SUP(330回目)/ Standup Paddle Surfing


最近で最高のコンディション!頭オーバーの波もあり、ロングライド(40m)以上15本!最長104m。でも、こういう波のときにやりたいと思っていたことが何もできなかったのでモヤモヤが残った回でした。

WBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)がにわかに騒がれ始めた。現時点特定の会員限定の申し込み状況で、一般申し込みは1月に入ってから。生の大谷選手が見られると考えると観戦してみたいな~。

逗子海岸 東浜から富士山と江ノ島望む/ Enoshima and Mt.Fuji from Zushi beach (2025 Dec 4)
逗子海岸 東浜から富士山と江ノ島望む/ Enoshima and Mt.Fuji from Zushi beach (2025 Dec 4)

この日は、海のコンディションが予報で良かったので、水曜の午前中の時点で、組織に4日午前半休を宣言。そして、当日を迎え、スクールに申し込んでいないことに気づき、6時代にメールを出す。洗濯、掃除を終わらせ、ちょっとメール見て出かける。

コンディションは、秋晴れの快晴、富士山も今シーズンで一番くっきり見えたかも。気温は10度、さすがに寒い気がする。北風2~7 m/sでかなり弱め。うねり南西0.7mでここしばらくで一番良い。潮位は、10時半ごろ103㎝で干潮、これも良い。

逗子海岸/  Zushi beach (2025 Dec 4)
逗子海岸/ Zushi beach (2025 Dec 4)

気持ちがはやり、いつもより早めに家を出て9時頃には到着、お店に挨拶して、おトイレに行く際に、「今日波ありそうですね」とKBさんに言うと「そうね、気を付けてね」と。それから着替えて(当然誰も居ない)から一人で出かける。RYくんに「誰か先に行ってる?」と聞くと「まだ誰も(言っていない)」とのこと。ちょっとポイントで知っている人が誰も居ないのは残念。

準備体操しながらビーチの様子を見ていたが、ビーチではさすがに遊べそうにない。無くはないが、ショートのショートで危険性もある。風も無いので洋上も順調に富士山に向かってボードを進める。ようやく手前のポイントに着く。遠目には割れている感じだった。2名のSUPサーファーが居たけど1名はちょうど帰り始めた??残りの1名に挨拶後「今日は、どの辺ですかね?」と話しかける。「さっきまでアウトだったんだけど、今ミドルに来て、でもどこがいいのか探しているんです」とのこと。その方は、その後に入って来た波で乗っていったが、数十メートルで波から降りた。もちろん私が乗るための波も来ては居るけど、それも頭オーバーで。1回アプローチを掛けたが、乗れない。次は、ポジションが悪く割れた後の場所だったのでワイプアウト。しばらくどの辺が良いか様子見をしていたが、波は高いけどロングライドできそうな気がしなくなってきたので、更に奥のメインポイントに向かう。そこは、幾重にも割れた波が認められたが、問題は、どこくらい混んでいるか?サーファーがどのくらいいるのか?です。サーファーの邪魔にならないポジションをとる必要があるので、分散されているとなかなか自分の場所がなくなるのだ。

2025 Dec 4 -1
2025 Dec 4 -1

近づくと、サーファーは、サーフィン向けの一番いい波がくるポイントに5名くらい集まっている。その沖から回り込んで挨拶をしてレフト側に抜ける。そこには、ローカルのSUPサーファーが2名離れてポジションをとっている。1名は、サーファーの近く。もう一名は離れたところ。私は、離れたところに陣取る。他の2人の方は、様子を見ていると上手な方です。(やばい、邪魔できない)と思うが、空いたときに狙えばいい。波数はそれなりにある。サイズは、セットで頭オーバー、小さくても腰~胸はありそう。久しぶりに波サイズで緊張感が出てくる。最近、小さい波しか出会えなかったからな。

