SUP(106回目)/ Standup Paddle Surfing


楽しい波は無く、何とかロングライド3本とあとはショート。クロスターンの個人レッスンがあり、素早く180度転回が出来るようになりましたよ。習得、収穫。

週末のSUPです。関東のこの日は、午前中曇りで午後から晴れという予報。10時点の情報は、気温8度、東の風4m/s(最大風速7m/s)、うねり0.1m、干潮は9時頃で、ちょっと風があり、うねりはほぼ無しなので、期待薄ですが、前回のように期待を裏切る波があるかもしれません。

逗子海岸 東浜から江ノ島と富士山望む / Enoshima and Mt.Fuji from Zushi Beach (2022 Jan 29th)
逗子海岸 東浜から江ノ島と富士山望む / Enoshima and Mt.Fuji from Zushi Beach (2022 Jan 29th)

メンバーは、波乗りたい人10名弱。海岸に出る道中、NMさんとペットの話を少々。海に漕ぎ出す前に、インストラクターKBさんから、クロスターンについて丁寧なレクチャーがありました。今まで、一番丁寧なクロスターンの説明でした(笑)。このクロスターンは、波乗りの方向転換180度に使用することをKBさんはお勧めしています。ピボットターンよりもお薦めです。ポイントは、入水させたパドルの軌道です。いかに効率よく水をキャッチしてターンにつなげるかです。その場では、KBさんのデモでしたが、海上で、個人レッスンが始まります。

さて、海上は、風は少々ありますが、比較的穏やかで、10m弱の水深でも海底がしっかりと見えます。海水温も下がってきたことで、ワカメが大分成長してきているのが良く分かります。昨晩、三浦半島採れの「ワカメ」をワカメしゃぶしゃぶで頂きました。磯の香りが高く、非常に柔らかかったです。これからの季節の楽しみです。

波はほどんどなく、辿り着いたポイントは、もっとも奥のところです。

それでも、稀に腰サイズが入ってきますが、ほとんどは割れず非常に波乗りには厳しいコンディションでした。先客のサーファーも数名程度、サッパーも3,4名程度で、この日はちょっと人気もない状態です。

運よく波があれば、左右のターンの練習と思っていましたが、波に乗ること自体が難しく、いくつか挑戦してみましたが、出来てショートライド。しかも幅は非常に狭いので横流しは出来きませんでした。

その内、KBさんから声が掛かり、MTさんと私の2人に対して、海岸でレクチャーがあったクロスターンの実践トレーニングが始まりました。「中上級者でもなかなか上手に使いこなしていない人もいて、混んでいる際に、その場でさっと向きを変える時に非常に役立つので、こういう波のない時に、習得しておくと今後上達するよ」とのこと。

逗子海岸 東浜から江ノ島と富士山望む(拡大) / Enoshima and Mt.Fuji from Zushi Beach (2022 Jan 29th)
逗子海岸 東浜から江ノ島と富士山望む(拡大) / Enoshima and Mt.Fuji from Zushi Beach (2022 Jan 29th)

最初は、私のパドル裁きを見て「違う」と言われました。良くないポイントは、グリップの位置が体の高いところにあるので、姿勢を落としてもっと海面近くまでもっていき、パドルをしっかり水に挿し込む。左手でグリップを持っている場合、パドルをボード左横から差し入れ、左手を膝くらいまで下げ、そこから、ブレードを左斜め前に押し出し、そこで水をキャッチして、体全体でブレードの位置までボードを回転させ、ノーズを越え、最終的に、ブレードをボードの右横まで持ってくる。そうすると1回のパドルワークで180度以上向きを変えることが出来ます。指導を受けながら3回くらいすると、「大谷さん、何か掴んだ感じだね」とKBさんから。確かに、水をしっかり掴んで、180度以上ボードを回すことができるようになってきました。それを左右交互に10回ずつくらい練習してみました。しかし、バドルで水を掴むので、その圧に負けて、落水することも2,3回。スピードを意識すると体幹が必要です。姿勢を低くすることが重要だと思いました。

普通に前に進むときもそうですが、パドル裁きは、基本、行きたい方向、向きたい方向にブレードを挿し込んだところに体(ボード)を持っていくことです。

逗子海岸 /  Zushi Beach (2022 Jan 29th)
逗子海岸 / Zushi Beach (2022 Jan 29th)

レッスン後、波乗りに戻りましたが、なかなか難しいので、インサイドに移動してのトライ。ロングライドが3本、ショートライドがレッスン前を含めて5,6本くらいでしょうか。

ロングライドの1本で、KBさんの傍で、間近に迫った今日にしてはちょっと大きめの腰サイズの波に対して、先ほどのトレーニングの成果を披露して見事乗って見せました。「やった!」って感じです。ポイントまで戻ってくるとKBさんから「乗れたね~、ねっ、使えるでしょ!」っと。

トライする波数も少ないため、ワイプアウトはゼロでしたが、このインサイドは、色々な方面から波が来るので、波待ちの際や、ポイントまで戻る際に時々バランスを崩して、冷たい海に落ちました。でも、ブーツは最高で、寒さを全く感じないので、入水した時に体内の水が入れ替わるとき以外は大丈夫。足元が暖かいといつまでも踏ん張れるから全く違いますね。

帰りは、野球のボールくらいの球をKBさんが拾い、それをメンバーで遊びながら帰還しました。昔、KBさんやNMさんは、Starboardの専用のパドルを使って、SUP Poloで遊んだことがあるようでした。KBさんの説明だと、25mプールくらいのコートに、ゴールなどを設け、3人対3人で対戦するらしいですが、漕ぎながら、パドルのブレード部分がお玉みたいな半球上になっており、そこでボールをすくったり、投げたり、キャッチしたりして、パスを繋げてゴールをするスポーツのようです。ゲロ吐くくらい激しかったようです。想像できますね。結構、ボードの上でのバランスや、水を掴むと重たくなるので、結構ボールをすくったり、投げたりすることは難しいです。

この日、波乗りはあまり満足できなかったのですが、次に綱があるクロスターンの習得など、なかなか充実した日でした。

初回~最新のSUPスクールで実際に私が学んだ内容をまとめています。ご参考になれば幸いです。

SUP スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その1)

SUP スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その2)

SUP(サップ)スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その3)

サーファーあこがれの地、逗子でのSUP(Standup Paddle)スクール日記

■商品紹介

私が購入したのは、下のMUTANTの昨年モデル。3回使ったけど、全く足元が寒くならない。



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