ビストロ・ブルゴーニュ(Mercure Yokosuka Hotels)
Marcure Yokosuka Hotelsでランチフルコース。夏日に空調が効いた21階から横須賀の港を見下ろし、東京湾の航行と目に鮮やかな料理を楽しみました。
20数年前、この「メルキュールホテル横須賀」(Mercure Yokosuka Hotels)は、「横須賀プリンスホテル」でした。その時に一度、ビュッフェを頂いたことがあり、その後、隣の劇場のイベントに来たり、ケーキを買って帰ったりしましたが、レストランは久しぶりです。妻と二人でのんびりランチです。
「鰹のマリネ ビーツのタルタルと共に」、これ、とてもきれいです。
下に赤紫のビーツが敷かれて、その上に鰹のスライスが2切れ。トッピングにハーブとズッキーニか硬めの生食用の蕪。ソースは、チーズ仕立ての真っ白なタルタルで、オリーブオイルをちらして緑の演出。このタルタルソースは、ブルーチーズ系の香りして、ブルーチーズが好きな私は好きな味でした。
ナイフとフォークを入れていくと、ビーツの赤紫が、淡く白いタルタルソースに広がり、ピンク色に変わっていきます。ピンクと白、緑がとてもきれいで、ビーツは甘い味で、鰹をタルタルソースに絡ませながら食しました。色と味で、最初からなかなか好感の持てる一皿でした。
初めてノンアルコールの白ワインを飲みましたが、ブドウジュースの甘くない飲み物で、もちろんアルコールの味はしません。ちょっと不思議な感じ。900円、もう1.5倍の量は欲しかったのが正直感想でした。注ぎ時、そこで止まる??と思いました。でもワインで舌をリセットするには良いです。
「インゲンのポタージュ」。鮮やかな緑にオリーブオイルと、恐らくワインビネガーでアクセント。インゲンのポタージュは初めて食べました。でも、インゲンってこんな味だっけ?と思いながら食べ進めました。インゲンだけでポタージュできるのかは不思議でしたが、味と香りから、玉ねぎとポテトが入っているように思えましたが、この鮮やかな緑はすごい。底には、インゲンが1cm長さにカットられていて触感も楽しめました。スープ皿が温められているので、ゆっくり食しても温かさはキープされていました。正面窓の外が、横須賀ベイエリアの緑と穏やかな真っ青な海なので、いいコントラストです。
「鰆のヴァプール プティポワフランセーズ」。鰆(さわら)の蒸し料理で、恐らく鰆の内臓をソースにして、内臓独特の甘苦い味でアクセントをつけいる。ソースは、バターとレモンと玉ねぎかな。この「プティポワフランセーズ」って、フランスの家庭料理で、グリーンピースが主役のバターソースの蒸し料理で、この皿にもグリーンピースがいっぱい乗っています。鰆の上には、グリーンピースの枝が添えられていて、楽しさがあります。食べていいのかなと思いながら食べましたが、豆独特の生豆くさい青臭い味でした。まあ当然ですが。。。
「鶏腿肉のルーロー トマトフォンデュ添え」。同席の妻は、お肉はパス。私のみお魚とお肉をオーダー。もちろんお肉の一部を共有しました。もも肉は、周囲は皮で覆われ、カリカリで香ばしかったです。舞茸、人参、ポテト、紫の蕪が添えられ、ソースは、トマトのペースト(フォンジュ)と鶏の旨味とワインビネガーを煮詰めたものだと思いますが、なかなかに美味しい。周囲は、乾燥したハーブが散らされています。
写真にはないですが、3種類のパンがあり、ソースを絡めて食べました。パンはおかわりできます。
「チョコレートテリーヌ」。丸いお皿に、四角の浅い凹みがあり、その四角の凹み部分に、チョコレートのテリーヌとバニラアイス+ミント。ソースは、マンゴーの黄色とラズベリーの赤紫、アイスクリームの下には、コーンフレークです。チョコレートのテリーヌは、柔らかく、ビターなチョコレートで、まさに大人です。バニラアイスは、もちろん定番として美味しいです。ミントと一緒に食すと栗の中がさわやかに香りが広がります。ソースも酸味が効いていて、残すことなくきれいに頂きました。
そのほか、飲み物は、コーヒーか紅茶で、コーヒーを頂きました。
真夏日で外にしばらく居ると汗がにじんでくる時間帯に、空調の効いた、高層ホテルの21階から街並みと木々と海を見下ろしながら、東京湾を通過してく船舶、ヨットを見て優雅なひと時は最高でした。
料金も、ランチコースが、2500円で、私が肉料理も注文したので、+1200円、ノンアルコールワイン900円。二人で締めて8000円+税金10%=8800円。
■商品紹介
メルキュールホテル関係
今回利用したホテルは「メルキュールホテル横須賀」ここ。