ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年)


生き残っていくためには、仲間を裏切る必要があるのか、しかし、最期に頼る、会いたくなるのは昔の仲間なのかもしれない

私が青年期に見た映画で、これ程好きになった映画はない。ナンバーワンです。内容としては、1920~1933年のアメリカ合衆国の禁酒法時代で貧しい生活をする少年たちがギャングをしながら、富豪にのし上がり生きていく世界。

特に、ロバート・デ・ニーロ扮するヌードルスとジェームス・ウッズ扮するマックスの友情が非常に引き込まれ、謎に満ちているストーリー。ヌードルスは、子どもの時、バレリーナ志願のデボラ(エリザベス・マクラガヴァン)に恋するが相思相愛と分かりつつも身分の違うために、それ以上の接近はできない。その後裏の世界と表の世界で活躍する2人が再会し、結ばれそうになるが、残念ながらそうはならない。

禁酒法が廃止されるとき、マックスの発案で、連邦銀行を襲う計画が立てられる。ヌードルスは反対をし、仲間の命を救うために実行前に警察に密告してしまう。しかし、警察は、その仲間たちを全員殺してしまう。ヌードルスは、その焼死した仲間の顔を確認し、裏切りの自責に駆られながら、追われる身となった。ロッカーに収められた仲間で集めたお金が入ったトランクを逃亡資金として当てにしたが、中は空。疑念が湧く。

35年後、ヌードルスはデボラの兄のお店経営を訪ねる。そこから、死んだギャング仲間の墓に行くのだが、ロッカーの鍵があった。そこから、過去にあった裏切り出来事の裏に隠されていた真実が明らかになっていく。

ビートルズのイエスタディ、アマポーラが作品を盛り上げている。アマポーラは、結婚パーティでBGMとして使わせてもらいました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です