2025 Dec 4 -2
2025 Dec 4 -2

一発目、乗り切れず、次の波で揉まれる。(やばい、情けない)これから波が引いてくるので割れやすくなりいい波になるかもしれないが、スクールの人たち(何人くらい来るか不明なので大人数だと厳しくなる)が来る前に、出来るだけ乗っておこうと思う。ポイントに来て5分くらいは乗れそうなタイミングが無い。前後のポイントが悪いのかもしれない。こんなに高い波なのに、このまま乗れないのか??とちょっと悩ましくなる。そして、ようやく乗れた。サイズは、頭サイズくらいか。ボードが波にひかっかったタイミングで、下を見下ろすと結構高い位置なので、これぞ大波の醍醐味。そこから、一気に、ボトムに降りていく。ノーズが刺さらないように。バックサイドは、サーファーのいる方向だからフロントサイドに流す。波がすぐ終わる。59mのライド。波に乗った時点で勢いもあるのでロングライドの指標40mは簡単に超える。そこから立て続けに2本乗ったが、やはり早めにプルアウトしてしまう。46m、49m。次は、ノーズ刺さって前方にぶっ飛ぶ。かなりヒヤッとする。インサイドに行けば、腹サイズの波に何本でも乗れそうだが、こういった頭オーバーの日には、そのサイズの良い波を捉えて波を楽しまなきゃとどうしても思ってしまう。少しずつ波の状態と、自分の波に乗る位置も分かって来てくる。多分頭オーバーの波で崩れてスープになったところをこけずに踏ん張って次のピークまで繋いでロングライドを心掛ける。誰も同じ波に乗っていないので、フロントサイドがらバックサイドにも切り替える。そしてプルアウト。本日の最長104m。超ロングライド(80m)以上になると、インからアウトに出るのが大変。腰サイズの波が幾重に襲ってくる。それに立ち向かう必要があり、時々やられる。

この2,3本後の超ロングライドの際には、ついに、向かってきた波に戻され、戻されるどころか、更に先の先まで運ばれて、きっと波乗ったポイントから200m以上は離れたところまで連れていかれた。そこからまたポイントまで戻るのが気落ちしている中で辛い。次いい波乗るぞ!というモチベーションだけで立ち向かっている感じ。このエリアなかなか前に進まない。。。。漕いで漕いでへとへとになってようやくポイントに戻って来たところで、KBさんと目が合う。「インサイドで揉まれて向こうまで行っていました」というと傍にいたRYくんが「さっきから大谷さんが居ないと話をしていたんですよ。」とのこと。遭難未遂だったのか。でも危うくそれに近かったかも。スクールのメンバーは、上手な方ばかりで、FJさん、NMさん、TKさん、YKさんの4人。引率は、KBさん、RYくん、TWくん。

KBさん、RYくん、TWくんはやはり上手い!TWくんは、左右にむちゃくちゃボード走らせ、スプレイを掛けようとしていた。ポイントでは、9名くらい(1名サーファー)で回す感じ。私もアプローチ中、他の人が(特にサーファーの人が)動き始めると中断して譲る感じ。一番私が出たくそだから邪魔は出来ないです。途中で止まると、次の波に大抵やられる。揉まれる。で、順番後回しで、なかなかタイミング良く行けない。と、ネガティブな言い訳していますが、この日は、乗れると楽しくてしょうがない。ノーズ引っ掛かることも5回くらいあった気がする。1回KBさんから「急にホレるから、乗ったら斜めに走らせなさい」とこの日初めてのアドナイスを頂く。そう、波に乗って斜めに走るのは、小波ならできるけど、これだけの大波だと結構勇気がいる。レールだけで波に乗っていく感じなのでちょっとやり方考えてしまう。が、悩むよりやってしまうしかない。

それからちょっと乗るタイミングを待って1本、あまり斜めに走るほどの波でもなかったけど、92mの超ロングライドをやって、元のポイントに戻るも、時間が11時40分過ぎていたので、「帰ります~」と皆さんに言って引き上げた。後ろ髪惹かれる気持ちだったが午後の仕事はしなければいけない。

とにかく、富士山良く見えるし、風は気にならないし、波は大きいしで非常に良いコンディションでした。80m以上は、5本で、40~80mが10本なので、満足な回でしたが、何かもやもやするんだよな。多分、自分が大波の時にやりたいと思っていた、波の腹をレールで横走りしたり、波のトップでターンを入れたり、波の中腹でバック側へきれいなターンを入れたりすることが出来なかったから、つまり、成長するための練習というかトライが出来なかったことなんだと思う。まだ欲があるうちが華かな。

GARMIN Surf 2025 Dec 4
GARMIN Surf 2025 Dec 4

初回~最新のSUPスクールで実際に私が学んだ内容をまとめています。ご参考になれば幸いです。

SUP スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その1)

SUP スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その2)

SUP(サップ)スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その3)

サーファーあこがれの地、逗子でのSUP(Standup Paddle)スクール日記

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