SUP(サップ)スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その2)
最近、人気上昇中のSUP(Standup Paddle)を、1年3か月前からスクールで学んできたことをこのブログに書き留めます。
SUPに関心を持ち始めた方への上達ノウハウだけでなく、私の備忘録でもあります。ご利用いただければと思います。(『SUP(Standup Paddle)スクール日記』)
私自身が、もっと上達すれば、ビデオやGoProを使って動画などをアップしていきたいところですが、まだ、海上では安定していないので(汗)、実現していません。私の動画には拘っていないので、良い動画があれば、リンクしていきたいと思いますので、情報お待ちしております。
さて、先回「SUP スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その1)」として以下の情報を発信しました。
- SUP(Standup Paddle)とは
- SUP(Standup Paddle)を始めたきっかけ
- SUP(Standup Paddle)の魅力
- SUP(Standup Paddle)の初心者向けノウハウ
- SUP(Standup Paddle)の中級者向けノウハウ(このページ)
- 参考商品情報
今回は、以下の内容に触れていきます。
■目次
- SUP(Standup Paddle)の中級者向けノウハウ
- 漕ぎ方(中級編)
- 曲がり方(中級編)
- うねりへの対応
- 波乗りへの心がけ
- 波乗りの方法
- 波乗り時の緊急停止方法
- 風の強い時の対応
■SUP(Standup Paddle)の中級者向けノウハウ
■漕ぎ方(中級編)
スクールでよく言われるのが、「ブレード」でしっかり「水を摑む」ことです。
まず足の立ち幅ですが、拳1個半くらいにします。
基本、親指の付け根の内側、内腿を意識します。なので、膝を曲げると膝が触れ合う感じになります。
「ノーズ」の少し手前の位置に「ブレード」を挿し込みます。その時、足首、膝の緊張を解放して曲げます。「ブレード」を「杖」だと思って体重を乗せるように言われます。
そして、その「ブレード」の位置に向けて、足裏でボードを摑んで、「ボード」を押し出す要領を教えてもらいます。が、私は、少しその感覚が掴める時もありますが、まだまだ安定して、その足裏で掴んで押し出すことが無意識にできない状況です。
また、「ボード」の右側に「ブレード」を挿し込む際に、膝足首を曲げると共に左腰を少し外に出すようにすると、しっかり力強く「水を摑む」ことができます。
これを、リズムよく繰り返すことで、スピードが加速していきます。
速度ゼロから加速する場合は、パドルのシャフトを広めに持ってブレードを深く入れて、膝足首を曲げてしっかり漕ぎ、ピッチを早くします。ある程度速度が付いたら、シャフトの幅を狭くして、水を掴んでゆったりと漕ぐと効率よく漕げます。
■曲がり方(中級編)
次に曲がる方法ですが、色々あります。代表的な方法を挙げます。
1)前方に進む通常の漕ぎ方の延長での曲がり方
基本、「ブレード」の面が進行方向と垂直に入り、垂直に漕いでいれば真っすぐ進みます。が、実際には、「ブレード」を差し入れる反対の方向に曲がっていきます。その原理の延長線上のやり方として、「ブレード」の面の向きと水に挿し入れる位置を変えることで、進行方向を調整できます。
「ボード」に近い位置に、「ブレード」を挿し入れ、外側に漕ぐと、「ブレード」側と反対方向に曲がる角度が大きくなります。
2)「ブレード」を挿し入れる側への曲がり方
上記の「止まり方」の要領ですが、方向が変わる程度に「ブレード」を水中に差し入れます。「ブレード」を自分の横から後方の位置に差し入れるようにします。バランスを崩しやすいので、安定した姿勢で行ってください。
3)クロスターン
これはちょっと難しいです。体幹の課題と慣れの課題があります。
「ブレード」を右側で漕いている「パドル」の持ち方で、「ボード」の左側に「ブレード」を挿し入れます。つまり、体を左にねじって、ブレードの挿し入れた位置に、体全体で、ねじって持っていく(「ボード」を回転)方法です。
出来るだけ大きな回転をする場合は、出来るだけ左の後方の遠くに「ブレード」を挿し入れると効果的なので、姿勢を低くして、「シャフト」を握る位置を、「グリップ」に近づけます。
しっかり「水を摑む」(抵抗を感じる)ことで、回転が鋭くなりますが、その分、体幹が必要になります。
180度近く方向転換する時は、「ブレード」を「ボード」の「ノーズ」をまたいで、「ボード」の右側も漕ぎます。
波乗りの直前に、ボードの方向を波の進行方向にその位置で合わせるときに使います。
逆に、少しだけ方向を変えたいときには、この「ブレード」を挿し込む位置を、「ボード」のすぐ左に入れて、少し体をねじってあげればいいです。
