成就院(鎌倉)/ Jojuin in Kamakura
パワースポットがある「成就院」への階段からは、「由比ガ浜」が一望できる。
江ノ島電鉄(江ノ電)の長谷駅と極楽寺駅の間の、鎌倉七切通の1つ「極楽寺坂切通(Wiki)」の海側に「成就院」(HP)がある。
Wikiを抜粋すると、「空海(弘法大師)が諸国巡礼の折、百日間にわたり虚空蔵求聞持法(虚空蔵菩薩の真言を百万回唱える修行)を行ったところと伝えられる。 承久元年(1219年、承久3年説もある)、三代執権の北条泰時がこの寺を創建し、北条一族繁栄を祈ったという。元弘3年(1333年)、新田義貞の鎌倉攻めの戦火で焼失したが、江戸時代に再建された。」。
長谷駅から行くと、空海(弘法大師)が、修行を行った虚空蔵菩薩が安置されている「虚空蔵堂」(星井寺とも呼ばれる)が、右手に見えてきます。階段を上ってみましたが、こじんまりとした場所でした。『虚空とは無限の知恵を表し、御真言<のうぼうあきゃしゃきゃらばやおんありきゃまりぼりそあか>を唱えることで、頭脳明晰になる』らしいです。(後で知りました。。。)
「虚空蔵堂」のほぼ向かいに、「成就院」の「東結界」に行くための階段があります。私の前に、1組がいましたが、この結界のところに記載している張り紙を見て、引き返してきました。「何か行けないことが書かれているのかな?」と思い、自分もやめようと一瞬思いましたが、一応張り紙のところに行ってみると、「植樹の都合で今年(令和2年)は紫陽花を見ることができない」ということでした。つまり、紫陽花を堪能はできないけど中には入れるということです。
「東結界」の門を入ってみると、確かに、右手(切通側)の紫陽花には、ほとんど花がついていませんでした。更に登っていきます。そこで元来た階段坂を振り返ると、目の前に「由比ガ浜」の海岸が一望できます。帰宅後、妻に、「由比ガ浜」見た?と聞かれたので、有名な場所なのですね。
そこから、少し歩くと、左手(切通の逆側)に、「普明山」と書かれた山門があります。
その門を入っていくと、右手に、空海(弘法大師)の像が見えます。そして、こじんまりですが、綺麗に管理された境内の向こうに、「成就院」の本堂があります。本尊は、「不動明王」。
順路通りに、本堂の右手に行くと、「聖徳太子 千三百年御忌記念に建立」と書かれた立て看板があります。そして、「八角小堂」が飾られています。
更に進むと、「小生石」の立て看板。「安産 子育 子授かり 功徳あり」と書かれています。「子安地蔵菩薩」の前に二つ大小の丸い子生石があります。その石をなでるとご利益があるらしいです。
右手に折れていくと、本尊「不動明王」の御分身が飾られている。立て看板には、「本尊御分身 縁結び不動明王像」と書かれている。ここは、「パワースポット」として有名らしい。
再び門を出ると、極楽寺駅の方に向かい、階段を入りていくと、「西結界」の門があります。そこを出ると「成就院」の結界から出たことになるのですね。門を出ると、紫陽花の花がありましたので、写真に収めました。
「成就院」には、「文覚上人荒行像」「なでかえる」もあるそうですが、気づきませんでした。行かれた時は、見付けてみてください。
さて、長谷駅から「力餅家(ブログ)」で買い物し、「虚空蔵堂」を参って、「成就院」を参りました。次は、「極楽寺(ブログ)」です。
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