コッホ先生と僕らの革命(2011年)


ドイツサッカーの父とされるイングランドのコンラート・コッホの実話。引き込まれます。

ちょうど3年前に見た作品。内容的に、非常に引き込まれる作品だった。

今では、ドイツのサッカーは非常に安定して、ワールドカップでは、いつも男女共に、いつも優勝候補。そういうドイツのサッカーにも国民的スポーツに昇華したスタート地点がある。

ボールを蹴るという競技としては、WiKiによると、中国が発祥の地らしいが、スポーツとして確立されたのが、イングランドのパブリックスクールらしい。

19世紀末、ドイツは、帝国主義でイングランドを良しとしていない時期。そのタイミングで、イングランドから英語の教師としてコンラート・コッホが、ドイツ名門カナリネウム校に就く。英語を学習するということ自体周囲から理解されない、また、子どもたちも富裕層で、親の言うなりで友達関係もまとまりがない、しかも軍隊的で子供らしさがない。そういう中で、コッホは、イングランドからサッカーボールを持参するくらいサッカー好き。生徒たちとサッカーを始める。生徒たちにサッカーのポジションを与え、サッカーを通しての人としてのチーム連帯感、物事への公正性を体感させていくという話。

コンラート・コッホは、ドイツ・サッカーの父として今も敬愛され続けている。

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