初めのうちに曲がる方法と所作が全く違うので、慣れるまでかなり混乱しますが、慣れてしまえば、急激に曲がれるのでこちらの方が便利です。
4)ピボットターン
これは、かなり難しいです。私も、練習しているターンです。
スクールのインストラクターの方は、「『ピボットターン』は、波乗りの方向転換では実際には使わない」と言われています。が、「サーフスタンスのバランスの取り方には役立つ」とも言われています。他の上級者は、「使っている」とも言われるので、その人のスタイルだと思います。
この「ピボットターン」は、両足の位置を従来の「パラレルスタンス」から、「サーフスタンス」に変える必要があります。
「サーフスタンス」は、どちらかの足を後ろに引きます。一気に引くというより2,3回のアクションで引きますが、左右方向のバランスも取る必要があります。バランスが崩れないように、「ブレード」を水中に挿し入れて「杖」のようにバランスを調整すると良いです。
重心が「テール」の方向に寄りますので、「ボード」の「ノーズ」が上がってきます。体が「ボード」に垂直に立っていると、後方に倒れてしまうので、体を前傾させバランスを取ります。
その状態で、「パドル」を漕ぐと、「クロスターン」より回転が一気にできます。「ボード」の水への接地を少なくすることで、水の抵抗を減らせるからですね。回転が終わったら、元の位置に戻ります。非常に「ボード」と「体」のバランスを必要とする高度なターンになります。
最近、指摘されたポイントとして「高い目線」です。他の項目でも書いていますが、目線を高く保つことが重要です。しかも、「クロスターン」や「ピボットターン」でも共通しているのは、自分が曲がりたい向き、つまり、パドルを挿し入れる位置の延長線上の遠くを見る(決してバドルを見ない)ことです。これを徹底すると、頭の位置が重心からぶれずに、ぶれたときも体が自然と補正してくれるため、安定してバランスを取ることができます。
更に、膝、足首を曲げて姿勢を低くし、パドルのシャフトを狭く(30cmくらい)持ち、ブレードを出来るだけ体から離れた位置に、海中に深く入れずに、ちょうどブレードに水が被る程度で、体全体でボードを回す感じにすると、結構安定して回転できるようになってきました。
私も、これらを心がけることで少しずつコツが掴めつつあります。
■うねりへの対応
視線を上げて、視界を広く取ることが重要です。私もなかなかできなく、「パドル」を挿し入れるノーズの位置に視線を落としがちでした。
視線を落としているとt、周りのうねりの状況が的確につかめない状況になります。そのため、常に視線を高くし、どこからどういうサイズのうねり、あるいは波が来ているのかを把握して、そのうねり、波への対処準備をしておく必要があります。
内腿を意識すること、「パドル」の「ブレード」での「水の掴み」で崩れるバランスを支えながらバランスを取って、膝や足首で、うねりや波を吸収していきます。例えで言うと、スキーのコブを滑っている感じです。コブに逆らうのではなくて、コブを体全体で吸収する感覚です。(ちなみに、私はコブが苦手です)
最近ようやくわちゃわちゃした波でもある程度堪えることができるようになってきました。(油断すると落水しますが。。。)私は、身長が183㎝あり体重が軽いので、重心が高く結構揺れに不利です。そのために、膝を曲げて中腰で、イメージ的に腰を、骨盤を視点として、左右にバランスをとる感じです。そして、パドルは常に斜め前にさしておいて、バランスの補助をします。それでもバランスが崩れそうになると、パドルを素早く抜いて、倒れそうな方向の面をパドルで叩いて支えたりします。このパドルで叩く行為、もっと簡単に習得できるようになるかと当初思っていましたが、意外と咄嗟の時にできるようになるまで時間が掛かりました。(2024年6月24日)
■波乗りへの心がけ
波は、深いところから、浅い棚になったところで、起こります。大きな体積でやってきた水が、いきなり浅くなったために波として盛り上がります。
そして、波乗りに適した波は、白く崩れる波で、そこには、波の力が集中しています。その波の力を利用して、サーフィンをします。
その白く力を持っている波には、地形や潮の流れ、気象条件によって変わります。時には、広い面で押し寄せてくる場合や、比較的狭い範囲で来る場合があります。その日の海のコンディション、時間によってのコンディションを確認が必要です。
また、海の上は、風やうねり、潮の流れのため、油断すると自分の位置が分からなくなります。
インストラクターにいつも言われるのが、「自分の位置をいつもで確認できる目印を2か所決めておくことだ」と言われています。例えば、あそこの木がレストランの屋根の右側になっている線上と、あの山のアンテナが、手前のビルの真ん中の線上に自分が居るようにするなどです。
