱えている問題点
- その問題をどうやって解決するのか
- それは具体的にどういうもの、サービスか
- それは、他の製品、サービスとどう違っているのか
- その顧客体験は具体的にどういうものか
- この商品、サービスによる懸念があれば、どう解決するのか
- ターゲットの市場はどのくらいあるのか?
- ビジネスモデルと規模
- はじめのターゲットカスタマーではないが、今後この商品、サービスのカスタマーになりうるポテンシャル
- どういうチャンネルで売っていくか
- このビジネスを続けてどういった挑戦、夢が待ち受けているか
- 必要なコスト、スケジュール
- 裏資料は質問を想定し、20,30枚用意すること。
技術的に、どこまで出来るかは、今後の調査、検討次第だが、最先端のAI技術を駆使し成立すれば、世界中の老若男女が一人1台+サービスが当たり前の世の中になるポテンシャルはある。それも誰もが手が届く価格で、解決する課題が大きな社会問題なので、手放せられない状況になる可能性もある。リカーリングビジネスも無理なく盛り込めるので、ビジネス的には非常に強いものになりそう。
新しいもの、事を考えるのは多様性が重要だなと改めて感じた次第です。感謝です。
今できることは、本番に向けて、この商品、サービスを審査員にうまく伝えることだ。世の中が良くなるために、がんばろう。
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