新規ビジネス(検討フェーズ1-4)


自治体、技術会社の他に、法律事務所にも

審査通過から4か月が経った。あっという間に時は流れていきます。今までの経緯は、検討フェーズ1-1検討フェーズ1-2検討フェーズ1-3参照ください。

ここ一か月、1)テーマである社会問題を扱う自治体へのヒアリング 2)サービスを成り立たせるための技術的検証のスタート 3)法律事務所に法律的な観点でのヒアリング を進めてきた。

メンバーのAK氏はモデルの立ち上げで海外出張が断続的に続いている、KM氏は、1年半後のモデル開発に向けての中心人物なので、なかなか時間が取れない。私も本業で面倒を見る分野が広く、また、業務改革を進めているため進捗に注視しなければならいため、新規ビジネスに割ける時間も限られている。3人とも自分たちが提起した社会問題への1つの解決ソリューションを提供するという思いがあるので、それが推進力になっている。

1)については、滋賀県のある市役所に伺いSB氏、MT氏が推進メンバーとなっている組織で把握している自治体活動の現状と課題を共有していただいた。私たちの提案するサービスについては、(予想通り)賛成いただいている訳ではないですが、非常に有意義な話が出来ました。こちらからの質問、投げかけに対して、自治体の視点、個人の視点、サービスの対象者になる人たちの視点で色々気さくに話をして頂き、今後進めて行くうえでの参考になる情報を頂いた。この自治体は、我々が解決したい社会問題に、全国で5本の指に入るくらいのお金を投じているだけあって、本質的な解決を図ることに力を入れている。とはいえ、AI技術を導入したり、LINEを活用したりなど人間の力だけでは限界がありテクノロジーをうまく取り入れながら推進されていることもお話から知ることもできました。

2)については、まず私たちが準備したデータを、IN社KB氏とED氏にお会いし、私たちのテーマを明らかにしたうえでお渡しした。かなりハードルが高いことは認識して頂きつつも、ED氏は、大体の方向性を口にされていました。検討結果は12月に入ってから。AN社SZ氏に、同様のデータをお渡しし、11月Eに検討結果の報告を最初に受けました。こちらの期待通り複数の技術を取り入れることで解決に近づけていけるのではないかという方向性を示して頂けた。AD社KB氏にも同様のデータをお渡ししたが、11月Eまで多忙のため検討はできないとのことでしたので12月に入って報告を受けようと思います。

3)については、2つの法律事務所に伺って、私たちが取り組んでいる商品、サービスの法的位置づけと市場のニーズについて確認させて頂いた。結論としては、大きな問題はないということでした。ただ、私たちの会社が大きいので、お金の匂いを感じて訴訟を起こされることはゼロではないというアドバイスももらった。もちろんそのアドバイスに対して回避することを今後考えていくことができるので、このタイミングでのこのアドバイスは非常に有意義でした。彼らも微妙に立ち位置が異なる方でしたので、多角的な意見が得られたので、やはり、病気の診断のように、セカンドオピニオンは大切だなと改めて思った次第です。法律事務所の相談料の相場は、5000円~20000円/時間と結構ばらつきがあることも分かりましたし、事前に相談内容を箇条書きで提供していることで、限られた時間が有効に使えました。最初のR法律事務所のTK氏は、テレビにも出ておられる方とのことでその分野の第一人者に近い存在のようです。挨拶そこそこに機関銃のように私たちが求めている話を話続けられ10~15分くらいは続いていたように思えます(笑)。

その後は、こちらの質問に対して、実際のケース、法律の観点で分かりやすく説明頂け、非常に気さくな方で好感が持てました。次にお会いしたのはY法律事務所のYM氏で、単刀直入にこちらの求めている回答をおっしゃり、その後質疑と共に、言葉を選びながら自分の扱った事例を交え、注意点を話していただけました。「金の匂い」に対する忠告もこの方です。前者の方は、サービス開始したら欲しいということをおっしゃっていたので、販売先としても相談できるかもしれません。

さて、12月に入るので、年内には、技術的な方向性だけは押さえ、来年にはもう少し踏み込んだ検討ができるようにしていきたいと思います。メンバーと忘年会をしようかな。そうそう、プレゼンピッチで大きな力になっていただいたAS氏にも声掛けしようかと思います。現状の報告と、ポジティブシンキングで元気を頂くために。

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