自分の位置が分からなくなると、気づいた時には、沖に流されていたり、自分が戻りたい位置までかなり距離があり、向かい風でそこまで行くために体力が失われるなど危険が伴います。
また、私が利用している逗子海岸は、浅くなっている場所は、岩場でウニがたくさんいるので、浅い場所で落水して、踏みどころが悪いと、ウニが刺さり、完全に針が抜けるまで非常に辛い痛みを伴います。体から針を取り残すと、数週間以上痛み続けます。ですので、波乗りは、覚悟を決めて行う必要があります。
また、「良い波が発生し、進んでいくところを一方通行の高速道路だと思いなさい。」と言われます。途中で、落水して、そこに滞在したり、戻るときに、その高速道路を逆行したりすると、衝突事故が起きたり、波乗りのスタート時点で渋滞が起きたりするので、落水したら早急に、横に逸れるように努力する。波を乗り終わったら、早急に横に逸れて戻ってくることが必要になります。
落水した場合、波に揉まれるので、そう簡単に高速道路から逸れることは難しいのですが、出来るだけ早急にを心がけましょう。(私も周囲に迷惑をいっぱいかけています)
また、大きい力のある波を待つ人が、沖に居る傾向になります。ですので、それより小さい波に乗りたい場合は、高速道路から逸れた路側帯で、上手な人が乗らなかった波が来た時に、さっと高速道路に入れる体勢を取っておく必要があります。このさっと入って、方向転換するもの結構な技術が必要です。
■波乗りの方法
私は、この「波乗りの方法」を語るレベルではないのですが、基本的なところだけ触れます。そして、今後、自分のレベルがアップしたときに、情報更新していしていこうと思います。
波を待つ間、ボードは波の来る方向に向けて常に波の状況を確認し続けます。
良い波(大きく力のある波)は、遠くから何となく黒く前後の波と雰囲気が違うように思えます。この表現で良いのか私も自信が無いですし、どう表現していいかよく分かりません。
その波あるいは乗りたい波が20mくらい手前に来ると、周囲の人たちとアイコンタクトをして自分が行くべきか見送るべきかを判断します。
そこで、もし自分がいける状況だったらアプローチに入ります。高速道路に入って、波の進行方向に向き、後ろを見て波の動きに合わせながらパドル少しづつ加速し、「パラレルスタンス」から「サーフスタンス」に切り替えていきます。そして、「ボード」の「テール」がふっと上がったときに、加速最大にします。
加速最大にするためには、「サーフスタンス」で、後方に体の位置がありますが、「パドル」を出来るだけ前に挿し入れてしっかり深く漕ぐ必要があります。ここで、波のスピードに達しないと、波に置いて行かれてしまいます。
よくやりがちなのが、「パドル」を浅く入れ、回数を増やすことです。これは、実際は、加速がしっかりできないパターンです。
波に乗れれば、後は、「パドル」で漕がなくても、波と共に、進んでいきます。
「波乗り」の時は、「サーフスタンス」のポジションが、前後、左右の自由度が利き、踏ん張り、抑えが利くので好ましいのですが、「パラレルスタンス」でも波乗りはできます。「ボード」上で、真ん中より後ろに重心を移動させ、「ボード」の「ノーズ」を上げるようにします。あまり後ろに重心を持ってき過ぎると、後ろにひっくり返ってしまいます。中腰姿勢で前傾姿勢をしっかり取り、ひっくり返らないように「ボード」を抑え込むようにします。
私は、どちらかというと、「ノーズ」が、突き刺さってしまう傾向があるので、重心を後ろにしていく工夫が必要です。
いきなり立っての「波乗り」は、かなりハードルが高いので、初めのうちは、座った状態で、波乗りの感覚を身に付けると楽しいと思います。
更に慣れてくると、波に乗る時は、座った状態で行い、波に乗り切ったところで、立ち上がるというのもありです。「ボード」は、スピードが出ると安定してくるので、立ちやすくなります。
加速するためのアップス&ダウンや、波上でターンすることはまだまだできませんので、現時点割愛します。
波乗り時の緊急停止方法
波乗りをしていると、自分自身が、ビーチ(浅瀬)に突っ込んだり、崖や岩に突っ込んだり、最悪なのが、他人に突っ込んだりすると、自分のみならず、相手に怪我をさせてしまう。
クルージングは、パドルを海中に入れると大抵止まる。あるいは、自ら海に飛び込んでしまうこともできる。しかし、「波乗り」となると、波の大きさ、強さによっては、パドルを海中に入れても全く止まることができない。また、猛スピードで、衝突の対象物に近づいていく。
上級者になると、ボードの進行方向を変えて、障害物を回避することもできるが、初心者にはほぼできない芸当です。
そのため、この「緊急停止方法」は、もしもの時のために、非常に重要なテクニックになります。
方法は簡単です。
よくサーファーが、沖に向かって波を待つ時に、ボードを跨いで座っているシーンを見たことがあると思います。まさに、あの格好を、緊急停止時にやればいいのです。
