鎧兜(よろいかぶと) /Japanese Samurai Doll
久しぶりの「鎧兜」「鯉のぼり」。「鎧兜」は、日本の工芸品だなと改めて感心した。
「STAY HOME」のゴールデンウィークということで、妻が家中の断捨離を決行。そのお手伝いの中、押入れから出てきた昔懐かしい品々。
その中で、恐らく7年くらい私がサボっていた5月人形「鎧兜」と「鯉のぼり」。
長男が生まれて初めて迎える節句のひと月くらい前、当時住んでいた厚木の「人形のまみや」に妻と出かけ、色々な5月人形のある中、予算、家のスペース、見た目の納得感を短時間で考え、縁あったのが下の兜人形。
ちょっと大きかったけど、頂いたお祝いもあるので、全身のもの「鈴甲子 雄山の鎧兜」にした。当時も兜のみで良いのでは、という風潮もあったのですが、親ばかになりました。その時、「鯉のぼり」も一緒に購入。
子供が小さいときには、毎年、狭いアパートの部屋、ベランダに飾ったのですが、子供もあまり関心を示さず、少しずつ遠ざかっていきました。
5月人形は、組み立てるのは楽しいです。久しぶりでしたが、あっという間に完成です。完成後、リビングに降りてきた次男は、一言二言感想を言っていましたが高い関心を示さず、いきなり刀を抜き始めたので、「飾り物だから抜けないよ」という始末。昔と変わらないじゃん。「これいくらだったの」と金額を聞いてくるのも現金なやつだな。そういえば、いくらだったかな?23万円前後だったような気がする。長男は、ほぼ全く関心を示さず、私が飾らなくなる理由は正当なものでした(笑)。
まあ、こういうものは、親が勝手に子供の健康と幸せを祈って、飾っている物だから、子供からみると関心を持たなくてもしょうがないですよね。
兜を組み立て、改めて、本体と屏風の隅々をみたのですが、いやー良くできているな、やはり日本の文化、工芸品なので、5月人形としてでなくても鑑賞用としても十分楽しめます。特に、「兜」の上に乗っている、木彫りの龍に金箔を施したものは、非常に丁寧な仕事だなと感心してしまいます。
「鯉のぼり」の組み立てが意外と面倒くさく、先に止めてしまいました。持ち家になってから一度も押入れから出したことはなく、今年初めて空に泳がせてあげました。真夏日の2日、気持ちよさそうに泳いでいます。
「鯉のぼり」も「鎧兜」も、今回のコロナ問題がなければ、もう数年押入れの中にしまってあったのは間違いないです。こういうときにできる、楽しめることを楽しんで、次のエネルギーにしていきたいと思います。
皆さん、頑張りましょう。