佐藤錦(山形県)/ Sato Nishiki Cherry


見た目も可愛く、味も上品でかつ甘みしっかりの贅沢なフルーツのさくらんぼ「佐藤錦」。

今回、何かの通販(多分郵便局だったと思う)で、さくらんぼ「佐藤錦」を1kg購入した。

「紅秀峰」と「佐藤錦」の選択が出来たが、ちょっと高めの「紅秀峰」は、生憎数量限定で購入できなかった。そのため「佐藤錦」の購入となった。

学校の教科書でも、山形の有名な農作物「桜桃」(おうとう)って習ったけど、初め桜(さくら)の桃(もも)って何だろうと思っていた。

私が子どもの頃は、缶詰の真っ赤な「さくらんぼ」(Wiki)くらいしか口にしたことがなく、生の「さくらんぼ」を食べた記憶がない。子供の時は、缶詰の「さくらんぼ」は好きだったけど、所詮缶詰なので甘さが前面に押し出され、食感も今となってはみずみずしさはないものだった。

佐藤錦  サクランボ / Sato Nishiki Cherry
佐藤錦  サクランボ / Sato Nishiki Cherry

今でも、飲み物やデザートなどのデコレーションで使われたりするので口にする機会はある。しかし、積極的に食べることはもはや無くなった。

初めて、生の「さくらんぼ」を食べたときには、「アメリカンチェリー」の濃い甘さと比べて、甘酸っぱさのバランスが非常に良く、飽きることなく永遠に食べられる気がした。

実際、山形県天童市に旅行に行った際に、もちろん「さくらんぼ」狩りを目的に行ったのだが、木に登って、永遠に食べ続けていた歴史が私にはある。本当に「さくらんぼ」でお腹いっぱいにした最高のひと時だった。

例年なら、スーパーでパックに入った「さくらんぼ」を購入しているが、今年は、コロナの影響で、「さくらんぼ」の出荷先に困っているという情報があったので、「ふるさと納税」で購入しようかと考えていたら、妻が、ふるさと納税反対ということで、妻がどこからかパンフレットをもらってきて注文したという経緯がある。

とにかく、大好きな「さくらんぼ」をたくさん食べられる機会ができた。

1kgって結構満足する量で、家族4人で、普通に食べる分には、1回ではなくならない量でした。結局、約10個/回で5回/人くらい楽しめたと思います。

やはり、「佐藤錦」美味しいですね。「さくらんぼ」は、見た目も可愛いですし、口に含んで噛んだ瞬間の薄くて張りのある皮のはじける食感は非常に繊細で堪らないです。果肉も、ぷりぷりしています。今回購入した「佐藤錦」は、全くと言っていいほど酸味がなく、濃厚なしっかりとした甘さが口の中にはじけてきます。更に種の傍に行くほど濃厚さが増します。

やはり食べ飽きないフルーツです。

さくらんぼ 佐藤錦 / Sato Nishiki Cherry
さくらんぼ 佐藤錦 / Sato Nishiki Cherry

包装箱も「太陽の光りを燦々に浴びてすくすくと育ったさくらんぼ。甘味たっぷりのおいしさをぜひご堪能ください。」と記載されている。

今までのスーパーの「さくらんぼ」の場合、個体によって味にばらつきがある記憶があるけど、今回のは、味がないものがなく、一律に美味しかった。

佐藤錦(山形県)箱 / Package of Soto Nishiki Cherry produced by Yamagata Pref.
佐藤錦(山形県)箱 / Package of Soto Nishiki Cherry produced by Yamagata Pref.
佐藤錦 Lサイズ  / Sato Nishiki Cherry L size
佐藤錦 Lサイズ / Sato Nishiki Cherry L size

1kgがこんなに美味しく、たくさん楽しめるなら、来年も是非注文しようかと思う。来年は、ネット通販で、率先し購入することにします。お代わり注文も要件等かな。ちなみに「紅秀峰」は、時期的に半月遅いのでこれから旬を迎えると思います。

「佐藤錦」は、wikiによると、『国内で最も多く生産されている品種。1912年(大正元年)から16年かけ、ナポレオンと黄玉を交配してできた。名前は交配育成した山形県東根市の佐藤栄助に因んで1928年(昭和3年)に命名された。』とのこと。

ちなみに「紅秀峰」は、『収穫時期は7月上旬。果実は大きく糖度高く豊産性で非常に優秀な品種。佐藤錦を種子親、天香錦を花粉親にして交配しており、1991年に品種登録された。』とのことで、30年くらいの歴史で、「佐藤錦」に比べると、まだ歴史が浅いのですね。

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