波乗り中は立っているので、危険を察知したら、以下の手順。
- さっとしゃがむ。
- 「キャリーハンドル」の横あたり、あるいは、それより後方のレールを両手でしっかり掴む。
- そして、両足を開いて、ボードに座る。
- 可能なら、ノーズを上げるようにする。
あるいは、更に緊急停止の場合は、
- さっとしゃがむ。
- 「キャリーハンドル」の横あたり、あるいは、それより後方のレールを両手でしっかり掴む。
- そして、手を放さずにボードの横に降りる。岩場では、ウニや岩の凸凹で怪我をする可能性があるが、そういった自分の足場より人に迷惑を掛けないことが前提。
この動作をすることで、ブレーキが掛かるので波から抜けられます。あるいは、自分自身は、波に揉まれるかもしれませんが、最悪の事態を回避することはできます。
このとき重要なのは、ボードを放さないことです。リーシュで繋がれているとはいえ、ボードは7mくらいは吹っ飛んでいきます。そのボードが、相手に怪我をさせることもあります。それをしないためにボードを抑えておく必要があります。また、ボードは面積があるので抵抗となって、自分自身のスピードを落としてくれます。
先日この緊急停止方法を学んだ直後に、ビーチブレイクで波乗りをしている際に、子供が進路方向に入ってきた際に、緊急停止を使いました。また、同日、胸サイズの波の乗った際に、非常に高い位置のまま、ビーチまで運ばれた際に、身の危険を感じて、この緊急停止で波から降りました。
非常に重要なテクニックですが、何回かやればコツがわかりますので、危険に遭遇する前に予行練習で試してみてください。
更に、波乗り時のブレーキのかけ方です。中級偏なので、私も教えてもらったばかりで、実際に試したことがありません。
- サーフスタンスの態勢のまま、テール方向に重心を乗せる。
- ノーズを思いっきり上げる。
- 波が、ボードの上を通り過ぎて行きます。
- その結果、波から外れるのでボードは止まります。
■風の強い時の対応[更新2020年9月29日]
一番大事なのは、海上に出るときに、自分がビーチに戻ってくる時間帯をアプリ(Windyなど)できちんと把握しておくことです。
風向きは、天気図で見られる気圧の配置の他に、同じ気圧の原理ですが「海陸風」と言われる「陸は暖まりやすく冷えやすい(比熱が小さい)一方、海は暖まりにくく冷えにくい(比熱が大きい)」の原理から、陸が十分温まると海から陸への「海風」が吹き、夜や朝は、陸が冷えるので陸から海への「陸風」が吹きます。
この原理を把握しておかないと、散々に疲れた後に、帰ろうと思っても、漕いでも漕いでもビーチに辿り着かないという悲惨が状況が待っています。
遭難の多くは、逆風でビーチに戻れないことですので、風向きはきちんと把握して計画的に遊んぶ必要があります。
いざ、強風に出会ったときに指導されるのは以下の通りです。
- 体は、ヨットで言う帆になるので、出来るだけ低い姿勢で風を受けないようにする。つまり、前傾姿勢で、風を受ける面積を減らすことです。あるいは、ボード上に座ってパドルを漕ぐことです。体の姿勢も安定します。
- ボード上で一番不安定なときは、スピードが出ていない、つまり、動いていないときなので、とにかくボードを加速させることを心がける。
- 風上に方向転換する際は、目標の方向の8割くらいまで回転したら、パドルのブレードの向きを、目標の方向に面を合わせながら、加速し最終的に目標の方向に向いているようにする。回転時は不安定なので、向かい風に正面対峙する前に、少しでも加速させておこうという思想です。
- 波を待つときは、基本動いていないので、風が強いとバランスが崩れやすいです。バランスが崩れないように、風に流されないように、パドルを常に海中に差し入れてバランス取りと舵取りをして態勢と位置を保つようにします。
現時点は以上になります。
私も引き続き基礎からしっかり学んで楽しく上達していこうと思います。皆さんも楽しんで上達してください。
先回と最新の
「SUP スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その1)」
『SUP(サップ)スクールで学んだ初心者からの上達ノウハウ(その3)』
も参考にしてください。
SUP(Standup Paddle)スクール日記 ←奮闘ブログへリンク(初回~最新のスクール体験談)
■参考商品情報
尚、贔屓メーカーはありません。参考情報なので適当に選んでいます。
インフレータブルボード(利用時に空気を入れる)の商品例
ハードボードの商品例
バドルの商品例
リーシュコードの商品例
ウェットスーツの商品例
ウォーターヘルメットの商品例(自他のボードや岩などに当たった時の安全策)
サーフハットの商品例(日焼け防止)
マリンシューズの商品例
SUPの本
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