私がプロサッカーを生で見たのは、Jリーグ初年度チャンピオンシップ ベルディーとアントラーズの戦いだった。妻のお友達からチケットを譲ってもらい、妻と観戦した。
全くと言っていいほど、サッカーに縁のなかった幼少時代。中学時代、サッカー部に入る友達を見て、サッカーって何?というレベル。小学校、中学の体育は冬になるとサッカーを決まってするのだが、ボールを蹴りに皆が集まり、敵陣の方向にひたすら蹴るスポーツというイメージ。高校に入ると、サッカーをもう少し知っている人がいて、体育の時のボールの扱いが格段と違っている。ただ、私はサッカーの本質をしらないので、ただボールを追いかけ、蹴るだけ。
プロのサッカーは違った。Jリーグ含め、ちょっと前からサッカーの注目度が上がり、テレビでよく見ることもあり、以前よりサッカーのことが分かってきた感じがする。ただ、グランドピッチ上の選手の動きは、無駄のないうえに、相手の位置に合わせコース取りのポジションにすっと動き、吸い付くようなトラップでドリブル、精巧なパスを繰り返す。ただ、相手陣内に蹴るだけでなく、攻めては引いての繰り返しから相手を崩し、ゴールを決めるスポーツ。非常に高度なスポーツである。
それ以降、日本代表の試合は見るようになった。
ペレは、そのサッカーの神様。テレビで姿を見るが、彼がどういう生い立ちからどういう動機でサッカーをはじめ、世界に名を馳せたのか、この映画ではそれが語られている。非常に感動した映画でした。