SUP(16回目) / Standup Paddle Surfing


波乗りをせず、落水しないための基礎の猛特訓。正直心折れそうだった。

2週間ぶりのSUPStandup Paddle)をやってきました。昨年の5月から始めて、1年1か月で16回目。

通常、前日にスクールに予約を入れるのですが、今回は、3日前に予約を入れました。火曜時点、金曜の午前中に会議が無いため午前半休を宣言、スマホアプリ「Windy」で、天気(曇り)と風向き(南から南西)、風の強さ(3m)、波の高さ(1~1.5m)、潮の満ち引き(満潮から少し下がったところ)を確認。これなら行けると考え、予約を入れました。

前日11日は、非常に強い風(10m)で、夕方から崩れ、大雨強風になった。が、12日朝は、すっかりいい天気で、早い時間から蒸し暑い状態。開始時間10日近づくにつれて薄曇りになってきました。

逗子海岸 東浜から江ノ島望む / Enoshima from Zushi Beach (2020 June 12th)
逗子海岸 東浜から江ノ島望む / Enoshima from Zushi Beach (2020 June 12th)

いつものように、スクールに行く前に逗子海岸に寄ると、南西の風、風はそこそこ、波は、小さなビーチブレイクがあるかないかくらいでした。しかし、沖のポイントを見ると、高い白波が幾重にも見えました。「今日は、スクールはどこに行くのだろう?」と思いつつ、曇った空と江ノ島をスマホに納め(富士山は拝めず)スクールへ。

Zushi Oceans Club
Zushi Oceans Club

今日は、購入したペットボトル用のウエストポーチを初めてつけて海に向かいます。

ウエストポーチ(ペットボトル入り)/ Waist pouch with plastic bottle
ウエストポーチ(ペットボトル入り)/ Waist pouch with plastic bottle

この日は、メンバーの方が2名、ビジターが4名、スタッフ3名でした。ボードは、「foote surfboards Hawaii(9’6″ x 32″)」(HP) でした。いつもより薄いボードのような気がします。

海は、中ぐらいのうねりです。初めて体験の方と、半年ぶりの方は、波の無いところに行くために鐙摺港に行くようです。メンバーの方はビーチブレイクで波乗りに行くようです。自分が、どちらにいくのかよく分からない状態で、海に出ました。一応、中途半端な位置で漕いでいると、小林さんに呼ばれている気がするのですが、はっきり言っていることが分からない。かといって、鐙摺港にいくと、波乗りできないので、メンバーさんのところに向かいました。

20分くらいすると、小林さんがやってきて、「言った通りにしてよ、勝手な行動すると自分も危ないし、人にも迷惑かけるでしょ」とお叱りの言葉(汗)。「そうか、あれはやはり呼んでいたのか。。。」「まあ過ぎてしまったものはしょうがない、謝ろう」。

そこから、小林さんからの特訓が始まった。「〇〇さんには、最初に波乗りの美味しいところを体験させたので、あまり基礎を教えられなかった」ということで、この日は、波乗りをやらせてもらえず基礎練習

いつも波乗りの時、乗りたい波の前に、堪えきれず落水してしまうことが多い。それを無くすための特訓です。

「カンティーナ」から「下水処理場」の間を、ひたすら往復です。正直めげそうになりました。多くの事を言われても、一気に上手くなれないし、バランス崩して落水は繰り返すし、へとへとになり、太ももがパンパンになる。最後は、立っているのが嫌になる気持ちです。しかし、高いレッスン料を払っているので、貧乏性の私は食らいついていきます(笑)。

  • 姿勢について、もっとボードに真っすぐに立ち、膝を曲げる。大きなうねり、波のときは、膝をもっと深く曲げる。目線は、水平線を見ながら周囲の波の状況を把握する。
  • パドルの差し込む位置は、もう少し手前で良い。前に差し込むために腰に負担がかかるような曲げはやめる。
  • ボードに立っているときは、バドルのブレードを斜め前方に差し入れて、海の抵抗を利用してバランスを取る。
  • 転びそうに思ったら、パドルをボードの垂直方向に寝かせ、低くしゃがむ。(落ちると疲れるし波乗りチャンスを逸してしまうため)
  • 漕ぐときはブレードをしっかり差し込み、水をきちんとキャッチする。焦らずしっかりキャッチしたらシャフトを持つ手でブレードを差している位置までボードを押す出す(引き寄せる)感じにする。その際、グリップは、押し込む感じ。
  • ブレードは、前方に向ける面が、少し上になるような角度で水に入れ、上記の引き寄せるときに、ボードを上に押し上げる感じにすると推進力が上がる。
  • この日は、姿勢重視だったのか、シャフトを持つ手は、グリップから40㎝くらいのところと言われました。
  • 帰り際には、グリップの位置を目の前ではなく、シャフトが横方向に傾かないように、肘が目の前に来るようなイメージまでもっていく。
  • パドルを持ち変えるとき、頭の位置はブラさない。目的の方向に真っすぐ見て置く。

言われたこと思い出すだけでも疲れてきます(笑)。

小林さんは、厳しくトレーニングしたうえで、こんな上げのことを言ってくれます。「でも、〇〇さん、年の割には、バランス感覚良いよね。バランス取る基礎をしっかりやっていないのに、波乗っちゃうんだもん、正直驚いたよ。普通乗れないもん。」こういう上げ下げが、プロのトレーナーなんだろうね(笑)。

海岸に戻るとき、干潮に近づき、ビーチブレイクの波が高くなってきました。今日の波乗りはゼロ本です。

まあ、とにかく、へとへとにはなったのですが、次回までに、家にあるバランスディスクに乗ってイメージトレーニングをしておくとするか。

ペットボトルの給水は2回。折れた気持ちの気分転換に良いです。

さて、午後の会議に参加。

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